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2005年03月30日

ずくぼんじょ


ずくぼんじょ ずくぼんじょ ずっきんかぶって でてこらさい

zukubonzyo zukubonzyo zukkin-kabbute dete-korasai




四角の綿布をひろげます。布の真ん中をつまみ、歌にあわせて上下します。 「でてこらさい」で布をそっと置き、三角塔(ずくぼんじょ)を作って遊びます。


佐賀のわらべうたです。春になるとあちこちの野原にずくぼんじょ(つくし)が芽吹き始めます。 昨今は、野原につくしが消えてしまいましたが長崎ではまだまだ探せば見られます。 つくし自体は地味な土黄色ですが、遊びではカラフルな綿布でずくぼんじょ畑を作っては 遠目にながめます。次は、かごを持ってずくぼんじょ摘みをして遊びます。(参考資料: 佐賀のわらべうた 音楽の友社)

2005年03月27日

ケンパ ケンパ


ケンパ ケンパ ケンケン パ

ken-pa ken-pa ken ken pa




外遊びです。子どもの足が入る程度のまるい輪を1つ作り、縦上に2つ、次に1つ、2つ、1つ、1つ、2つと作っていきます。 輪を縦長に並べ、ことばの順々どうりにケンは片足とび、パは両足で輪の中を跳んで遊びます。 次に、並んだ輪の中の1つに石を入れると、そこはとばして跳んでいきます。


昔、私がよく遊んだ外遊びです。 道路にチョークなどで輪を書き、ことばに合わせ跳んで遊んでいました。 近ごろは、道路が車で危険な場所になりました。 本来は、屋外で遊ぶ時の『わらべうた』 ですが、広ければ体育館や講堂などの屋内でもおもしろいと思います。 石のなげた場所によっては、ケンケンが続き、片足とびが連続するとかなりの 運動力がいります。年長ぐらいから遊べますが、3、4歳は ケン パ だけの短い歌に したら良いと思います。

2005年03月13日

もぐらうちゃ こんやまで


もぐらうちゃ こんやまで もぐらうちゃ こんやまで こんくらいうってもてぶらにかえすは おんごもて じゃごもて

mogura-utya konya-made mogura-utya konya-made konkurai-utetto-mo tebura-ni-kaesu-ha onngo-mote zyago-mote




「もぐら打ち」の行事をまねるしぐさ遊び。二枚の布を結んだ物や、新聞紙を丸めて藁のバットに見立てて、地面をたたきながらうたう。


南高来郡の有明町に伝わるわらべ歌のご紹介です。 同町にお住まいの松本信子さんに「もぐら打ち」の行事についてお聞きしました。 ここでは、一月十四日の日に、子どもたちが集まり町内の家々を回るそうです。農作物に害を与えるモグラを追い払い、豊作や無病息災などを願います。 訪れる家は、新婚のお嫁さんが初めてお正月を迎えた家。その家の軒下の地面を、バット状にした藁(わら)を振りかざして打っていくそうです。 藁といっても一メートルくらいの竹を藁でまいて縄できびったものです。 たたいて回ると、その家主から子どもたちにお菓子が振る舞われます。もしも、お菓子など何も振る舞ってもらえなかったときは、歌の最後に憎まれ言葉を言うそうです。 「おんごもて」とは鬼の子をもて、「じゃごもて」とは蛇の子をもて、とも言われ、何とも強烈な物言いです。 また、松浦市星鹿地区では、今年も一月六日に正月行事「もぐら打ち」が行われたそうで、ここでは「祝いましょ 祝い餅(もち)くれたなら 末も繁盛 世も繁盛」「どーんとどっさり福の神」などという歌詞で、青竹を藁でくるんだ棒で、玄関先の地面をたたいたそうです。 わらべうたの言葉にはこのような福を呼ぶものや、ドキッとするような言葉を大っぴらにうたう遊びがほかにもたくさんあります。 いずれにせよ、子どもたちにとって、みんなで大声を出して元気にうたうことは、ストレスがなくなり、その上お菓子までもらえる面白い行事なのです。こういう行事は残し伝えたいものです。(長崎新聞 掲載)