わらべうたとゆかいな日々
わらべうた 長崎のこと スモーク(くん製)


昨年に続き、一般の方へのわらべうたは、認知度がイマイチです。

なぜだろうか?長いこと腑に落ちなかった。でも解ったんです。私たちにわらべうたの原風景が無いからだと。共感できないんです。

そこで一般の方に、共感を呼び起こすには、原風景を作り直して、子どもたちや周りの人に渡してほしいと願うこと。

”1曲だけを楽しくあそぶ→覚えてもらう→1曲だけを種まきしてもらう”この取り組みを やろう!!と思いました。

その一曲は、「お家の女中さん」 長崎のわらべうたです。

それは、山田洋次監督の「たそがれ清兵衛」のに「お家の女中さん」を見つけたからです。原風景だった。



映画のシーンもわらべうた動画も見て頂き、このうたをとりあげた理由をお話しました。何度も、何度もていねいにあそびましたよ。

何曲も矢継ぎ早にするのは、止めにしました。たくさんのわらべうたは要らないんです。

最後に、お一人が図書館の方に「また、こんなわらべうたはないのでしょうか?」と聞いていらっしゃった。

あら、思いが伝わったかもしれない。うれしかったです。



この映画の中には、今の社会に通じるたくさんの原風景(原点)があった。

もう一つ紹介します。舞台は明治維新前の動乱期。

清兵衛の娘、かやのが論語の素読をしてて、父に「なして、針仕事などはおなごに役に立つが、学問はなんの役に立つのだろう?」と聞く。

清兵衛は、「針仕事のように役にはたたないかもしれないが、学問すると自分の頭で考えるようになる、考える力がつく」

「この先、世の中がどう変わっても考える力を持っていれば、何とかして生きていける。これは、男っ子も女っ子も同じことだ」と答える。

この言葉は深い。ずっしり心に響きましたよ。

「たそがれ清兵衛」と「お家の女中さん」が繋がりました。



TOHOシネマズ長崎で「清須会議」を観ました。

監督が三谷幸喜でおもしろかった!! 大泉洋(豊臣秀吉役)が主役といっていいほどの映画でした。

歴史は、映画でみるとキャストからインパクトをもらって解ります。

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それを英語で伝えるには、、と相関図を作ってみました。

カンタン英語の付箋をペタペタはって。でもまだ未完ですが。

1ヶ月間、パタリと止まった未熟者の英語なのです。

再起動は図解で楽しくしなきゃイケマセンよ。



いやはや、ビックリとうれしさでいっぱいです。

第26回日本アカデミー賞(2003年)をとった「たそがれ清兵衛」を レンタルしてきました。

そのDVD観ていたら、わぁ、、長崎のわらべうたと同じのが出てきたんです!! 

同じだったわらべうたは、「お家の女中さん」でした。

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場面は、飯沼朋江(宮沢りえ)が、たそがれ清兵衛(真田広之)の二人の娘とわらべうたであそんでいるところ。

最初から30分過ぎ。うたの2番から6番まででかなり長いシーンです。

突然、目が点になってしまいましたよ。あっ、と絶句です。



山田洋次監督は、構想に10年以上、時代考証に1年以上をかけたそうなので、わらべうたも調べられてふさわしいのを採用されたのでしょう。

思いがけず、佐々町で取材したのと同じうたの出現に面食らいましたよ。

心にぽっと灯火がついて、うれしい、なつかしい。わらべうたはいいなぁ。

映画もめちゃ面白かったです。