わらべうたとゆかいな日々
わらべうた 長崎のこと スモーク(くん製)

うた

ニッポン サンケイ シナカラ ゴケジョ イタリア シベリア  ドドイツ ドン



ジャンケンあそびです。

日本は指2本を出し、さんけいは3本、支那からは4本、後家女は5本
イタリアは頬をつねり、シベリアは頬をなで、どどいつで脇を両腕で
2回打ち最後のドンでジャンケンを出す。

きろく

長崎の歴史文化協会の川崎先生に教えて頂きました。

たいそう威勢のいいジャンケンうたです。
痛いからイタリア、すべってシベリアとは言葉をうまく言い当ていて
子ども達は大好きです。

支那とかイタリアとかシベリアなどの言葉は、オランダと同様に長崎が
いろんな文化を伝え持っているからだと思います。
長崎ではこんなうたを「チャンポンのごたる」と言うのではないでしょうか。

チャンポンとは、チャンポン玉に野菜、肉、カマボコ、海鮮類の具が
たくさん入ったにぎやかな食べ物(中国風スープのソバのようなもの)です。
(2005年11月21日長崎の歴史文化協会にて取材)

うた

じょうりげんじょ げんじょ どどんま どんま 
あしのひら しょうぶに さいたか さかぬか まださき そもない どーどー 
ぶつぶつ てにとって みれば ひどろか まどろか じょんじょの じょ




聴かせるわらべうたです。
布をふりながらや、人形を使ってうたう。

きろく

このうたは、きわめて古くから歌われことばの意味は殆ど不明だそうです。

もともとは、鬼きめ、ぞうりかぞえに使われていたそうですが、”あっかとばい”では
ひざのせうたにしたり、人形を使ってうたっています。

大人は、意味不明のことばに違和感を持ちますが、子どもはすっぽり全部を取り込みます。
リズムにのった、なぞなぞことばのおもちゃかもしれません。
(参考資料:わらべうたであそぼう 明治図書)


うた

オモヤノ モチツキ インキョノ モチツキ イットツイテ ニトツイテ テニツキ アシニツキ イヤ ポーン ポン



あそびかた

しぐさあそびです。二人組で向かい合い手をとります。

「母屋の・・・・二斗ついて」まではお互い相手の手のひらと 自分の手のひらを片手で餅をつくように交互につきます。

「手につき」で両手拍子と相手の手を一回づつ、 「足につき」で両手拍子と自分のひざを一回づつうちます。 「 イヤ・・・」で相手と両手をつなぎ、軽く上下にふります。

きろく

せっせっせあそびと同類のあそびです。 幼い子は、せっせっせが良くわからないので子どもの手を取って お互い親子の同士であそんだ方が良いでしょう。

昔、私の住んでいた長崎の出島では師走になると近くの酒屋さんに 餅つき職人がまわって来るので明け方からあんこを持って行っていました。 鏡餅や、あんこ餅を丸めていました。うれしいくたのしい思い出です。

今は、一斗とか二斗とかあまり聞かれなくなりましたが、 ちなみに、一合(ごう)約150g 、一升(しょう) 約1.5kg(一合の10倍) 一斗(と) 約15kg(一升の10倍)、一俵(ひょう・ぴょう)60kg(一斗の4倍) 一石(こく)150kg(一斗の10倍)です。

(参考資料: 目あそび 手あそび 足あそび 草土文化)


うた

ばんの  べには  おおひの  もと  あさの  べにに  かわわたり  すんな



聴かせるわらべうたです。
布をゆっくりふりながらうたう。

きろく

昔から私たちは、夕暮れ、お月様、山、海、川などが大好きで、その自然から
先祖の言い伝えとか、知恵を聞き、体の感覚を研ぎすまして暮らしていました。

昔の人の知恵で、『夕がたに紅の時は、明日は天気でしょう、でも朝に紅の時は
天気に気をつけて川は渡らないように。』ということでしょうか。

最近は正確な情報が瞬時に得られる半面、残念ながら体感覚は鈍ってきました。
景色を子どもと一緒に見ながらうたって昔の知恵を話してあげましょう。
(参考資料:わらべうたであそぼう 明治図書)