わらべうたとゆかいな日々
わらべうた 長崎のこと スモーク(くん製)

今年も大晦日になりました。
長崎は昨夜からシ〜ンとした静けさが続いていましたが明けてみると、、、、わぁ大雪です。

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外は白銀の世界。朝早くから子どもたちがワアワアと雪だるまやカマクラづくり。
元気に雪合戦やそりすべりも始まりました。

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年内、長崎にこんなに雪が降ったのは久しぶり。
さぁさ!お節作りと思いますが、、、献立は立っても寒くて腰があがりません。

子どもたちもですが私も娘もなんだか大雪にウキウキして近くのスーパーに買出しです。
スーパーの広い駐車場はガッラガラ、前日は警備員2人でせわしなく車を誘導してたんですよ。

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でも、でっかいヒラメやはまちがドド〜ンと並んだお魚コーナーはさすがに賑わいでした。
結構高値ですよ、お正月料金でも売れるのでしょうね。お刺身にしたらおいしそうだなぁ。

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来年は、こんな青魚をバンバン釣るぞ!!
どこからか笑い声が、、、いやいや、この魚の半分のサイズで満足ですから。

そおっと釣りの神様に願をかけて。


わらべうたのお正月会を2011年1月6日(木)に長与公民館と長崎の教室でします。
親子、友だちみんなで長崎のお正月あそびをしましょう!

日時:2011年1月6日(木)長与公民館 10:30~12:00、長崎教室 15:00~16:30
場所:長与公民館(長崎県西彼杵郡長与町嬉里郷636) リトム音楽教室(長崎市銭座町5-12)
参加費:無料
申し込み:わらべうたの会員か山田ゆかりへ e-mail:warabeuta@gmailどっとcom

♪ お菓子タイムがありますので飲み物、お菓子は各自お持ちください。
♪ 参加費は無料ですが、長与公民館のみ暖房費が一家族100円です。

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プログラム

1)あっかとばい   (長崎のわらべうた)
2)正月さん     (佐賀のわらべうた)
3)稲佐ん山から   (長崎のわらべうた)
4)紙芝居「火の鳥」
5)同窓会・お菓子タイム

お正月あそび、独楽あそび、羽根つき、「ベンケイガ」を覚えよう!などをします。

さよならあんころもち(閉会)



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昔ながらの羽根つきあそびは、コ〜ン、コ〜ンとムクロの音が爽やかです。
みんなでワイワイと独楽回しやリレーあそびをすると楽しいですよ!!

皆さん、お誘い合わせで集まりましょう。


先日、長崎歴史文化協会で越中哲也先生やみなさんとお昼ごはんを食べていた時の話です。

越中先生が夢の中でお告げがあり、宝くじを買って一億円当たった夢をみたそうです。
翌日、Hさんは先生の申し付け通り賑わっている浜の町で宝くじを購入。

へぇ〜、本当に!!先生購入されたんですね。  宝くじは当らないと思う私でしたが。

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それから食事中の話。 先生はいつものノリで「よかよか、1億円、当たっとやっけん、、、」
くんちの傘鉾代が二千万かかるなら、ぜ〜んぶ、出してやっさ!」 わぁ、豪気です。

先日の送り三味線の話しでは、先生は丸山も芸妓さん遊びも詳しくて
「芸妓と地方で三人は少なかぁ、三味線は二人はおらんば、弦の切れたらどうすっね。」

先生の企画で一月に芸妓さんをよんで賑やかに花月送別会をされるそうですが、、、、
花月に芸妓さんをよぉけ(たくさん)よぶ金ぐらい出してやる。よぉけ、よばんば!」
「よかよか、1億円、当たっとやっけん、、、」

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万事、このように「よかよか、一億円当たっとやっけん、出してやる!」です。

