うた
ちんがらがったん ちんがらがったん おまえのうしろにだれがいる ◯◯ちゃん それはほんとにようあてた
あそび
鬼あてあそびです。
鬼が目をつむり輪の真ん中に座ります。外輪の子どもたちは手をつなぎ、うたいながら鬼のまわりを回ります。
「だれがいる」をうたい終わったら、止まって親役がひとりの子に、声だし「ちんがらがったん」を 合図します。
鬼は、声出しの子の名前を当てます。 当たったら手拍子しながら「それはほんとにようあてた」で鬼が交代、当てられたらなかったら もう一度、鬼をします。
きろく
諫早の立川久子さんに教えていただいたわらべうたです。むかし、諫早でも養蚕がさかんだったそうです。
ちんがらがったんは、繭から糸を引く時の糸繰りの擬音です。
他に、おなじような鬼あてうたは、「ひとまね こまね」があります。
どちらも、あそぶ仲間の声を聴きわけるあそびなので、初対面の子どもたちではむずかしいかもしれません。
なれた仲間たちでは、声色をかえて騙したりできるのがおもしろいですよ。
(2013年6月5日諫早・立川邸にて取材)わらべうた No.201