わらべうたとゆかいな日々
わらべうた 長崎のこと スモーク(くん製)


うた

じごくごくらく えんまさんのまえで このこがいちばんよいむすめ ぎんのふねうかべて あそびましょ

じごくごくらく えんまさんのまえで このこがいちばんわるむすめ ひのやまとんで あそびなさい

じごくごくらく えんまさんのまえで このこがいちばんわるむすめ はりのやまとんで あそびなさい



あそびかた

ふりわけあそびです。
1)5歳〜小学生対象 ふたりで両手つないだ中に、ひとりの子どもをはさみます。 中の子は両手を上げて左右にゆらされながら、「あそびましょ」で片方の外へ送り出されます。

2)2歳〜4歳対象 じごくごくらくNo.64をご覧ください。

3)あかちゃん対象 抱っこしたり、針や火に見立てたものを飛びはねさせます。

きろく

五島の岐宿のわらべうたです。
今回は、あかちゃんのあそびを3)あっぷしました。 年長さんや小学生は1)のあそびかたがおもしろいでしょう。

うたが何ともおっかないのですが、今の子どもには、地獄、極楽、えんまさま、火の山、針の山という ことばが新鮮かもしれません。

銀の舟はやさしく、火の山、針の山はメリハリをつけて強くうたって振り出してみましょう。  No.214
(参考資料: 佐賀長崎のわらべ歌 柳原書店)



2015年6月7日のワークショップのようすです。前月はここ

0歳児親子のイベントが保育園であるそうなので、その先生の希望で「うまはとしとし」「おちょず」「ひふてんぼ」をしました。

季節のわらべうたは、七夕にあわせて「たなばたの」や「ほたるこい」など。

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大村から新しい方が参加されて、新風が吹いています。「ほたるこい」のカノンをしたりで楽しかったそうです。何よりでした。

さぁ7月は、ノースカロライナから、毎年里帰りされるTさん親子とわらべうたができるでしょうか?

Tさ〜ん待っていますよ。来月は7月26日(日)の予定です。



2015年4月26日のワークショップのようすです。

ちょうど、ピーピー草の季節になりました。豆をきれいに取り除くとピーピー草の笛になります。

ピーピー草を吹くわらべうたがあります。動画はここです。

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豆を割いて、笛にするのはコツがいるけれど、ピーピーと音がでるとうれしいですよ。

はやいもので、動画のS君はもう高校生ですよ。

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女の子はちっこい豆をオママゴトにしたりしますが、自然のものであそぶことも少なくなりました。

春の楽しいあそびです。ぜひうたって吹いてください。



2015年3月のワークショップのようすです。

春が待ち遠しい3月。元気に体を動かすわらべうたをしました。

「もがんこ」「あっちはてっち」→「よくかくれろ」→「うさぎさんの」「わたしょ」「アッパッパ}

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前回から、わるいねずみのタイミングがいまいち戸惑います。

そこで、ねずみが「いるならとってみろ」の「ろ」のタイミングで二人組の後ろ→前の肩に手を置くことにしました。

細かいけれど、実際あそんでみないとスムーズな動きができません。

次回は4月26日(日)の予定です。



南島原市の有家であった五の蔵めぐりです。

壱の蔵は、大正6年に創業した酒蔵「吉田屋」で「はねぎ搾り」で有名です。蔵に入ったら大きい柱がドド〜ンと横一文字に天井から吊るされている。

これで、大きい長四角枠の中に敷き並べられた数百袋のもろみを、じわ〜っと押して搾るそうです。

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蔵で説明を聞いていたら、あらぁ〜という話が出てきたのです。

この蔵は、明治21年からたばこ「八千代」を製造販売→39年たばこが政府の専売公社になり廃業→有家銀行→後の十八銀行に統合→大正6年(1917年)から酒造り90年の「吉田屋」だそう。

