うた
やまかじやけろ もしきはもえろ こじきはあたれかーらすからす かんざぶろー おまえのうちが やけるぞー
はーやくいって みずかけろ
夕焼け空を見てうたう。
又は、からすのぬいぐるみを手に持ちうたう。
きろく
静岡の御殿場地方のわらべうたです。子どもらが夕暮れ、西の空が真っ赤に夕焼けているのを見て、手を打ち
はやしながらうたったものだそうです。
日本人は夕焼け、お月様 おてんとさん 、風 雪 雨など天気気象に
かかわる自然を歌ったわらべうたを沢山持っています。
これは、四季もはっきりしていて、それぞれの地方の季節の移り変わりを
敏感にとらえる子どもの感性がうたをつくったのでしょう。
もしきとは薪のこと。 勘三郎とはカラスのことです。
この夕焼けの映像は沖縄の残波岬です。
(参考資料:わらべうた 岩波書店)