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2005年07月31日

しろきやの おこまさんを


しろきやの おこまさんを てぶねにのせて ゆりがながるる このはがしずむ ごんち ごんちょ ごんちょな

sirokiya-no okomasan-wo tebune-ni nose-te yuri-ga nagaruru konoha-ga sizumu gonti gontyo gontyona




あかちゃんなどに、布、人形 などをゆっくりふりながら歌って聴かせる。


この歌は、あかちゃんや1、2歳の子どもの手をとってゆすりながら、ゆったりとうたってあげましょう。 私は、チャイムなどの優しい音を聴かせながら歌っています。 「手舟に」とか、「ごんち、ごんちょ、ごんちょな」の言葉からしても、ゆられる子守歌のような感じがします。 「白木屋の、、」とは、背景に文楽の『恋娘昔八丈』の影響を受けた歌かもしれません。

2005年07月18日

おじいさん おばあさん


おじいさん おばあさん なにくって かがんだ えびくって かがんだ

oziisan obaasan nani-kutte kagan-da ebi-kutte kagan-da




2歳位から、杖(つえ)をつきながら親子でいっしょにうたい歩き始めます。2、3回うたったら後続の親子に杖を渡し、しっぽにつきます。 4、5歳になったら、杖をつくおじいさんの役を一人決め、数人の子が外輪になり杖がくるのをうたいながら待ちます。 つえは好きな子に杖を渡していきます。役交代と場所とりのルール遊びです。


この遊びは、杖をつくしぐさを交代してリレーする面白さがあります。 歌が途切れないように、すばやく杖を渡せるように なること。 渡し終えたら、その場所にいて次の杖が来るまでわくわくしながら待つこと。 次に みんなで、言葉をかえて「えび」を「きゅうり」「なずび」「バナナ」などに替え歌していきましょう。 言葉や杖が、変わっていきながらでも 遊びが歌といっしょに流れていくような感じがつかめると楽しくなります。

2005年07月11日

羅漢(らかん)さんがそろたら


らかんさんが そろたら そろそろ まわそじゃ ないかいな ヨイヤサノ ヨイヤサ ヨイヤサノ ヨイヤサ …

rakansan-ga sorotara sorosoro mawasozya naikaina yoiyasa-no yoiyasa yoiyasa-no yoiyasa ・・・・・




数人で丸くなって座る。おのおの自分のしぐさを決め、「ヨイヤサ」の掛け声に合わせ、まず自分のしぐさをして、次に右隣の人がするしぐさをまね、次々と回していく。 そうやって何回回るか競う。


五島のわらべ歌のご紹介です。「らかん」とは阿羅漢、仏教で最高の修行者のこと。 佐々町立図書館の末永嘉代子館長に教えてもらった「しぐさ回し」遊びは、地域の集まりのときなどに遊んでいたそうです。 館長は、高校生の遠足のときに、クラスのみんなと五社神社でワイワイ笑いながら遊んだ楽しい光景が思い出されると言われました。 この遊びは、子どもから大人まで楽しめ、人数が多いほど難しくなりますが、リズミカルになり面白くなっていきます。 しかし、最初コツが分からないうちはしぐさが途切れて、一回も回すことができないでしょう。 人は最初におのおののしぐさを頭で覚えてしまおうとしがちです。これが失敗のもと。しぐさを覚えるのではなく、ただ隣の子のしぐさを流していけば、スムーズに回りだします。 そうなるとスピードも速くなり、全員が「ヨイヤサ」の掛け声で一体となります。まさに、神輿(みこし)を担ぐような感じです。 わらべうたは、あかちゃんへの語りかけ歌や顔遊びに始まります。 一人遊びから段々に遊び仲間が増え、手をつなぎ、声を合わせ歩いたり、追いかけっこしたりなど、人と人の触れ合いで遊びが広がっていくのです。 子どもがコミュニケーションをはぐくむのに欠かせない遊びだと思います。 (長崎新聞 掲載)