うた
いなさんやまから かぜもらおう いなさんやまから かぜもらおういーんま かーぜ もどー そーー
たこあげのうたです。
一人で布を風に見立ててふり、もどそーで布を放ちます。
他に大布を数人で持ち、うたに合わせて上下させて
その大布の風の中をくぐりぬけてあそびます。
最後に布を放ちます。
きろく
稲佐山とは長崎の港が見下ろせる山です。長崎では凧揚げは「はたあげ」といい、春に稲佐山、唐八景、
風頭山、金比羅山などで揚げます。
はたあげの時に風が止まったら風を呼び戻そうとうたったうたです。
あそびの時の大布は薄い裏地を使うと大風のかんじがでて面白いです。
(参考資料: 佐賀 長崎のわらべ歌 柳原書店)