キリンビール福岡工場見学へ行ってきました。
長崎から福岡工場は、車で高速を走って約2時間。
工場の正面の奥には広い畑があって、春はポピー、秋にはコスモスが咲くそうです。
工場は、福岡ドーム8コ分の広さだそうで大きいんです。
11:00スタートは、見学者の第二陣だったせいか7人で殿様見学のよう。
案内はにこやかな美人スタッフで、ビールの話がわかりやすく丁寧でした。
日本最初のビールは、江戸時代中期に長崎の出島オランダ商館でオランダ人から伝えたと文献があるそうです。
それは、当時のオランダ通詞、今村市兵衛と名村五兵衛が書いた「和蘭問答」から。
初めてビールを飲んだ日本人は「味がなくてとってもマズイ」と言ったと書かれているそうです。
日本にはない味だったのでしょうね。
キリンビールの歴史・キリンビールのしおりより
1870年(明治3年) W.コープランド、横浜山手にスプリングバレー・ブルワリーを開設
1888年(明治21年) ジャパン・ブルワリーより「キリンビール」発売
1907年(明治40年) ジャパン・ブルワリーの事業を継承し麒麟麦酒株式会社創立
1960年(昭和35年)「缶詰キリンビール」発売(350ml)
1990年(平成2年)「キリン一番搾り生ビール」発売
1998年(平成10年)「麒麟淡麗〈生〉」発売
2005年(平成17年)「 キリンのどごし〈生〉」発売
2007年(平成19年) キリンビール株式会社創立100周年を迎える
2008年(平成20年) キリンラガービール120周年
2009年(平成21年) ノンアルコール・ビールテイスト飲料「キリンフリー」発売
気になるのはビールの値段です。1877年(明治10年)大ビール1本が16銭。味噌1キロ約5銭の3倍!!
今とちがって、庶民は飲めない高級飲酒だったのですね。