うた
やんばらのふねが たきぎこつんで ぎしてぎし ぎしてぎし
おおなみこなみ いりふねでふね しくてしく しくてしく
あそび
しぐさあそびです。
二人が向かいあって座り、腕を伸ばし手をつなぎ舟こぎをしながらうたう。
数人で舟こぎのしぐさでうたう。
きろく
舟こぎあそびはたくさんありますが、これは沖縄のうたです。昔、沖縄本島の北部の地方の山原(やんばら又は、やんばるという)山のたきぎを船につんで、海辺の人に売ってたそうです。焚き木を海産物や塩と交換したのかもしれませんね。
やんばらの ふねが No.84は、竿を数人で一列に座り持ち舟こぎあそびにしています。今回は、棒を持って年齢がはなれているお兄ちゃんたちがヨチヨチ歩きの妹たちに合わせて歩いてくれました。
うたの節が「やんばらの」の「の」で急に下がり「ふねが」の「が」で急に上がります。子どもはうたえなくてもかまわないのですがそれを聴いて裏声になる落差がとても面白いらしく子どもは大好きです。
(参考資料: 目あそび 手あそび 足あそび 草土文化)