うた
せんぶは 四枚の はねもっとる あしゃ 六本 とべとべ
あそびかた
竹とんぼを遠くに飛ばす
子どものお腹に大人の両足をあて、子どものからだをピンとさせる→高くあげ、足乗り飛行機のように上下させる
きろく
せんぶとはトンボの方言で、長崎の加津佐町では「せんぶ」、長崎市では「へんぶ」と 言われていたそうです。 「あしゃ」とは足のことです。
夏の終わりに、たくさん飛んでいるトンボを追いかけたりとったりした時の あそびうたでしょう。
近ごろは、子どもも忙しくなってきて外に出て野原や、夕方のあかねの雲 を見ながらトンボを追う姿が見られなくなりました。
子どものころ、ボ〜ッと雲の動いていくのや赤く染まる夕暮れ見たり 虫を観たり、触ったりしている時間を大切にしてあげましょう。
(参考資料: 佐賀 長崎のわらべ歌 柳原書店)