わらべうたとゆかいな日々
わらべうた 長崎のこと スモーク(くん製)

3月3日は、妹宅で郷土料理の大村寿司を作りました。

生鯖を使った本格派。江平のおばあちゃん直伝料理です。

毎月つくろうと意気込んだのが2年前。りっぱな押し寿司道具が泣くほど間隔が開いてしまった。



2日前に生鯖を焼いて、前日そぼろにする。材料の下ごしらえです。材料はここ、作り方はここです。

節句日に寿司米と具を重ね3時間で91個の完成。さっそく、味見をして出来栄えの評価です。

妹=78点、私=82点、義理の弟(江平のおばあちゃんの息子)=80点。 手作りは、自分の点が甘くなるけれど美味しかった。 

あちらこちらに配って桃の節句の一大イベントでした。

こんどは、5月5日にしようと決めています。



長崎の定番の民謡、ぶらぶら節です。

桶屋町の庭先回りで、いくつかあるバージョンの一つとして披露されました。



長崎名物 はた揚げ盆祭り 秋はお諏訪のシャギリで 氏子がぶーらぶら ぶらりぶらりというたもんだいちゅ

遊びに行くなら 花月か中の茶屋  梅園裏門たたいて 丸山ぶーらぶら ぶらりぶらりというたもんだいちゅ



なじみのある定番は、心地よいです。たくさん披露されていましたよ。

他に、2年前の長崎出島のカピタンの部屋でのぶらぶら節もご覧ください。→ここです。艶やかな芸者さんの踊りはまた風情がありますね。

2013年のくんちは幕を閉じました。でも、シャギリや「もってこい、ドン ジャパ〜」が耳の奥に残っています。

桶屋町のみなさま、お疲れさまでした!! お世話になりました。



秋の大祭 長崎くんち、桶屋町の庭先回りに同行させてもらいました。

地方(ぢかた)さんたちの演奏も本踊も、すばらしい生ライブが目前で見れます。

2013年の長崎くんち、桶屋町庭先回りで踊られた唄です。 (その一)

秋はおすわのシャギリに浮かれ 波がゆれます人波が もってこい ドン ジャパ〜


唄のさいごの「もってこい、ドン ジャパ〜」が耳に馴染んできました。

日舞の美しさにぴったりです!! いっしょに唄いましたよ。(そのニ)

ここは日本の西玄関よ 花もいけましょ打ち水も もってこい、ドン ジャパ〜 


なっといっても、贅沢なのは全て生ライブということです!!

マイクも使わず、人肌の感じられる音や踊りは伝統芸だと思います。

シャギリでねり歩く庭先回りはよかもんです。



台風24号はやっと無事に通過しました。

順延の為、くんち中日の庭先回りが9日になりました。

まずは、長崎歴史文化協会へ妹とご挨拶に伺いました。

通年のくんちTV中継の解説でお疲れでしょうが、越中先生は、お元気そうでした!!

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桶屋町のくんち奉納は本踊です。藤間流のステキな踊りが見れます。

いつみても日舞の衣装がカッコイイ。華やかです。

庭先回りは、12:00集合。赤組、白組に分かれて13:00出発です。

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地方(ぢかた)さんに、わらべうたのお母さんだった方がいらっしゃった。三味線片手に黒のステキな艶姿です。

7年前もご一緒したけれど、三味線をされているとは知りませんでした。

地方さんは踊りの要。脇で演奏されるのについて行けてうれしいです。

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7年前に同行された方も少なくなりました。さびしいです。

庭先回りは、長崎の町中を夜まで回り足が棒になります。

元気なうちに参加させて頂いてありがたいです!!



秋一番の祭り、長崎くんちに台風が襲来!!