島原に「タバコ1本」のわらべうたがあるのですが、この蔵でたばこ製造販売していた時代があったんですね。ふむふむと納得。



風土から生まれた「タバコ1本」の背景も解ってよかったです。

吉田屋の伝統と歴史、当時の写真もおもしろいです。



日常、お茶を急須で入れる家庭は少なくなりました。

2Lのペットボトルをドンと置いてお茶を飲んでいる子どもが多くなり、ちょっぴり侘しいです。

お茶をそそぐ、はこぶ、飲んでいただく・・大切な人にゆっくり、美味しいお茶をいれてあげるしぐさは落ち着きをもたらします。

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生活の中にあるままごとあそびは、大人のしぐさの疑似体験。本来、茶道は奥が深いけれど、あそびは緑茶をかんたんに入れるようにしました。

緑茶の葉の色、香り、味をおもしろがって、子どもたちは「抹茶パフェのごたる!!」の声もでましたよ。

もともと、「たなわたし」長崎のハンカチ落としであそんだものらしい。

このように、静かにわたすあそびもおもしろいです。



2015年には入り、18日のワークショップのようすです。

1月は冬がテーマ。もがんこ=筑後方言で、長崎ではめったに見られなくなりましたが氷柱のことです。

しもやけの痛痒さは昔のことになり、子どもは手袋もつけていませんが、まだまだポカポカ陽なたに出たい冬日が続きます。

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1)もぐらうちゃ
2)あっちはてっち
3)もがんこもがんこ
4)よくかくれろしろねずみ
5)ピーチクチャー
6)うさぎさんのお耳は
7)アッパッパ

前に、山形のTさんから問い合わせが来ていて、ネコとネズミをひっくり返すぬいぐるみにピッタリのわらべうたは何?という質問でした。

それは、「よくかくれろ」がピッタリなので、動画を撮りました。後日アップしますね。

前回はここ。次回は2月15日の予定です。



12月21日のわらべうたワークショップの様子。前回34回はここです。

島原からの先生は、汽車の混みようが半端無かったそう。師走ですね。

クリスマス、お正月のうたをの他にメインの「わるいねずみはいないか」。追いかけっこが楽しくて大笑いしました。

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1)オデコサンヲ
2)おもやのもちつき
3)オユキガトオレバ
4)わるいねずみはいないか
5)ぎんのそり
6)しょうがつさん しょうがつさん
7)よいとしが
8)ねむれ ねむれ

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9)盲導犬の絵本「ベルナも保育園にいくよ」「にほんごであそぼ」

2冊ともM先生が紹介して下さいました。

次回は、1月18日(日)の予定です。



11月9日(10月12日の延期分)のワークショップです。

子どもがいないワークショップは拍子抜けの感じがしました。

大人ばかりの「十月よ」でちょっぴりさびしい。今年の亥の日は、11月24日でまだまだ先なのですよ。

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プログラム
1)ハナチャン(顔あそび)
2)たばこ1本(子とろうあそび・長崎)
3)十月よ 十月よ(亥の子まつり)
4)やんばらのふねが(舟こぎ・沖縄)
5)冬だよ冬だよ(季節のうた)
6)正月さん(歳時記)
7)ねむれ ねむれ(こもりうた)

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8)盲導犬の絵本「ベルナのおねえさんきねんび」は、シリーズで読んでみることになりました。

最後の茶話会は、イチジクのコンポート、生姜糖、ミカンの差し入れがあって和気あいあいで楽しかったです。

前回はここ。次回は12月21日(日)の予定です。



2年間の研修のリハーサルに入りました。発表は、2015年2月22日。

10月は、4つの大きな柱のタイムスケジュールを組みました。

スケジュール
1)はじまり→「なかなかほい」を年齢別に紹介(7分)
2)グループ別発表(10分)→長崎のわらべうた→ふれあい→からだを動かす→礼儀であそぶ(各2分半)
3)わらべうたの意義(2分)
4)おわり→「「ともさん ともさん」(1分)

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先生方は、日頃の忙しい保育の中、月1回ずつ集まり努力されました。

