まるでキツネのシッポみたいでしょう。
いえいえリック君のうしろ姿。スフィンクスのように前足を伸ばし座ります。
毛もふさふさ、キツネ色でカッコイイんです。
よく効く鼻で美味しいものを嗅ぎ分けます。
今夜は、カステラ。特別にお父さんに少し分けてもらいました。
マテ! マテ! マテ! ガマンした後のカステラはうまいぞ。
お正月あけのリック君は元気でした。
ぽかぽかの部屋で眠たそう、目がショボショボです。
お兄ちゃんたちにお正月は会えたし、散歩も連れて行ってもらってゆったりです。
でも、お母さんがスモークチーズを食べだすとムクッと起きてきて好物をもらいます。
目は緑内障だけれど、臭覚はバッチリでよかった。
Fさんの話によれば、犬にも痴呆症があるらしい。犬も人間と同じ動物ですものね。さもありなん。
そんな犬の対応施設が長崎にあるそうですよ。
リック君は美しい!! いつも行くと喜んでしっぽをふってくれます。
今日は、Fさん宅にピアノ調律の人が来たそうです。
でもシカトしたように無反応だったらしく、その差が激しいとおかあさんが教えてくれました。うれしいな!
ヨッ、ハンサムボーイ!! と声をかけてしまいます。
犬との相性は良さそうな私だけれど、住宅事情が許しません。
でも、リック君に毎週会えるからいいなぁ。
リック君のおしゃべり。
「もう冬だよ、ぼくんちガスストーブだしたよ」
「ぼくは、これの前でねそべって冬を越すんだ とてもぽかぽかさ」
「これ、寒がり屋さんはピッタリだと思うけど、、」
「どう、ガスストーブ買ったら?」
長崎のフランフランでぱっと目についたカレンダーです。
六本木ヒルズにお店を持つGreeting Life/グリーティングライフから発売されています。
12ヶ月の各月にほのぼのクレヨンの絵がある。めくるのがたのしそう!!
作者は、米津祐介。この方は、他に絵本も出しているんですね。
この犬の目とあごの描き方がいいなぁ〜。耳もピンと立っているし。
残り1点だったカレンダー、ラッキーでした。
このソファーがボク(リック)の寝床です。ピアノのすぐとなり。
お父さんのピアノを聴きながら、うとうと・・うとうとしています。
GReeeeNの遥かもいいかんじになってきましたね〜、お父さん。
もうすぐ11月。夜にガスストーブがつきました。温かくっていいなぁ。
もっと寒い冬になると寝床がコタツにかわります。
ネコみたいでしょう。
ボクの寝床はサイコウなんです。
「目は見えないけれど、ほんとうは見えているのさ」
「なんでも、わかっているんだよ」ってリック君が言っているようです
耳をそばだて、毛一本一本であたりを読んでいる顔は凛々しい!!
リック君は、不平不満も言わないで、ゆったりと部屋の中を行き来します。
お気に入りのソファーに寝そべって、お父さんのピアノを聴いています。
そんなリック君に会えるのが楽しみです。
「どうにかこの夏もおわりそうですね」
「ことしは暑かった!! ボク、リックもやっとのりきれました」
「あいかわらず目はみえませんが、ちょっぴり食欲もでてきましたよ」
「心配をおかけしましたね」
「この夏はお兄ちゃんたちにも会えたし、ヨカッタ〜」
「おとうさん、おかあさんもいるし、あなたにもあえてウレシイ」
と、リック君は言った・・ようです。
人間のみなさん、この夏、お元気ですか?
ぼく、リックもやっと元気になりました。
しかし、ことしの夏は蒸し蒸しですね。カラッとしない。
ぼくは毛があるので、とくに暑いんだ。
おかあさんが、お風呂にいれてくれたからサッパリなりましたよ。
ありがたい。
みなさん、この夏をゆかいに乗りきりましょうね!!
心配していたリック君がどうにか回復してきました。
しっぽフリフリのお迎えもなく、食欲もなくなって人間のお母さんは、アレコレ心配して頭を傾げていました。
一時は、臭覚もダメに?と疑われるほどで、フラフラしては、ねてばかり。
緑内障で両目も見えず、ニオイもわからないのは辛かろうと気をもみましたが、やっと大丈夫になったようです。
あいかわわらず、写真をパチパチ撮るおばさんが毎週来ますよ。
ウルサイでしょうが、楽しみなんです。おつきあい下さいね。
また、しっぽをふってくれてウレシイナ!!
ちかごろリック君、元気がないのです。
いつものしっぽフリフリのお出迎えがなくてさびしいです。
お母さんもしゃべれないリック君が気がかりです。
ご飯の前にお母さんが「待て!!」言うと、ぷいっと「もういいや〜、、」ってトボトボと 外へ出るのですよ。
食欲がわかないのも心配ですが、、丸くなって寝ています。
ぐっすり寝てるのを見て、元気なになってね!!と。
毎週会うリック君は、ハンサムです。
緑内障でまったく両目とも見えません。
でも、リック君に見つめられるとうれしか〜。
何もせず、何ものぞまず、居るだけでありがたいリック君。
ひとは、何で欲にふりまわされるのだろう。
ひたむきさが大好きです。
どうして、人間の気持ちを動物は察知してくれるのでしょうか?
毎週会うリック君は緑内障に罹って目は見えません。
でも、気配がわかります。かしこい犬です。
先日は、レッスンの前に「どうしたの?」と近よってきました。
直前に、私が車事故を起こしかけたのが解ったのでしょうか?
間一髪でドキドキの事故から救ってくれたのはリック君だったかもしれない!!
おまけに「抱っこしてもいいよ」と膝に上がってくれました。
やさしいリック君に抱っこしてもらいました。
ありがとう、リック君。
甥が帰って来るのを待って、妹の家のマーチは亡くなりました。
心臓に腫瘍ができてどうしようもない状態。よくがんばった!!
むかしのマーチの写真や動画をみていたら、凛々しい姿がありました。
2010年の元旦の朝、稲佐山。
マーチは、散歩の気配がすると、庭中を駆けまわりしっぽを振って喜びをあらあわします。
若い頃、筋肉モリモリで先に稲佐山に登っては、まだ、来ないのか!!という顔で待っていました。この元旦の日の姿と同じでした。
ビーグルと秋田犬の雑種。ハンサムで、けなげな犬でした。
この夏は、散歩もきつかっただろうに、、と妹はふびんがります。
でも、甥たちの懸命な酸素吸入の手当を受けて苦しまずにいったそうです。
カラフルな花がマーチには似合うと供花しました。
妹の家の犬、マーチが心臓病でぐわいがわるくなりました。
けなげな84歳の犬。先日から病院かよいです。
義弟が今年の夏から散歩にいっても、元気がないと言っていたのですが。
もう、散歩に行こうにも体力がありません。
私が行くと車の音で解かって吠えなかったのに、最近はワンワンと吠えては怒られて、バツがわるい顔をしていました。
若い時は元気で筋肉モリモリ、やんちゃな犬。マーチ!!かわいかった。
昨日までは薬もやっと飲めていたのに、それもできなくなってお父さんの帰りを玄関で 待っている姿に涙がでます。
妹家にも我家にも、いろんな出来事がこのマーチが拾われてきた14年間にありました。マーチといっしょに育ち、過ぎてゆきました。
さいごに会いたいと甥は、東京から急ぎ飛行機にのりました。