うた
十五夜の お月さんな まつのかげ まつから さされて ささのかげ
ささよーい あずきささ めささ とったが りっかん しょ
数人の子どもが輪を作り、一人鬼をきめます。
鬼はわの中央で目をつむってしゃがみ、そのまわりを輪になった子ども達が うたいながら回ります。
「ささよーい」で輪の子どもはしゃがみ、交代に鬼が「あずきささ」から 目の前の子を手さぐりで探し名前をあてます。
きろく
本来、佐賀の鹿島市で上記のようにあそばれていたそうです。
”あっかとばい”では鬼が名前を当てるのではなく頭をなでていきます。 最後のことば「しょ」に当たった子どもが次の鬼です。これですと、2歳ぐらいがら楽しくあそべます。
小さい子は、鬼役で頭をなでていくのも、なでてもらうのもどちらも好きなようです。 これは大人に頭や「いい子だね」となでられ、いってもらえるのがうれしい からからでしょうか。
ゆっくりしたテンポであそびましょう。
つい、百年位前は、このうたにある情景のように電気も無かった時代です。 きっと昔の子ども達や大人は、今より十五夜の月などの自然の移り変わり肌で 感じていたことでしょう。
(参考資料:佐賀のわらべうた 音楽之友社)