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2007年08月29日

ひっちょこ はちょこ No.110


ひっちょこ はっちょこ はちのすけ はちゃあ やめえ すばかけげ すば かけじん よめごみげ よめごは どげんどげん しおらんな べんつけ かねつけ しおらいたざい

hittyoko hattyoko hatinosuke hatya yame-e su-ba-kakege su-ba kakezin yomego-mige yomego-ha dogen-dogen sioranna bentuke kanetuke sitoraita-zai




子守歌です。あかちゃんをゆっくり、ゆすりながら歌う。


長崎の波佐見町、渡辺さんから伝承して頂いた歌です。 渡辺さんのおばあさんから教えてもらった 『山に巣を作りに行った蜂の助は、 巣は作らず、結婚式で花嫁さんが奇麗になる様子を見ましたよ。』という歌だそうです。 歌詞の中にある「べん」とは口紅のこと、「かね」とはお歯黒のことだそうです。渡辺さんは、昔、お歯黒用の金属の入った 液壷にフシ(五倍子)を混ぜるため、山に取りに行っていたそうです。 お歯黒とは、昔、既婚した女性がする習慣で今では考えられない のですが、つい最近までお歯黒をされていたおばあさんがいらしたのは驚きです。 「ひっちょこ はっちょこ はちのすけ」で始まる類歌がたくさんありますが、この子守歌には情景が見える美しい歌だと思います。 ゆったりと歌ってあげましょう。           (東彼杵郡波佐見町2007.2.9取材)

2007年08月19日

ひやふうやの No.109 


ひやふうやの やまみちを とうってあるくは はなこさん やまのどては くずれた あかおにさんびき にげだした はやくにげろや はなこさん

hiya-uya-no yamamiti-wo toot-te aruku-ha hanakosan yamona-no dote-ha kuzuteta akaoni-sanbiki nigedasita hayaku nigeroya hanakosan




門くぐり遊びです。Aの遊び:鬼決めで門役二人を決めます。門役は、内緒で二つの対照的な言葉を決めておきます。 他は全員、二人組になり門を通ります。最後の「はなこさん!」で閉まった門につかまったら、二人組は、離れた場所で べつべつに決めた二つの言葉のどちらかを選び、門役の肩に振り分けられつながっていきます。 最後の二人組は、門前でみんながどちらかを聞き、門役は急いでふりわけた自分の列を数え多かった方が勝ちです。


”あっかとばい”では、ルールがたくさんある門くぐり遊びですので(A の遊び)、を少しちがえて遊んでいます。 Bの遊び:門くぐりをして行き、捕まった二人組が門を長くして行く遊びです。 門が長くトンネル状になるので、 すり抜けるスピード感が増して行き、そこが面白いと思います。 時間が限られている場合とか、ばらばらの年齢で遊ぶ時はこちらにします。 一方、Aの遊び:は門につかまるまでの間、どんな言葉を門役が選んだのか 二人組はわくわくして想像します。 二人組が言葉を選ぶのに時間がかかりますのでその間も みんなはそれに注目します。 言葉を想像し、選び振り分けられる面白さがこちらにはあります。                (参考資料:わらべうたであそぼう 明治図書)

2007年08月08日

ことこと けんかして No.108


ことこと けんかして くすりやさんが とめた なかなか とまらん ひとたちゃ わらう おやたちゃ しんぱいしんぱい

ko-to-ko-to kenka-site kusuriyasan-ga tometa naka-naka tomaran hitotatya warau oyatatya sinpai-sinpai




指遊びです。両手を抱き合わせにする。「こと〜けんかして」で小指を4回合わせる。順次「くすり〜とめた」で薬指、 「なか〜とまらん」で中指、「ひと〜わらう」で人差し指、「おや〜しんぱい」で親指を各4回づつ合わせる。


長崎の波佐見町の太田さんから伝承して頂いた歌です。 節はなく唱えだけのシンプルな指遊びです。 他に類歌で 節があったり最後の言葉がしんぱいでなく、おこったといって角を出すしぐさのもあるようです。 私は、「しんぱい、しんぱい」で最後に親指をぐるぐる回すしぐさが、ほほえましい家族のようで好きです。 まだ両手を抱き合わせたりできない、あかちゃんや幼い子にはお母さんが片手づつ唱えながら指先を軽く つまんであげましょう。 (東彼杵郡波佐見町2007.2.9取材)