保育に楽しいことが活かされ、わらべうたを好きになって頂けたようです。嬉しいことです。

みんなで顔を上げ、元気に「ともさん」で最後を飾ります。



島原の春陽保育園 3・4・5歳の親子が芝生公園であそびました。

晴天にめぐまれた10月の屋外わらべうたです。

「十月よ、十月よ」「たばこ1本」などの長崎のわらべうたです。

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子とろうあそびの「たばこ1本」では、鬼役のお父さんが前に立ちはだかります。

先頭の親役の子は、両手を広げうしろの子どもを鬼から守ります。

みんなワーワーいいながら、シッポの子どもをとられないよう逃げまわる。

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「十月よ、十月よ」は、亥の子のお祭りのうた。収穫、無病息災、子だくさんを願います。

持ち上げるのは、丸太を切って縄を付け、親子でひけるように新しく園で用意されたものですよ。

今年の亥の日は11月24日。親子でうたいながら引っ張れば、お祭りのようです。

眉山の麓、広々した公園であそべるなんて羨ましい環境です。



何年かぶりに外海へ。ド・ロ壁(塀)づたいに登るとド・ロ神父記念館です。

ここで、橋口シスターに、わらべうたの「ともさん」①を伝えて頂いたのが懐かしいです。(2004年)

今、周辺は、新しく修復されて旧出津救助院(きゅうしつきゅうじょいん)の屋根、壁面も白い漆喰で、ド・ロ壁の素朴さとマッチしてて 美しい。

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外海と言えば日宇さん。相変わらず料理上手でランチを美味しく頂きました。

当時は、修復のめども立たっていなかったのに見事に修復されてて、うれしいです。また、ゆっくり伺いたいです。

それに、「ともさん」②もしっかり伝えよう!!と思いました。



うた

ケムケム ヤマへユケ ヤマノミチ ヒロイニ

あそび

煙?に見立てたティシュやオーガンジーの薄い布を手の中、袖口、胸元に隠しておきます。

それを唱えながらマジックのように摘みだし、最後にフワリと空中に放ちます。



きろく

9月のワークショップは、このあそびから始まりました。ほかに、トンボのうたと折り紙、たまりや、秋のうたなども。

それから、M先生が、「ベルナの目はななえさんの目」という盲導犬との出会いを描いた絵本を読んで下さった。とても心温まる絵本でした。

第33回は、めずらしく子どもが一人もいずに拍子抜けした感じ。やっぱり、わいわいワークショップが楽しいですね。

(参考資料:わらべうたであそぼう 明治図書)



2年間、わらべうたを研究し発表するという会です。

南部は、14の保育園が集まり4つに分かれて項目別にわらべうたを実践中です。第3回から3ヶ月たって8月22日、終盤に入りました。まとめです。

今回は、各項目ごとに発表に使う映像や写真、プレゼンテーションの順番、説明役をきめました。

研究のまとめばかりでなく、ケムケムをみなさんであそびました。

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お世話役の戸町保育園の園長先生は「きっと、他のブロックでは今頃から本格的に始めるので、南部ほど速く研究が進んでいませんよ」と言われました。

よかった、まとめを速くすると気持ちも楽ですね。

来春の発表が楽しみです。



2014年6月8日のわらべうたワークショップのようすです。

去年からの宿題、母から、春ススキのあそびを教わったのでしてみました。

「テレレッポ」をうたいながら、春ススキを板の上で転がす。でも、板よりカーペットの上がふわりと手風をうけてコロコロ前進しました。

よくアメリカ映画の西部劇で見る、乾燥した荒野を枯れ草が丸まって転がって行くシーンみたいですよ。

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6月は、長崎のわらべうた「ほたるたるたる」もあそびました。

5月の「ととけっこ」「やんばらのふねが」「うめぼしゅ」なども復習。

「うめぼしゅ」は梅の時期にぴったり。うたいながら梅酒を子どもさんと作ったと聞きました。うれしいですね。

私も、梅ジュース、梅酒などせっせこ作っています。

前回の第29回はここ。次回は、7月13日(日)です。

興味のある方はいらっしゃて下さい。


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