わらべうたとゆかいな日々
わらべうた 長崎のこと スモーク(くん製)


2014年1月のわらべうたワークショップの様子です。

保育士8名に子ども7名で新年があけました。

こじんまりなワークショップも、2年が過ぎてなごやかに続いています。

1月14日に行われる南高来郡の有明町のわらべうた「もぐらうちゃ 」からです。



絵本は、M先生が大好きなチェブラーシカを紹介してもらいました。

ロシアの絵本。あわい色合いで日本の絵本とちがってめずらしかったです。

当時のロシアの社会風土を知ると、もっと絵本のおもしろさが増すそうですよ。



紙芝居は、小学2年生の音楽本にのっている「ないた赤おに」

わらべうたではないけれど、ちかごろ紙芝居が小学校の音楽に取り入れられ、創作歌があって楽しそうです。

2パターンの「ないた赤おに」と歌をみなさんに紹介しました。



今日、5月1日にみさかえの園・むつみの家のチャリティーバザーが開かれました。

みさかえの園は50周年を迎え、おめでたい節目の年にたくさんのご父兄の方々が
むつみの家にいらっしゃいました。
遠くは九州各地からや佐世保、長崎ナンバーの車がたくさんでした。

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ここの施設は、前回 に紹介した有明海の沿いの小長井(諫早市)にあります。
音楽イベントは、年2回。6月に「音楽の贈り物」と12月に「音楽の贈り物・クリスマス編」
でも、この5月のご父兄が集われる会にも楽しい和みの音楽が望まれています。

今回、私の出番は、演奏参加と音楽付き紙芝居コーナー、わらべうた、映像でした。

1)音楽グループ・紙ひこうき との演奏。
2)紙芝居は「竜のふち」と「くわず女房」
3)わらべうた “こりゃどこのじぞうさん” “でんでらりゅうば” “イチベサンガ(一兵衛)”
4)映像/スライドショー” 約束 “

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会場が、紙芝居に聴き入って、、、シ〜ンとした空気になっていくのがわかりますよ。
「竜のふち」は面白いのですがなにせ、竜が出るんですもの、小さい女の子が終わってから
「こわかったヨ〜。」って、、、、。ゴメンね! 気持ちが入ってたかなぁ。。。

キーボードの ストリングス の音が民話を盛り上げましたからね。
音楽が入るとガラリと紙芝居が変わるのですよ。


あまりにも悲惨で、次々にアクシデントが続き、被災された方々は憔悴され、疲れ
落胆、悪夢から覚めていない姿が生々しく放送されています。

その放送を見て平常な生活をしている長崎の私たちは申し訳ないと思い、決して同じとは
思いませんが肩に力が入り苦しくなってきます。

私にできること、まずはささやかでも家庭内節電を始めました。
次は、高齢者の不安をすこしでも和らげるように行動することにしました。
老人施設にキーボード演奏しながら「紙芝居」を上演しに行こうと。

実は母は、アルツハイマー型認知症になって住宅型有料老人ホームに暮らしています。
その母のホームの職員の方が、14日の大災害のTV報道で皆さんが不安になってしまって
夜に騒動が多く大変だったと言われたのです。

入所の方々は、単独外出は禁止ですのでデイケアセンターから帰るとTVが外界からの唯一の
情報源になります。そして、いつもなら娯楽になります。
でも今はTV放送は一日中、非常事態宣言中です。不安になって当然です。

母は、カン違いして前日の惨事を、もう丸三日も放送を見続けていると話すのです。

これは、認知症ということもでしょうが、、、ショックが強すぎるってことです。
ホームに「紙芝居」を申し出ると、お願いしますとのことでした。

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紙芝居「さらやしきのおきく」を夕食後の食堂ホールで18:30分から上演しました。
始まると皆さんの身動きもぜず、食い入るような眼差しに、、、ビックリ!しましたよ。

終わったら「また来てね」「あなたの表情も良かったわよ!」と笑顔で皆さんに言われ。
母には「TVのドラマより生の声や表情はやっぱ、人ば引き込むねぇ」とお褒めの言葉です。
職員の方々の評判も上々で、やって良かったぁでした。

他に「紙芝居」ボランティアを近くの老人施設に申し出たのですが責任者が日曜日で不在。
残念ながら、、、保留になりました。

私にできることは、身近な足元からでも行動する事!と思っています。


先日、”みさかえ”で「さらやしきのおきく」という紙芝居を即興音楽つきでしました。

おきくの幽霊が皿を一ま〜い、二ま〜い、と数えていくのですが、、、そこは、落語です。
最後に落ちがあって笑えるんですよ。

桂文我とう落語家が「番長皿屋敷」を子どもや大人も楽しめる”おおわらい落語劇場”として
脚本にしたものです。 全部で6巻ありました。

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”みさかえ”のみなさんに面白いって言われるのは、語りだけではない即興音楽や効果音の
生ライブにジ〜ッと見入ってしまうらしいのです。
紙芝居は静止絵ながら、生の人の声や音楽があるのと無いのでは違うのですね。

紙芝居は、私も面白いのでまた誰かにやってあげたいなぁ!って思ってしまうんです。
どうして、こんなに紙芝居が好きだったのかと自分でも不思議に思うのですが、、、、

思いかえせば、、、、先日も、母のところで「長崎おもいで散歩」を見ていた時です。
母は本の表紙の女の子を指さし「この女の子はあんたね?」って言うんです。  

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同じぐらいの年、格好ですが、私ではないんです。、、、、でも何度も聞かれます。
昭和30年後半の紙芝居風景は「そう、そうの通りだったよね!!」と膝をピシリ、ピシリと
相づちを打つ感が私にあるんですよ。

幼い時の刷り込みは面白いものですね。
だから、紙芝居を見るのも、語るのも、即興音楽も好きなのですね。

誰かぁ、、「紙芝居」を観たい、聴きたい人、手をあげて!!って呼び掛けたいなぁ。




紙芝居2つ

今回のイベントに紙芝居を2つとりあげてみました。
「うまかたどんとたぬきのポンタ」と「ひとつひよこ」です。

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「うまかたどんとたぬきのポンタ」を一人で即興の音と語りでやってみました。
TVやDVDに慣れている子どもが昔からの紙芝居を面白いと思うかが
解らなかったのですが予想外に目を輝かせて観ていました。
途中、電源が切れるというハプニングがおきましたが、、、、よかったです。


次は、四人組によるいつもうたっている「ひとつひよこ」の、うた紙芝居です。

うた
1、ひとつ ひよこが かごのなか だいろくねんね
2、ふたつ ふねには せんどうさんが だいろくねんね
3、みっつ みよちゃんが おもちゃをもって だいろくねんね
4、よっつ よこはま いじんさんが だいろくねんねいつつ
5、いしゃどんが くすりをもって だいろくねんねむっつ
6、むかでが ながぐつはいて だいろくねんね
7、ななつ なくこが よだれをくって だいろくねんね
8、やっつ やまでは うさぎさんが だいろくねんね
9、ここのつ こじきさんが おわんをもって だいろくねんね
10、とおで とのさま おうまにのって はいどうどう

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いつもは、一人で10番までをうたうのですが今回はみんなでしました。
こんどは、めいめい1,2枚でも自分で描いた紙芝居を披露できたら
面白いかもしれませんね。