日動画廊の副社長、長谷川智恵子の書いた本。2015年5月14日出版です。
画商だけにとどまらず、プライベートでも鴨居 玲と深くかかわり、没後30年たって知られざる姿を紹介。スラリと読みやすかった。
1969年に、絵画の芥川賞ともいわれる安井賞を「静止した刻」で受賞。これは石川県立美術館所蔵の「1982年 私」です。
絵画にうとい私ですが「はっ!」と息を呑む間と捉えていると思う。
それぞれの人間の顔ありよう、明暗のコントラスト、シーンと静まる時と抜ける明るさ、赤やブルーの絵にも惹かれる。
7月20日まで東京ステーションギャラリーで「没後30年 鴨居玲展 踊り候え」が開催されている。実物を見たいな〜。
著者は、鴨居 のことをlivedoor newsにも書いています。文はここ。
改革的な下着のデザイナー、鴨居羊子はお姉さんでした。