いつものように、長崎手帖を音読しながらの集いでした。
その中の「長崎闌秋」の下村ひろし氏の一文です。
私は永井隆博士の揮毫(きごう)半折を一本所持している。それには「如己愛人」と書いてある。1951年新春と日附がしてあるから博士の最晩年の年のものだ。この辞句は、永井その人の象徴であるし、如己堂の名の由来にもなっているので真に意義が深い。私はこの書を見る度に心が洗われる想いがしている。・・・
「闌」は読めなかった漢字です。調べると訓読みで「たけなわ」「た(ける)」「手すり」。「闌秋」は、「あきたけなわ」十月ごろのことだそうです。
ふむふむ、難しいなぁ。今回は松本さんのお祝いもいたしました。
第二十四回は、長崎手帖No.10の、その頃の音楽家たち〜長崎のあれこれ〜長崎相撲甚句〜長崎闌秋まで。第二十三回はここです。
次回は、6月22日(日)の予定です。どなたでも参加できます。気軽にいらっしゃいませんか?