長崎市役所の防災無線が厳重な注意を呼びかけています。

こりゃぁ、イカンと庭を片づけ、ホームセンターで養生テープ(マスキングテープ)を買い足しました。

養生テープは、ガムテープより粘着力が弱いのでキレイに貼って剥がせます。

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先日サッシ戸が壊れた時、初めてこのテープの重宝さを教えてもらいました。それ以来の常備品です。

ガラス窓の保護にガムテープを貼ると、後始末がタイヘンです。

荷造り、引っ越しにも便利グッスですよ。幅25mm×25mで263円。

オススメです。 台風よ速やかに立ち去れ〜。



10月7日の朝8時すぎ、長崎の小江港です。

突然、パラパラと雨が降って、うっすらと虹がかかりました。

今年はじめて出会えた虹です。やさしく港をおおっていました。

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でも今日は、長崎くんちの初日なのです。

虹はきれいだけれど7、8、9日のくんちの天気が気になる。雲ゆきが怪しい。

くんち桶屋町の本踊に同行するMさんたちは、今朝5時半の集合です。すでにお諏訪さんの出番が来ているはずです。

7時にババ〜ンの合図がなり、TV実況中継では、お諏訪さんは晴れていてほっとしました。私は9日に同行します。

どうぞ、後日まで良い天気でありすように!!



五節句は、日本になじみ深い行事になっています。

五節句の「節」というのは、唐時代の中国の暦法で定められた季節の変わり目のことです。暦の中で奇数の重なる日を取り出して(奇数(陽)が重なると陰になるとして、それを避けるための避邪〔ひじゃ〕の行事が行われたことから)、季節の旬の植物から生命力をもらい邪気を祓うという目的から始まりました。この中国の暦法と、日本の農耕を行う人々の風習が合わさり、定められた日に宮中で邪気を祓う宴会が催されるようになり「節句」といわれるようになったそうです。(日本文化いろは事典より)

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明治からは新暦ですが、一桁の奇数月の奇数日が年に5回あって、その日が日本の五節句です。

1月7日…人日(じんじつ)の節句(七草の節句)
3月3日…上巳(じょうし)の節句(桃の節句)
5月5日…端午(たんご)の節句(菖蒲の節句)
7月7日…七夕(たなばた)の節句(笹の節句)
9月9日…重陽(ちょうよう)の節句(菊の節句・栗の節句)→長崎くんち

中国の三大節句は、春節、端午節、中秋節です。春節は、中国の旧正月→長崎ランタンフェスティバル

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中秋節スタンプラリーで、東西南北の門を周って月餅をもらいました。

新地橋広場の出店で唐揚げ、海鮮サラダ、月餅も食べましたよ。

ビールも飲みたかったけれど、運転なのでアキラメでした。



大三東の祭り鼻だごさんで、初めてむかごをいただきました。

ポクリとしててちっこい里芋の食感。美味しかった!!

茹でたむかごはポクポクとおやつに、お酒のつまみになりそうです。

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お接待のおにぎり三種にも、むかごおにぎりがありました。

タクアン、味噌、むかごおにぎりは、祭りで神輿をかつぐ人たちが力がでるようにと塩分補給の知恵がつまっています。

シラス入りむかごおにぎりは、自宅の庭でとったものだそうで栄養のバランス満点です。

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いただいたゴウヤの酢の物、唐揚げ、煮玉子、お漬物とおにぎり3個。ぜんぶ美味でしたよ!!

充分すぎるお接待をうけて、楽しかったです。

ありがとうございました。



この祭りのために里帰りされたご家族に会いました。

お孫さんのケイ君は、すでにお下りの時に無病息災のおまじない墨をぬられて、おばあちゃんと一休み中。

もの心がつかないので何がなんだか判らない、、、ニコリ顔です。

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しかし、お上りでまたケイ君は鼻だごさんに会ってしまった!!

あらら、こんどは、つかまってワァァ、と泣きだしました。

いっぺんに恐ろしさが湧きでたんでしょうね。

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ほかでも、4、5歳の子が鼻だごさんにぬられて、ワァワァ泣いています。

お母さんにしがみついて離れません。白い服のお母さんもペラリと。

私も手にぬってもらいました。もちろん黒い服を着ていきましたよ。

こんなおもしろい祭りはずっと残したいですね!!



大三東(おおみさき)の祭りのハイライトです。

鼻だごさん=いかめしい天狗の面の若者鬼。この鬼が二匹、村じゅうを駆けまわり、子どもの顔に墨をぬります。

鼻だごさんは足が速く、子どもは、ワァァ、、と一目散に逃げかくれる。

そして、見つかり捕まると容赦なく墨をぬりたくられる!! 

