わらべうたとゆかいな日々
わらべうた 長崎のこと スモーク(くん製)

うた

なーまんじょ なーまんじょ ひーげのなーがい なーまんじょ なーまんじょ なーまんじょ



しぐさあそびです。
顔にひげを描くようにしぐさをしながうたう。

きろく

長崎の諫早市のわらべうたです。

なあーんじょとは、鯰(なまず)のことです。
諫早にお住まいの藤山俊子さんに伝承していただいたうたです。

藤山さんのお父さんが、お孫さんの顔に何かひげのような汚れが
付いていたり、ひげに特徴のある人がいたりすると、からかい気味に
うたってあげていたそうです。

このようにわらべうたは、おじいちゃん、おばあちゃんが子どもを飛び抜いて
孫に伝えていることは、ままあることです。
最近は核家族が進んでおじいちゃん達との交流が少なくなり
わらべうたは伝承されにくくなっています。

あかちゃんから幼児まで幅広く、顔に優しくひげを描くしぐさを
しながらうたってあげましょう。
(諫早市にて 2007年3月7日取材)