うた
せんぞうや まんぞう おふねは ぎっちらこぎっちら ぎっちら こげば みなとが みえる
えびすか だいこくか こっちゃ ふくのかみよ
2.3人で棒を舟の竿にみたてて、こぐようにうたいながら前進してあそびます。
また、親が、座って赤ちゃんや幼い子どもをひざに抱いて、手を取り
舟こぎのしぐさをしながらうたいます。
きろく
長崎は土地がら港の町ですので海もすぐ近くにあります。毎年、大勢で手漕ぎの舟の太鼓の音にあわせて進むペーロン大会も
あって舟こぎうたは身じかなあそびになります。
他に「長崎くんち」(毎年10月7日〜9日までのお祭り)の船にまつわるだしものに
川船、唐人船、龍船、御座船、御朱印船、竜宮船、阿蘭陀船、南蛮船等々の
車をつけて各町内の人達が、曵くお祭りがあるほど船の種類はたくさんです。
このうたは、親子から多人数、幅広い年齢で元気よくあそべます。
(参考資料 わらべうた 福音館書店)
うた
こーんぼうた こんぼうた どうして せがひくいの
こうやのうらで あおなにもまれて それで せが ひくいの
はやくたって うんどしな
あそびかた
あかちゃんを、抱っこして足をもち「あんよ」をうながすように 上下に動かしながら、うたいます。
また、わきをかかえて、上下にはねさせたりしてうたいます。
きろく
このうたは、あかちゃんがすくすく育ちあんよ(歩く)ができることをうれしがるうたでしょう。
あかちゃんが、親のひざの上で足をぴょーんとつっぱる時期があります。
そのころを逃さず、わきをかかえてうたにあわせてツンツンと足を ジャンプさせてあげましょう。
(参考資料 わらべうたであそぼう 明治図書)
うた
コーブロ コーブロ ドノコガ カワイイ 〇〇チャンガ カワイイあかちゃんの頭をゆっくりやさしくなでながら
〇〇ちゃんと名前をよびかけてうたってあげる。
きろく
このうたは、語りかけるようにゆっくりとうたってあげましょう。新生児には、特にやさしく頭をなでて何回も小さな声うたいましょう。
あかちゃんが、新生児でおとなしいと、ついつい寝かせてばかりで
声かけや、うたってあげることを忘れてしまいます。
おかあさんがうたってあげると、あかちゃんは足をばたばたさせます。
この運動は手の動きにつながり、4ヶ月ぐらいになると笑い声がでてきます。
これは、コミニュケーションの原点で、この時期の呼びかけうたは大切です。
親子でこの反応を楽しみましょう。
(参考資料 わらべうたであそぼう 明治図書)