うた
いなさんやまから かぜもらおう いなさんやまから かぜもらおういーんま かーぜ もどー そーー
たこあげのうたです。
一人で布を風に見立ててふり、もどそーで布を放ちます。
他に大布を数人で持ち、うたに合わせて上下させて
その大布の風の中をくぐりぬけてあそびます。
最後に布を放ちます。
きろく
稲佐山とは長崎の港が見下ろせる山です。長崎では凧揚げは「はたあげ」といい、春に稲佐山、唐八景、
風頭山、金比羅山などで揚げます。
はたあげの時に風が止まったら風を呼び戻そうとうたったうたです。
あそびの時の大布は薄い裏地を使うと大風のかんじがでて面白いです。
(参考資料: 佐賀 長崎のわらべ歌 柳原書店)
うた
ももや ももや ながれは はやい せんたくすれば
きものが ぬれる あ どっこいしょ
あそびかた
うたに合わせて、布を洗濯するようなしぐさをしてあそびます。
きろく
このあそびは、「桃太郎」のお話が元になっているようです。
”あっかとばい”では長い布を川にみたてて洗濯をします。
洗いは洗濯板や、洗面器、洗濯機で、洗い方もつまみ洗い、もみ洗い たたき洗いとさまざまにします
それから、みんないっしょに洗濯物を干して「オテントサン」をうたいます。
おひさまをよび、かわいた洗濯物をとり込み、たたむまでのあそびにしています。
(参考資料 わらべうたであそぼう 明治図書)
うた
かごかご、じゅうろくもん えどからきょうまで さんもんめふかいかわへ はめよか あさいかわへ はめよか やっぱり
ふかいかわへ どぼーん(あさいかわへ しゃぼしゃぼ・・・・)
二人が向かい合い、お手玉をかごや布に入れ持ちます。
うたに合わせてかごを左右にゆすり最後にかごごと落とします。
きろく
もともと、京都のゆりあそびです。”あっかとばい”では、バスタオルや洗面器なども使ってあそびにしています。
他に、二人が両手をつなぎ中に一人入れ、三人でうたに合わせながら体を
左右にゆすり最後の「どぼ〜ん」で中の子を外に放りだしす
ふりわけあそびにもしています。
(参考資料 わらべうたであそぼう 明治図書)