わらべうたでたいこを鳴らすあそびをしています。
Nちゃんは、ジャンプしてたいこを打つのが大好きです。
部屋のすみからエイ!!と気合をいれ、たいこまで走ります。
だんだん気合を入れる声もおおきくなってきました。
ふみこむ足もエイ!!の声とタイミングがとれてきました。
よ〜し、高くジャンプするぞ!! Nちゃんの顔がはずんでいます。
はにかみ屋さんだったNちゃんがたいこを好きになってヨカッタ。
たいこは大きい音で周りに気をつかいますが、ここは公民館なので大丈夫。
元気いっぱい、鳴らせますね。
今、わらべうたで太鼓あそびをしています。
えいちゃんは、お座りから立って歩く。もう走ることもできます。
ヤッ!!と気合いをいれて、おかあさんめがけてかけだします。
無心にかけてゆく。そしておかあさんを見あげる一瞬のまなざし。
長崎の教室で前回から2ヶ月ぶりのワークショップでした。
カラスうたは、二組に分かれてかけあいのあるうたです。「わぁ長か〜、覚えられん!!」と笑いとボヤキが入ったりします。
伝承お手玉は、つかむ、離すリズムがむずかしい。でも、すこしづつ技を増やします。
今回は、日本のわらべうた「アタマサママイテ」と同じような英語のうた「Head,Shoulders,Knees And Toes」もうたってみました。
頭、肩、足をタッチしながらうたい、二つを並べてみると面白かったです。
次回のワークショップは、5月13日(日)10:30~の予定です。
うた
1)イチベサンガ イモキッテ
2)ニベサンガ ニテタベテ
3)サンベサンガ サケノンデ
4)ヨンベサンガ ヨッパラッテ
5)ゴベサンガ ゴボホッテ
6)ロクベサンガ ロクデナシ
7)シチベサンガ シバラレテ
8)ハチベサンガ ハチニササレテ
9)キュウベサンガクスリヲ ヌッテ
10)ジュウベサンガ ジュバコショッテ アババノアババノアップ
英語でうたう
1)ITIBESAN is cut sweet potato
2)NIBESAN is boil and eat
3)SANBESAN is drink a lot of SAKE
4)YONBESAN is getting drank
5)GOBESAN is mischievous man
6)ROKUBESAN is good for nothing
7)SHITIBESAN is cought by the police
8)HATIBESAN is stung by a bee
9)KYUBESAN is apply an ointment
10) ZYUBESAN is carry boxes shoulder ABABA-NO ABABA-NO APP!!
*文法的にはちがうのですが、リズムのって3つのしぐさをすることにしました。
あそびかた
せっせっせあそびです。
一兵衛さん=手をまな板と包丁にして刻むしぐさ
二兵衛さん=両手を重ねて口元へ
三兵衛さん=こぶしを重ね飲むしぐさ
四兵衛さん=体をだらんとさせ、左右にゆらす
五兵衛さん=両ひざをたたきながあら、怒るしぐさ
六兵衛さん=こわい顔をして、ひじを張りこぶしをにぎる
七兵衛さん=両手を後ろへ。悪いことをして捕まった様子。
八兵衛さん=両手で顔のあちこちをつまむ
九兵衛さん=顔のあちこちをなでて薬をぬるしぐさ
十兵衛さん=両手を下から片方の肩へほうりあげ、かつぐしぐさ
アババノアップ=こぶしをにぎりいばったようにひじを張って「あっぷ」で相手をにらむ。
笑った方が負け。
きろく
岩手県の遠野に伝わるわらべうただそうです。
東北の言い伝えがつまっている面白いわらべうたですね。
「コボウ掘る」というのはイマイチ解らないとおもっていたら
遠野では、子どもの場合は駄々をこねること。
大人の場合では、お酒を飲んで酔っ払って理屈に合わないことを言って
悪たれる事だそうです。
そういう「コボウ掘る」のは恥ずかしいことで、ろくでなし。
いつかは後ろに手がまわるようなことになって、泣きっ面に蜂の思いをする。
これは、しぐさも面白いし東北や遠野のひとたちの知恵なのでしょう。
あそんで楽しいので皆さんにお勧めのわらべうたです。
(参考資料 福音館書店 「わらべうた」で子育て応用編)
第4回、2012年1月のワークショップです。
今回は、こじんまりな教室なので大人8名とこども4名が入れるように教室を区切ってみました。
でも、始まるとやっぱりおかあさんのそばが一番と、くっつきながら和気あいあいのワークショップです。
お正月のあそび、羽根つき、藁をつかったもぐらうち、せっせっせ、カラスのうた、カリンバ、伝承手玉などであそびました。
絵本のご紹介コーナーは2冊です。「とっときのとっかえっこ」は大人向きと行っても良い深いお話で面白かったです。
「かみなりむすめ」にはわらべうたや”かんぶ”ということばが耳に残りました。”かんぶ”とは頭のことなのです。
“かんぶ かんぶ かんぶ・・”というのは遠野の阿部ヤエさんの「わらべうた」で子育て入門編の本の中にも紹介してありますよ。
盛りだくさんで、予定の時間を1時間あまりオーバーしてしまいました。でも、あっという間のワークショップでした。楽しいのが一番です。
最後は、みなさんそろってパチリと写真を撮って終わりました。
来月2月はお休みで、次回は3月25日(日)10:30からスタート。また、お会いしましょう!!
