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2005年05月31日

ぴーぴー ぐ さ


ぴーぴー ぐ さ ぴーとな れ なら んと あたまを ちょん ぎる ぞ

pii-pii gusa pii-to-nare naran-to atama-wo tyon-giru-zo




カラスノエンドウ(ピーピー草)のさやで笛をつくり、ピーピー吹いて遊ぶ。


このわらべうたは、春の一時の楽しい遊びです。 長崎では、4月下旬から5月中旬までに咲くかわいい豆科のカラスノエンドウでピーピー笛ができます。 ピーピー草のさやの茎のほうを少しちぎります。さやの片方だけさいて中の種子をきれいに取り出し、唇(くちびる)ではさみ、ピーピー鳴らします。 なかなか、吹くのに唇と息の使い方のこつがいりますが、最初はピッ、ピッと短くても力まないで吹くとピィーーーーと長く吹けるようになります。 上手になると、唇に3.4本もはさんで大きな音で吹けたりします。 この草の小さな豆では、ままごと遊びをしたりと春の素朴な遊びです。

あたまさま まいて


あたまさま まいて まつばら こえて めいしゃに よって はないっぽん ぬすんで ほうぼうで しかられて みいみい ないて くちおし ことよ むねんな ことよ しりもせん くせに おへそが わらう

atama-sama maite matubara koete meisya-ni yotte hana-ippn nusun-de hobo-de sikarare-te miimii nai-te kutiosi kotoyo munen-na kotoyo sirimosen kuse-ni oheso-ga warau




頭、顔、からだを順々にさわって遊ぶうたです。 頭様(頭上)まいて、 松原(まゆげ)超えて、 目(目の横)医者に寄って、 花(鼻すじ)一本盗んで、 方々(頬・ほほ)で叱られて、 みいみい(耳たぶ)泣いて、 口(唇)おしことよ、 むねんな(胸)ことよ、 知り(尻)もせんくせに、 おへそ(お腹)が笑う の各フレーズを4回づつ歌いながら触ってあげる。


あかちゃんにしてあげたいとなえ歌です。 まずお母さんとあかちゃんが、しっかり目を合わせましょう。 それから、ゆったりと頭からお腹までをなでてあげましょう。 あかちゃんが途中でいやがったり、気分がすぐれない時はサッとやめましょう。うつろうつろ寝がかった時などは、子守歌がわりにしてあげるのも良いと思います。

2005年05月29日

はなちゃん りんごを


はなちゃん りんごを たべたいの はなちゃん

hana-chan ringo wo tabetaino han-chan




「はなちゃん」で鼻を2回、「りんごを」でほほを2回、「食べたいの」で口びる2回、「の」でひたいを一回、 最後の「はなちゃん」でまた鼻を2回


かわいい顔遊びです。あかちゃんにしてあげる時は、声かけしてからはじめましょう。 あかちゃんと目を合せてからゆっくりやさしく、軽くちょんちょんと顔をさわりながらうたいます。 「の」の所でおでこに1かいだけさわるリズムがおもしろく、「はなちゃん」ところを名前にかえても いいと思います。

2005年05月18日

イギリスイギリス


1・イギリス イギリス イギリス 2・日本 日本 イギリス 日本 3・上海 上海 イギリス 日本 上海 4・横浜 横浜 イギリス 日本 上海 横浜 5・五島 五島 イギリス 日本 上海 横浜 五島 6・武蔵 武蔵 イギリス 日本 上海 横浜 五島 武蔵 7・名古屋 名古屋 イギリス 日本 上海 横浜 五島 武蔵 名古屋 8・八幡 八幡 イギリス 日本 上海 横浜 五島 武蔵 名古屋 八幡 9・九州 九州 イギリス 日本 上海 横浜 五島 武蔵 名古屋 八幡 九州 10・東京 東京 イギリス 日本 上海 横浜 五島 武蔵 名古屋 八幡 九州 東京

1. igirisu igirisu igirisu 2. niipon niipon igirisu niipon 3. syanhai syanhai igirisu niipon syanhai 4. yokohama yokohama igirisu niipon syanhai yokohama 5. goto goto igirisu niipon syanhai yokohama goto 6. musasi musasi igirisu niipon syanhai yokohama goto musasi 7. nagoya nagoya igirisu niipon syanhai yokohama goto musasi nagoya 8. yahata yahata igirisu niipon syanhai yokohama goto musasi nagoya yahata 9. kyusyu kyusyu igirisu niipon syanhai yokohama goto musasi nagoya yahata kyusyu 10. tokyo tokyo igirisu niipon syanhai yokohama goto musasi nagoya yahata kyusyutokyo




1から10の数の地名を歌いながらまりをつき、歌詞の最後の言葉(イギリスのス)でまりを足掛けしたり、片腕に片足を掛けたまままりをついたりして遊ぶ。途中で失敗したら交代する。


昭和にはやったまりつき歌のご紹介です。この歌は主に女の子の遊びで、数に合わせて一番のイギリスから十番の東京までの地名を反復しながらまりをついていきます。 私は、この歌で小学生のころゴムまり遊びをしました。最後の東京までいくのは、なかなか難しかったものでした。 当時の女の子の服装は、まりつきに欠かせないプリーツスカート。最後にまりを股(また)の間にくぐらせて後ろのスカートで丸め込むのに、ちょうどよかった思いがあります。 長崎でも冬にはつららが下がり、スカートにタイツ姿。ズボン姿やカイロはなく、しもやけをつくりながら遊んでいました。 歌詞に、一つだけ地名でない戦艦武蔵の武蔵が入っているのは、戦後の名残でしょうか。八幡といえば、当時は八幡製鉄所が大きな会社として子ども心に印象深くあります。 わらべうたは、子どもたちがその時代背景や、風土に影響を受けて語呂の良いリズムや音に合わせて遊んで伝承してきたものです。ですので、大人がまず意味を考えてしまう思考のパターンを取るのではなく、直感的な言葉で自由自在に遊んでいきます。 この歌は、戦後の混沌(こんとん)とした時代が安定してきて、日本中が東京オリンピック(昭和三十九年)を目指し急成長の渦の中だったような気がします。歌が時代を背負っていたというのでしょうか。(長崎新聞 掲載)