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2006年10月29日

はなさかん ひーらいた


はなさかん  ひ−らいた  はさみで  ちょんぎりと えっさか さっさ

hanasakan hiiraira hasami-de tyongiri-to essaka sassa




しぐさ遊びです。ジャンケンをはじめて教えるときの遊び。 「花さかん」でこぶしをふりかざし、「ひーらいた」でパアを出し、「はさみで」でまたこぶしをふり 「ちょんぎりと」でチョキを出す。 そして「えっさか」でまたこぶしをふりかざして「さっさ」 でふりおろしたときにジャンケンになる。


”あっかとばい”では、一連のしぐさをした後にジャンケン遊びにしています。  岩手県の遠野市の阿部ヤエさんが伝えられているわらべ歌です。  昔、遠野では昼はわらべうた、夜は昔話で子育てしたそうです。  「花さかん」にまつわる早池峰山の昔話は、その中にある昔の人の知恵が色濃く出ている話だと思います。 長崎にいる子ども達には、昔話を通してその土地の風土や言い伝えを知ることは面白いことで、 遠い東北のわらべうたは新鮮です。      (参考資料:「わらべうた」で子育て 応用編  福音館書店)

2006年10月25日

みんないそいで


みんな いそいで ふたりずれ のこりはおによ 1、2、3

minna isoi-de futarizure nokori-ha oniyo 1、2、3




しぐさ遊びです。 たくさんの人が、歌いながらうでをふりランダムに歩きます。  1、2、3 で近くの人と素早く二人組になって手合わせを3回します。


この遊びは、知らない人が大勢集まった時に楽しい遊びです。  最初は、太鼓とか拍子木でゆっくりしたテンポで歩くリズムをつくります。  1、2、3 でお互いの目を合わせて合わせをしましょう。  テンポを上げる、同じ人と手合わせしないで、などのバージョンアップも面白いです。

2006年10月15日

せんしゅ(千首)かんのんさん


せんしゅ  かんのんさん  おやどはどこだ  おやどはここだ

sensyu kannonsan oyado-ha-dokoda oyado-ha-kokoda




しぐさ遊びです。布をふりながらうたって聞かせる。他に子どものうでをとり、片手ずつ上腕から手首までなでながら歌います。


わらべうたには、このうたのように「千首観音さん」や「千ぞや万ぞ」など、たくさんの数が ついた歌があり、そのものを見たりしていなくても想像はふくらみます。   わからない言葉だけど、見たことは無い物。それを、あれやこれや想像することは大切です。   それに、子どもは「おなべふ」や「おやゆびねむれ」などの腕や手遊びが好きです。 ”あっかとばい”ではふれあい遊びにしています。  自分の指が歌につれて変わって行くのが面白いのと、じかににぎられる人温、人肌のふれあいに気持ちが落ち着くようです。                   (参考資料:わらべうたであそぼう 明治図書)

2006年10月06日

おつきさま えらいの 


おつきさま えらいの かがみのように なったり くしのように なったり  はる、なつ、あき、ふゆ にほんじゅうを てらす 

otukisama erai-no kagami-no youni naatari kusi-no youni naatari haru natu aki fuyu nihonzyu-wo terasu




聴かせるわらべうたです。お月様を見あげるようにゆったりと歌います。


お月様を歌うわらべうたは各地にたくさんあります。昔から、日本人はお月様をよく愛でて、楽しむ民族なのでしょう。 今年の長崎の中秋の名月は、雲に隠れず美しく見えました。 この日にちかくなると”あっかとばい”ではお月様のうたを歌ったり遊んだりします。 中秋とは、旧暦(太陰暦)で、春夏秋冬を三ヶ月ごとに区切り、それぞれの月の最初を初、真ん中を中、最後を晩とつけて言い表したので、秋(七、八、九月)の中月で八月十五日のことです。 西暦では2006年10月6日。 よく聞く初夏や晩秋などの言葉はここからきています。            (参考資料:わらべうたであそぼう 明治図書)

2006年10月01日

たばこ1本


たばこいっぽん おとした ひろた ひろた かやせ かやせ いやよ いやよ かやさないと うしろのこを とるぞ とるなら とってみろ

tabako 1ppon otosita hirota hirota kayase kayase iyayo iyayo kayasa naito usiro-no ko-wo toruzo torunara tottemiro




子とろう遊びです。鬼が親子と問答しながら最後に後ろの子を取ります。 まず鬼が、1本指をふりながら「 たばこ〜おとした」、親子が手を打ちながら「ひろた ひろた」と順々に歌います。   最後に親が「とってみろ」の「ろ」で両手をひろげ、子は親につながります。 鬼は最後尾の子をとろうとして 親はそれを防ごうとします。


これは長崎のわらべうたです。 古くからタバコ産地である長崎ならではの歌ではないでしょうか。 子とろう遊びは動きが大きいので、小学生くらいからの遊びです。 親が必死になって鬼から子を守り 子らは家族が切れないようがんばって右往左往します。このような外遊びは、コンクリートや室内ではなく 土の上で遊びたいものです。    (参考資料: 佐賀 長崎のわらべ歌 柳原書店)