わらべうたとゆかいな日々
わらべうた 長崎のこと スモーク(くん製)

「江戸時代ー長崎出島のクリスマス会」の晩餐会は、送り三味線で締めくくられました。

三味線、和太鼓、コンチキ(鉦・かね)のお囃子に唄いが流れ、なんとも粋なのですよ。
盃にお酒をつがれググ〜っと頂いて、一人ずつ送り三味線の風にのって帰れるって。

長崎の送り三味線 from yamada yukari on Vimeo.


本当に贅沢な締めくくりですよ。芸妓さん、地方さんお囃子の余韻がたまらない・・・・・。

この晩餐会に出なければ、江戸時代の出島のオランダ人の暮らしが解らなかったなぁ。
何を食べていたの? どんなものを聴いて、何を見ていたの?

タイムスリップした晩餐会は楽しく美味しいだけでなくて、江戸時代のカピタンや殿様と
同じ空間に居るありがたさ、出島への望想がじわ〜と身に染みわたって幸いでしたよ。

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「冬至を祝う晩餐会」という名に密かに変えてクリスマスを祝っていたオランダ人や隠れ
キリシタンのいた時代は終わりました。
一度変わってしまったら、人々は昔のことをみごとに忘れますね。

今は、商業市場のきらびやかで明るいクリスマスが当たり前。
プレゼント合戦、イベント、バーティーが連日続き街は車や人でごった返しです。