わらべうたとゆかいな日々
わらべうた 長崎のこと スモーク(くん製)

同じコッコデショではないか?と・・いやいや、何度みてもワクワク。松翁軒前です。

公会堂わきから、右左にゆれながら電車軌道まで進む姿も美しい!! 采振りの子どもが反り返って采を大きく振りながらの 登場です。よやさのさ〜、ほ〜ぉ〜え〜・・・・・



担ぎ手36名が息を合わせないと太鼓山は空高く飛ばせない!! 4名をのせた太鼓山は重量1トンです。

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長崎くんち・庭先回りMAPもですが、NBC長崎放送のおくんちナビは大いに役立ちました。同じことを FBに出島復元整備室長の馬見塚 純治さんもコメント。

もひとつ感じたのはおくんちナビが充実&定着してきたり、スマホ、ツイッタ−、FBの普及で追っかけが完全にくんちの楽しみ方の一つとしてブレークする予感。長崎さるくを遥かに超越して市民や観光客のみなさんが追っかけさるいてました。

私も同感!! 長崎くんちの楽しみ方が変わっていく気配を感じました。



江戸時代(1634年)より続く長崎くんちが始まりました。10月7・8・9日。

2011年の踊町と演し物

紺屋町 傘鉾・本踊(ほんおどり)
出島町 傘鉾・阿蘭陀船(おらんだぶね)
東古川町 傘鉾・川船(かわふね)
小川町 傘鉾・唐子獅子踊(からこししおどり)
本古川町 傘鉾・御座船(ござぶね)
大黒町 傘鉾・本踊・唐人船(とうじんぶね)
樺島町 傘鉾・太鼓山~コッコデショ

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長崎の古くからある55町(昔は77町)が順番に演し物をします。今年は、7年に一度巡ってくるコッコデショが出演です。これは、樺島町名物の演し物。東京から観に来る人も大勢います。

コッコデショ・その1です。


庭見世から長崎の町は、祭りが終わるまでシャギリの音で浮かれます。一番人気のコッコデショ。3箇所:市民会館前・松翁軒前・浜市アーケードで見ることができました。

タイミングよく出会えてわくわくでした。 カッコよか〜!! うっとり。。




うた

じゅうがつよー じゅう がつよ  じゅうがつ  いのひにゃ  もちをつ く
「アー エンヤラ ヤッサ」
もちを ついても きゃくがな い 「アー エンヤラ ヤッサ」
えびすさんと だこくさんを きゃくにし て 「アー エンヤラ ヤッサ」
わたしも しょうばん いたしましょ 「アー エンヤラ ヤッサ」



あそびかた

丸太や、石、杵、わらなどに縄を巻きそれに綱を付けて 数人の子どもたちで引き、落としうたう。

きろく

このうたは、長崎の口之津のうたです。
旧暦の十月初めの「亥(い)の日」に行われる収穫祭でうたわれていました。

子どもたちはザルを持ち、各家の前で石や杵(きね)、わらなどをついて回り お餅やお菓子、お金をもらっていました。

『長崎のわらべ歌』を採譜された黒島宏泰先生のお話によると 子どもが杵を一人で引くには重過ぎるので、杵に綱を付けて両端から 数人がかりで引いて回ったそうです。

”あっかとばい”のみんなで力を出し合い引く綱は、かなりの重さの 石や丸太でも背丈ほど上げることができます。

運動場など広い広場でつくと、「とーん、とーん」と土音が響き まるで花火の音の反響のようで趣があります。

平安時代ごろ、中国から日本に伝わった祭りらしく、西日本で 行われていましたが、時代と共に風習も変わり今では あまり見られなくなりました。

(長崎新聞 掲載:参考資料: 佐賀 長崎のわらべ歌 柳原書店)


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