「長崎手帖」を読みながら語りましょう・・「出島の集い」の方針がつきました。小册ながら昭和30年代の長崎人の息づかいが聞こえて面白そうと。
故田栗奎作(たぐりけいさく)氏が発行された昭和30年〜42年までの小冊で全40冊。
「長崎手帖」創刊の言葉
こんど、こんな小さい手帖をだすことにしました。長崎のさまざまな味と色と匂を、こぼれるようにもりたいと思っています。
世の中が、つまればつまる程、なぜかユーモアがほしくなり、カサカサした生活に、すこしでもうるおいを持たせることが出来たらというのが、私のささやかな願いです。
薄っぺらなものですが、毎月出して行きたいと思っています。
もし、この手帖の中のどこかが微笑をさそい、ひとつの話題となり、そしてひとときの憩いとなることが出来れば、この上もないことです。
このやさしい言葉が、ジ〜ンと心をうちます。あたたかい眼差しで長崎を見つめた方がいらっしゃったのですね。
半世紀をすぎて「出島の集い」の場で、微笑をさそう憩いの小册にさせて頂きます。感謝いたします。