今年のお正月会は、東京の国立市にあるプランターコティジでしました。
ここで、坂野さんはわらべうたをされています。当日、1月5日は大人や親子がだんだん増えていき賑やかになりました。
輪になり名前を入れてゆったりとうたう「こんこんちき」から幕開け。
長崎のお正月うた「あっかとばい」佐賀の「正月さん」。それに羽根つき、コマ回しは、プランターコティジにぴったりと馴染んでいます。
春に長崎であそぶ「旗揚げ」のうた「稲佐ん山」を大布であそびます。 うたの最後に、天井まで1、2、3、でいっせいに放ちます。
昔あそびの楽しさと土壁がもっている郷土の温もりが合わさって、和やかな時間が流れていきました。
お正月会は、坂野さんの「ちえのわROOM」にもアップされていますよ。
坂野さんといぶき君の「イチベサンガ」はノリノリで腕をあげて「ロックだぜ!!」と叫ぶ。なんて、楽しいんでしょう!!
手をつなぐ。和やかな顔。ケラケラ笑う。のんびりとうたう。集う楽しさがいっぱいでした。
すばらしい場を持てたことに感謝!! みなさんに良い年が来ますように!!
ご参加ありがとうございました。
*当日の写真の全ては写真をクリックすると見れます。
第4回 ワークショップ を2012年1月15日(日)に開きます。
コンセプトは、現場の先生方とお話しながら、面白く楽しいわらべうた!!
ワークショップの内容
1)長崎のわらべうた 0才からのあそび 季節のあそびなど
2)カリンバ(アフリカ生まれの民族楽器)にチャレンジ
3)伝承のお手玉芸
4)おすすめの絵本を紹介し合う。
第4回 わらべうたワークショップ 参加者募集
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日時:2012年1月15日(日)
PM 14:00~15:30 (今回は午前中はありません)
対象:保育士(子連れ可) わらべうたに興味のある一般方
会費:1500円(一回)
場所:リトム音楽教室 *茂里町のココウォークから歩6分
〒851-1132長崎県長崎市銭座町5-12 2F
連絡先:Tel&Fax :095-846-1642 携:090-9797-3709 山田ゆかり
e-mail:
締切:1月13日まで要予約
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第3回 ワークショップ(前回、2011年12月)はここです。
2011年9月から月1回をめどに少人数で。園での保育内容、対象、行事に合わせたプロブラムです。
ワークショップに興味のある方はご参加下さい。
大きな地図で見る
長崎のわらべうたで「たなわたし たなわたし」をあそんでいます。
お茶碗をわたしたら、できたよ!!とニコニコ顔でおかあさんの胸に飛びこみます。やったぁ!!
うた
たなわたし たなわたし しずかにわたす こがねのゆうひ
おにのいないうちに おにのいないうちに
ゆめちゃん、じょうずにわたせたね!!
エイちゃんも!!
ねねちゃんも!!
みんな、おかあさんに抱っこしてもらってウレシイ!!