先生曰く。
「宝くじんごたっとは、当たっても自分で使こうたらいけんと!!み〜んな、寄付するごと
気前よく人の為に使わんば、いかんとさ。」

なるぼど。
「不意のお金は人を狂わせ不幸にする」と言われますが、この心意気なら皆の為になって
宝くじに当たった人もシヤワセになるでしょう。

年の瀬、ほのぼのといいお話でしたよ。


先日、娘が夏みかん?みたいな柑橘をもらってきました。
表面は黄色、ところどころミドリがかっていかにもスッパイですよって言ってます。

皮は指で剥くにはかたく、まずは包丁で切り目入れ皮をむいてパクリ。

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これが、びっくり!!の美味しさだったんです。
やわらかな香りにプチプチの実がなんと甘いんですよ。 すっぱさはぜ〜んぜんなくて。
すかさず娘に「これは何ていうみかん?」って、もらった状況を聞いても謎、謎、謎。

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丁度、新潟にみかんを送ろうとしていた矢先です。これがいい!!って思ったのでした。

でも、、、名前もわからずどうすればいいの?  まずは謎みかんを持って長与の農協へ。
訪ねてみれば、農協の指導員の方は即言で「これは、スウィート・スプリングですよ。」って。

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早速、長与の生産者・スウィート・スプリング農家を教えて下さいました。
その農家は、年季がたっている大きな松の樹がズズ〜ン伸びて圧倒される門構えの家でした。
中村さんは、スウィート・スプリングや他にみかん、キウイ畑まである大きな農家でしたよ。
お土産まで貰ってしまい、らっらら〜、うれしかったです。

この柑橘を長崎で知っている人は少ないでしょう。
マボロシの柑橘らしいんです。
生産者の中村さんも最初は食べなかったら、このスウィート・スプリング(八朔(はっさく)
上田温州(みかん)のかけ合わせ)が甘く美味しいとは判らなっかったとおっしゃてましたよ。

やっとこ探し当てたマボロシの柑橘を年内に新潟へも送ることができました。
それから、このスウィート・スプリングのファンになってしまい、そこここの人に試食させて
にこにこと悦に入っております。

ほんに美味しかとですよ!!


年の瀬も迫った日、たのんでいた雑誌 ”らく”を長崎歴史文化協会に取りに行きました。
今回は「旧外国人居留地をゆく」で表紙はブライアン・バークガフニさん。

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大きな美しい写真とシンプルな文章で長崎の人、物、歴史、場所、食物を紹介しています。
長崎の地元制作の雑誌ながら東京人にでも「どうですか?」って言えるカッコイイ雑誌です。

”らく”の横に”NAGASAKI Insight Guide”という本。あれっ、桃カステラだ!と本のカバーに
釘付けになりました。
みどりの帯には、長崎を知る77のキーワード。

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前々から、長崎人(じげもん)が家庭で作るちゃんぽんのレシピをblogにあげてくれと
息子に頼まれていたんです。
丁度、ここに食材がキチント出ているじゃん。こいは買わんば!と。



ぺらぺら・・とめくれば、ややっ!長崎くんちの龍踊りの写真に吸い込まれそうですよ。
くんちは本来は綺羅びやかな衣装や山車が色彩を競っている祭りです。
ところがそのページの写真は色を抑えてモノトーン風に龍の動きにピントをあわせてて、、、

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青龍、白龍の龍踊りを囲み固唾を呑んで見とれている長崎人の祭霊たちの姿。
異次元空間の舞台上で長崎人のくんち祭霊たちの望郷を見ているような迫力がありますよ。

企画・制作:ナガサキベイデザインセンター
監修:越中哲也 原田博二 ブライアン・バークガフニ 織田毅
アートディレクション:岡本 一宣

長崎のコトに興味がある方はどうぞ!  おもしろか本が講談社からでましたよ。

 

長崎にも雪がやってきました。

昨日はクリスマスでした。
聖夜から教会は雪の降る中ミサに来る人の出入りで活気がありました。

でも今朝は静か。

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教会・お告げのマリア修道会に入ったことはありませんが12時にいつもカ〜ン、
カ〜ン、カ〜ンと鐘の音が聴こえます。
ここは丘の上なので耳元まで鐘の音が響きます。  街中の雑音がないのですよ。

