わらべうたとゆかいな日々
わらべうた 長崎のこと スモーク(くん製)


うた

しょうがつさん しょうがつさん なーんみやげ もってきんしゃろ
みかんに つりがき くーり だいだい ところに とうらばし こーんぶ

正月さん 正月さん from yamada yukari on Vimeo.



あそびかた(あっかとばいでの)

お正月さんが、いらっしゃるようにお辞儀をしながらうたう。
鏡餅にみたてたもの(大お手玉など)の上に一人ずつお手玉を飾っていく。

きろく

このうたは、佐賀のお正月のわらべうたです。

お飾りは、それぞれに縁起をかついでいるそうです。
吊り柿は「しわがよっても甘くて人から喜ばれる」、栗は(勝栗)「勝運が強い」、だいだい(橙)は「代々繁栄」、ところ(山芋の一種)は「白髪が生えるまで長寿を祝う」。

とうら箸は(栗の木をけずってつくったはし)、昆布は「よろこぶ」と言われているそうです。

お正月には、年の節目や縁起をかつぐおせち、詞などそれに普段と違ったそれぞれの 家々の思い出もあるでしょう。

私の子どもの頃は、お年玉がもらえる楽しみやおせちと長崎独特のくじら、 中華の皿盛りでおごちそうだったことを思い出します。

今は捨てるのでしょうが、お正月過ぎて鏡餅がひびわれ、カビるので大きな水瓶 につけて保存し、そのカビ臭い水っぽいお餅を食べてたことを思い出します。
(参考資料:佐賀のわらべうた 音楽之友社)