わらべうたとゆかいな日々
わらべうた 長崎のこと スモーク(くん製)

うた

チュチ チュチ チュチナ ボーロン ボーロン ボーロンナ
タングィ タングィ タングィ バー



しぐさあそびです。

「チュチ チュチ チュチナ」で手拍子4回
「ぼーろん ぼーろん ぼーろんな」で手のひらをひとさし指で3回丸くなぞる。
「たんぐぃ たんぐぃ」で軽くゲンコツをつくった腕を胸の前で2回まわし「バー」で手のひらを開く。

きろく

このうたは、波佐見町の吉川さんから伝承していただいたうたです。

あかちゃんにしてあげるうたは、節もですが動きもシンプルなのが一番よいと思います。
手拍子の音、うたうお母さんの声はあかちゃんにとってかけがえのない音楽です。
どんな歌手の美しい歌声、CDよりも身近ですべてをゆだねている人のうたや語りかけは特別なものと感じてうたいましょう。

お母さんが歌うと、あかちゃんはニコニコします。そしてお母さんはその表情がうれしくてまたうたうというお互の楽しいつながりが回り始めていき、喜びになっていくでしょう。
(2006年12月9日 長崎県東彼杵郡波佐見町にて取材。)

うた

テーレー レッポ かさうり すずめ あぶらひき とひき
つよのめ チリン チリンと ぬけたら またぬけた
ぬけて あそばされ おぼこたち



草履隠しのあそびですが、草履や下駄、靴を手に見立ててあそびます。

数人で両手を出し、歌の最後の「ち」に当たった手が上がり
早く両手上がった子が勝ちで残った子は負けになる。

きろく

宮城県仙台地方のうただそうです。

わからないなぞなぞことばがたくさんですので、逆に語呂合わせの
リズムが面白かったのでしょう。
意味がわからないことばというのは、大人はこだわりますが子どもは
丸ごとことばあそびとしてとらえます。

子どもがそれぞれ違って理解してて、後年になって氷解する時は
これまた「腑に落ちる」ということでしょう。
?マークを持ち続ける子は氷解の感動もあり、それには大切な時間が
おのおの必要なのだと思います。

”あっかとばい”では、鬼決めうたとしても遊びます。
(参考資料:わらべうた 岩波書店)


うた

みみずが さんびき はいよった あさめし ひるめし ばんのめし
あめが ざーざー ふってきて あられが ぽつぽつ ふってきて
ゆきが こんこん ふってきて あっというまに たこにゅうどう




絵描きうたです。

うたの最後にタコになるように順をおって描いていきます。
1)「みみずが〜」でタコのおでこの部分として波線を3本描きます。
2)その下に「朝飯」で左に丸目、「昼飯」で右に丸目、「晩の飯」で
口を丸二重にして内丸は塗りつぶします。
3)「雨が〜」で足を数本かき「あられ〜雪〜ふってきて」は
足に点々をつけます。
4)「あっというまに〜」でいっきにタコの顔のように大丸を描きます。

きろく

このうたは、波佐見町在住で、幼い時に大村市で歌って育ち中国の大連でよく
あそんだと言われる今里妙子さんに教えて頂きました。

波佐見町では他に、「みみずが三匹おりました。団子が3つありました。
雨がざーざーふりました。霰がぽつぽつふりました。大きな傘かぶったタコ入道」
と丁寧なことばになっていたそうです。

昔は、土の上に棒などで大きく絵描きながらうたってあそんでいました。
しかし残念ながら、今は土はなくなり、アスファルト道路では車が多くて
とても危険で絵描きうたなどかけません。
紙の上で書いてあそびましょう。

幼い子どもには大人が描いてみせ、2、3歳位になってなぐり書きするように
なったら大人が手を添えて一緒に描くのがよいと思います。
ことばと描き方が同じになるようリズムにのって描きましょう。
   (2007年2月9日 波佐見町にて取材)