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「漂流」ノンフィクションを読む  

ゴールデンウィークは、角幡唯介のノンフィクションを読みました。2016年出版。

「漂流」は、沖縄の木村実船長とフィリピン船員8名が遠洋マグロ延縄船で遭難。37日間漂流し奇跡的に全員救出される。フィリピン沖で1994年。
しかし船長は、8年の後再び宮古島から遠洋に出て二回目の行方不明に。グアム沖で2002年。

作者は、なぜ船長は、再び海に出たのか?と驚き、沖縄、フィリピン、グアムに足跡を追う。

本村船長を取材していくうちに、否が応でも宮古島の風土、海洋民の歴史、第二時世界大戦後の時代に翻弄されていった姿が浮かび上がる。迫力があってワクワクした本でした。

読書の合間に岩屋山へ、ヒートした頭を鎮めに登る。

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