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鼻だごさん役は足の速い若者でしょうが、中高校生は必死で逃げるから速いこと、速いこと。

目の前を猛スピードで逃げて、それをダダダッと追いかける鬼姿は圧巻でした。

昔は家の中まで土足であがって来るので、子どもたちはトイレにかくれたそうです。



今は子どもにターゲットですが、昔は沿道の大人たちも無病息災のおまじないでぬられたそうです。

墨ではなくかまど(竈)の灰だったそう。祭りは黒い服じゃなきゃいけませんね。

浮立やお稚児さんもお下り、お上りして味わい深いお祭りです。



長崎県島原市の大三東(おおみさき)の祭りです。

これは、台風が来るころに風よけ祭として年に一回。有明町大三東三ツ沢村八幡神社に伝わる神事だそうです。

こんな小さな祭りがホッコリしてて、すばらしかったです。



長崎市内から車で約2時間。念願かなって祭りにでかけました。

当地にお住まいの先生から聞いていた以上に、おもしろかった!!

町のみなさんが総出で祭りを盛り上げていますよ。


八幡神社
長崎県島原市有明町大三東乙907



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天気が心配された夏祭りがおわりました。

今夏、焼きそば隊はガンバッテ380食をつくりました。

私は、赤の半ぺんを15個、きみどり4個、揚げかんぼこの注文と準備役。

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さてさて、焼きそばができると、手早くプラスチックトレーに盛る役もします。

去年まではトングを使っていたけれど間に合わない!! 熱いのなんのって言ってられない。

そこで、今年は厚手のビニール手袋で盛っていきましたよ。でも、ポッポと指先が熱っかたです。

みんなの協力で今年も楽しく町内のお祭りできました。

ヨカッタ、ヨカッタ、ごくろうさま。



中島川である夏祭り・長崎夜市にでかけました。

2013年は、8月に2回開催、前半は3日、4日、後半は24日、25日です。

長崎市の中央、中島川界隈の町内やお店が出店してて、なごやかなお祭りです。

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川にくだる階段にズラリすわって、流れる川をながめ涼む家族やカップル。

光るおもちゃを買ってもらって、うれしそうな浴衣姿の子どもたち。

橋のきわでは、フェリーチェの歌が始り、次の出番フラメンコが待機中でした。

私もトコロテンを食べながら、寒ざらしも美味しいそう、、と横目でチラリ。

どんぐりプロジェクトダンカーズのブースに寄って話し込みましたよ。

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お祭りは、食べたり、飲んだり、観たり、ゲームしたり、日ごろの憂さ晴らしができるのがいいですね。

地域のかたがたの手作り祭りは、のんびりできますよ。

楽しい長崎夜市の初日でした。みなさん、お出かけ下さい!!



2013年4月25日〜29日、長崎帆船まつりが始まっています。

出島ワーフのある長崎港は、イベント会場に出店などでいっぱいの人だかり。

日本丸を見に行きました。夕陽をバックにしたマストがカッコイイい!!

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お天気もよくて海の潮風がここちよい、家族連れが多かったです。

4/27(土)、28(日)は打ち上げ花火もあります。

ゴールデンウィーク前半の長崎の大きい祭りですよ。




今年のひな祭りは、母のところへ行きました。

貴重な一個!! 万月堂の桃カステラをいっしょに食べるのです。

クリスタルのおひな様はTVの前に、木瓜(ボケ)の花は花びんに。

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母「こん桃カステラの、ふとかね〜」(ふとか=大きい)
娘「うんさ!! 一個しか売ってくれんとよ」(うんさ=そうさ)

母「甘たらしかごたっネ〜」(すごく甘いようね)
娘「そん、甘たらしかとが良かっさ〜」(そん=その)

娘「昔、ミー君に買いに行かせとったけん、今でも言わるっとさ」(言わる=言われる)

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桃カステラは、フォンダン(砂糖すり蜜)とカステラ台のバランスが決め手。

ふたりで四分の一ずつ食べて堪能しましたよ。

母「ごっくいくんね、バッテン、カステラのフワ〜としとる!! おいしかねえ」と長崎弁まるだしの会話でした。(ごっくい=こってり)

いつでん食べても桃カステラは、おいしか〜。 


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