おしらせ
2025.08.23
しょうろさん お盆のわらべうた(長崎)
ほかの土地の人にはビックリする長崎独自のお盆のお祭りです。
初盆を迎えた故人の御霊を8月13日に迎え、15日に船を作って西方(極楽浄土)へ送り出します。
長崎は昔から西洋とのつながりがありますが、それ以前から中国、韓国とのつながりも深い土地ですので中国の祭りが伝わって長崎流になりました。
昔は個人、会社などさまざまの船を手作りしてましたが、地区ごとにもやい船も多くなりました。
精霊流しは花火や爆竹を鳴らしながら船の先頭はドラを鳴らし「ドーイ ドイ」の掛け声で賑やかに送ります。
爆竹は箱ごと点火したり、、危ないこともありますよ。
見物でも大爆音で耳栓が必要です。
長崎の子どもでも音や煙の喧騒にビックリします!!
終点は港の近くの大波止という場所から海にながしていましたが、最近は海を汚すことになるので大きい広場で消防隊が出て燃やしています。
夜中から明け方まで昔は街中曳き流していたのですが、近年は時間も道順も終点も規制がかかり夜10時頃には終わります。
爆竹、花火のゴミが市中の道路を覆います。
その後、朝方までに大掛かりな道路清掃隊が出て祭りは終わります。
秋の大祭「おくんち」とは違っためずらしいお祭りですので、ぜひ長崎で体験されたら
おもしろいと思います。
どうぞ、長崎へいらして下さい!!(動画 No.454)