あかちゃんのわらべうたは、2010年10月のスタートでした。もう、一年が経ちました。
よちよちだったのに、もうこんなニコニコと歩けるようになりましたよ。
生後5ヶ月からわらべうたで育ち、町で饅頭の赤い旗をもてるようになった!! みんな、わらべうたが大好き。うたにあわせて行進できます。
最初は、だっこ、だっことねだるのです。でも次は、おかあさんと手をつないでなら・・と旗をもって歩けるようになって。
最後に自分で旗をもってテクテク歩けるようになりました。うれしいですね。
赤い旗は、”あっかとばい”のシンボル。もも饅頭は、長崎のめでたい饅頭なのです。
2011年5月3日、第八回「町で饅頭ツアー」はここです。
その1、その2、その3、その4。
第2回 こじんまりワークショップの参加者は9組となりました。
プログラム
1)オンモラモチ
2)オヤユビ ネムレ
3)おうちの女中さん
4)やまこえで かわこえで
5)ねんねんよ
6)季節のうたなど
7)お手玉伝承あそび
8)カリンバ
*お手玉伝承あそび:おさらい〜お左まで。
*午後の部:お気に入り絵本を紹介しましょう。
*午前の部の皆さん、お疲れさまでした。
次回は、12月11日(日曜日)です。クリスマスやお正月にむけてのあそびをしましょう。
⑻ねんねんよ、五島のこもりうた
はしゃぎまわって、あそんだ後は床にゆったりと寝て、五島の子もりうたを聴きます。
*紙芝居「つぼがトコトコ」 デンマークの民話
キーボードの即興演奏や効果音をつけながら・・・独り紙芝居です。
しめくくり
最後は、『サヨナラ アンコロモチ マタ キナコ』
両手をつかって丸めるようにアンコロ餅を作って・・ポ〜ン!!でお別れです。
平和のバラ保育園は、こじんまりとしたカソリックのお告げのマリア修道会が母体の園でした。
約30名のいきいきした顔、元気な歌声、風くぐり・・1時間半があっという間。
最後に、年長の男の子が「あぁ〜、楽しかったぁ!!」と。 この一言がすべて!! うれしいです。。
⑷やんばらのふねが ⑸あめふんなこふんな
⑷やんばらのは、4、5 人が足をそろえて、わらべうた棒で舟こぎをします。
⑸あめふんなは、いろんな色の布をもらうって、ミノ笠にみたてて歩いてゆくあそび。
⑹うえからしたから
大布の風を一人や人数をそろえてくぐっていくあそび。みんな、ワーワーと大はしゃぎでした。
⑺じごくごくらく
振り分けあそびは、良い娘はやさしく、悪娘は雑にします。当地の五島・岐宿のわらべうた。
五島の平和のバラ保育園でしたわらべうたです。
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プログラム
⑴らかんさんがそろたら
⑵うみだよかわだよ
⑶かれっこやいて
⑷やんばらのふねが
⑸あめふんなこふんな
⑹うえからしたから
⑺じごくごくらく
⑻ねんねんよ、五島のこもりうた
*紙芝居「つぼがトコトコ」 デンマークの民話
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⑴らかんさんがそろたら
保育園にあるおもちゃを使ってお隣へと渡してしきます。
⑵うみだよかわだよと
みんなで持った網を引きながら魚をピョンピョンと踊らせます。
⑶かれっこやいて
魚に塩をふって手をかざしながら焼いて食べるあそびです。
⑴らかんさんがそろたらは、全員。⑵うみだよかわだよ、⑶かれっこやいては1歳から4歳までの子どもたちと。
魚の「あじ、さば、サンマ、イワシ、シャケ、かます、たち、かつお・・・」の名前を入れながらあそびました。
うた
ねんねんよ ねんねんよ あかちゃんな ねんねしたて
アッパッパも なんも くんなよ くんなよ
あそびかた
こもりうたです。 ゆっくりとうたってあげましょう。
きろく
五島の福江市のこもりうたです。あかちゃんは眠ったから、アッパッパ(こわいもののこと)は、来るなよ、来るなよ・・という注があります。 ゆったりとしたリズムと節なのでくり返しうたってあげましょう。
今度、五島を訪ねて島の人にアッパッパは何なのか?・・尋ねたいと思っています。
追記:アッパッパとは、やはり恐ろしいもの、怖いものという五島のことばした。
(参考資料: 佐賀 長崎のわらべ歌 柳原書店)
うた
メン メン スー スー ケム シシ キク ラゲ チュ
あそび
メン メン:子どもの左目じりを2回つつく。又は、ひたいを2回なでる。
スー スー:鼻柱を2回なぞる。
ケム シシ:両まゆをなぞる。
キク ラゲ:両耳たぶをかるくひっぱる
チュ:唇をかるくつつく。
きろく
ことばも、リズムもシンプルで、節(音の高低)もないので覚えやすいわらべうたです。動画で3人とも最後にニコッとする表情はかわいいですね。
新生児の時からあそべるうたなので、あかちゃんの目を見て「メン メン スー スー しようね!! 」と声かけをしてからあそんで下さい。このうたで顔を拭いたりしてあげしてるのも楽しいと思います。
少し大きくなって動くのが大好きになると、顔を触られるのを嫌がったりします。そんな時は、サラリと変えてお人形の顔でするのを見せてあげましょう。
(参考資料:わらべうたであそぼう 明治図書)