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2007年05月31日

なーまんじょ なーまんじょ No.101 


なーまんじょ なーまんじょ ひーげのなーがい なーまんじょ なーまんじょ なーまんじょ

naamanzyo naamanzyo hi-ge-no-na-gai naamanzyo naamanzyo naamanzyo




しぐさ遊びです。顔にひげを描くようにしぐさをしなが歌う。


長崎の諫早市のわらべうたです。なあーんじょとは、鯰(なまず)のことです。 諫早にお住まいの藤山俊子さんに伝承して頂いた歌です。 藤山さんのお父さんが、お孫さんの顔に何かひげのような汚れが付いていたり、ひげに特徴のある人がいたりすると からかい気味にに歌ってあげていたそうです。 このようにわらべうたは、おじいちゃん、おばあちゃんが子どもを飛び抜いて孫に伝えていることは、ままあることです。 残念ですが、最近は核家族が進んでおじいちゃん達との交流が少なくなり歌は伝承されにくくなっています。 あかちゃんから幼児まで幅広く、顔に優しくひげを描くしぐさをしながら歌ってあげましょう。                   (諫早市 2007年3月7日取材)

2007年05月26日

おうちの女中さん No.100


1.おうちの じょちゅうさんは おしゃれで こまります こまります 2.だいどこ そうじに  なみだを ポーロポロ  ポーロポロ 3.おとした なみだを たもとで ぬぐいましょ ぬぐいましょ 4.ぬぐった たもとを たらいで ごーしごし ごーしごし 5.あらった たもとを しっかり しぼりましょ しぼりましょ 6.しぼった たもとを おさおに ほーしましょ ほーしましょ 7.ほーした たもとを たたみで たたみましょ たたみましょ 8.たたんだ たもとを タンスに しまいましょ しまいましょ 9.しまった たもとを ネズミが ガーリガリ ガーリガリ 10.かじった たもとを ボロやに うーりましょ うーりましょ 11.うーった おかねで おそばを つーるつる つーるつる

1.outi-no zyotyu-san-ha osyare-de komarimasu komarimasu 2.daidoko souzi-ni namida-wo pooro-poro pooro-poro 3.otosita namida-wo tamoto-de nuguimasyo nuguimasyo 4.mugutta tamoto-wo tarai-de goosi-gosi goosi-gosi 5.aratta tamoto-wo sikkari siborimasyo siborimasyo 6.sibotta tamoto-wo osawo-ni hosimasyo hosimasyo 7.hoosita tamoto-wo tatamide tatamimasyo tatamimasyo 8.tatanda tamoto-wo tannsu-ni simaimasyo simaimasy 9.simatta tanoto-wo nezumi-ga gaarigari gaarigari 10.gazitta tamoto-wo boroya-ni uurimasyo uurimasyo 11.uutta okane-de osoba-wo tuuruturu tuuruturu




しぐさ遊びです。 二人手をつなぎ、真向かいに座ります。  手をつなぎ腕を真ん中から外側へと2回開閉した後に、1〜11までのしぐさをします。  1.頬に両手を添える。 2.涙が頬を落ちる。3.涙をたもとでふく。4.洗濯する。5.たもとをしぼる。 6.竿に干す。7.畳でたたむ。8.タンスにしまう。9.ネズミがかじる。10.売る。11.お蕎麦を食べる。


長崎の佐々町の池田長子さんに伝承して頂いた歌です。(2004.4.5) 今となっては、女中さんという言葉もなくなってしまいました。 昔、よその家に雇われて住み込みで家事の手伝いなどをする女の人です。 現在は「お手伝いさん」とか「ハウスキーパー」でしょうか。 たもととは、着物の袖のことです。  長崎にもボロ屋さんが半世紀前までいて、庶民はリヤカー(手押しの鉄パイプでできた二輪の荷車)の古物を 買っていたのです。 池田さんは、何でもお古のものしか使ったことはなく、物が無い時代だったそうです。 物が無い時代のほうが人は、物を大切に使うことやがまんすること、工夫することができて賢かったのかもしれません。 それに比べ、最近は物であふれています。 多すぎることは人間を豊かにする事とはちがうと思います。 この歌は11番まで物語のように長くふりがついていますので、親子で目を合わせ、手をつないでゆったりと遊ぶようにしましょう。              (北松浦郡佐々町2004.4.5&2007.4.11取材)

2007年05月14日

やまかじやけろ No.99 


やまかじやけろ もしきはもえろ こじきはあたれ かーらすからす かんざぶろー おまえのうちが やけるぞー はーやくいって みずかけろ

yamakazi yakero mosiki-ha-moero koziki-ha-atare  karasu karasu omae-no-uti-ga  yakeruzoo hayaku-itte mizu-kakero




夕焼け空を見て歌う。 又は、からすのぬいぐるみを手に持ち歌う。


静岡の御殿場地方のわらべうたです。子どもらが夕暮れ、西の空が真っ赤に夕焼けているのを見て、 手を打ち囃しながら歌ったものだそうです。 日本人は夕焼け、お月様 おてんとさん 、風 雪 雨など天気気象に かかわる自然を歌ったわらべうたを沢山持っています。 これは、四季もはっきりしていて、それぞれの地方の季節の移り変わりを 敏感に捉える子どもの豊かな感性が歌をつくったのでしょう。 もしきとは薪のこと。勘三郎とはカラスのことです。この夕焼けの映像は沖縄の残波岬です。                                                (参考資料:わらべうた 岩波書店)