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子どもが指先を赤くさせて車の上に積もっている雪をかき集めています。
雪だるまを作りたいのでしょうが、しばらくすると声が聴こえなくなりました。
あきらめて家に入ったのでしょう。

雪雨まじりのボタン雪なので溶けてベチョベチョって、、、ざんねん。


「江戸時代ー長崎出島のクリスマス会」の晩餐会は、送り三味線で締めくくられました。

三味線、和太鼓、コンチキ(鉦・かね)のお囃子に唄いが流れ、なんとも粋なのですよ。
盃にお酒をつがれググ〜っと頂いて、一人ずつ送り三味線の風にのって帰れるって。

長崎の送り三味線 from yamada yukari on Vimeo.


本当に贅沢な締めくくりですよ。芸妓さん、地方さんお囃子の余韻がたまらない・・・・・。

この晩餐会に出なければ、江戸時代の出島のオランダ人の暮らしが解らなかったなぁ。
何を食べていたの? どんなものを聴いて、何を見ていたの?

タイムスリップした晩餐会は楽しく美味しいだけでなくて、江戸時代のカピタンや殿様と
同じ空間に居るありがたさ、出島への望想がじわ〜と身に染みわたって幸いでしたよ。

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「冬至を祝う晩餐会」という名に密かに変えてクリスマスを祝っていたオランダ人や隠れ
キリシタンのいた時代は終わりました。
一度変わってしまったら、人々は昔のことをみごとに忘れますね。

今は、商業市場のきらびやかで明るいクリスマスが当たり前。
プレゼント合戦、イベント、バーティーが連日続き街は車や人でごった返しです。


「江戸時代ー長崎出島のクリスマス」を紹介して6回目になりました。
楽しくて濃いイベントだったのでupしながら追体験しつつ、、ニヤリとなるんですよ。

こぼれ話は検番の美代菊さん。
晩餐会で名刺を頂いたのですが渡す時に芸妓さんは扇子に乗せて差し出すそうですよ。

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美代菊さんはあっけらかんとした、かわいい芸妓さんであこがれてこの道に進んだそうです。
正装、黒の裾引きに高島田の姿は21歳には見えませんね。 まるでお人形さんみたいです。

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ひょんなことでblogの話になりipadをとり出すと「私もblogしてるんですよ」って仲間ですよ。
早速、ipadを手に取り「geko 美代菊」を紹介してくれました。

芸妓さんとipad from yamada yukari on Vimeo.


カピタン部屋でサササッてipadを使う芸妓さんって何だか面白い光景でしたよ。
ipadを持って行っててほんに良かったとですよ!!


「出島大宴会」の前には見学の一般人たちにプレ・イベントがありました。
ヴァイオリン、フルート演奏、オペラのお披露目でカピタンが日常に暮らしていた畳敷の
カピタン居間で演奏されたんですよ。

自然光が柔らかく落ち着いた室内で、お殿様も目をパチクリして観てただろう洋樂が目の前
で聴けて皆さんタイムスリップされたでしょう。

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その上、晩餐会の前に特別に長崎検番の芸妓踊りも披露されてプレ・イベントとしては豪華な
顔ぶれでびっくりでした。



今はクリスマスは当たり前の風潮ですが、江戸時代の長崎出島内でもご法度だったのです。
でも、出島内で暮らすオランダ人は食事も祭り事も大変苦心していましたね。

禁教のクリスマス祝いを「冬至会」「お正月会」とカモフラージュするとはみごとに
郷に入れば郷に従えっていう知恵でしょうか?
きっと、当時のオランダ通詞の計らいも多大なものだったんでしょう。

たまたまプレ・イベントに居合わせた見学の人たちは、わぁ〜、出島ではこんなのが
平常あるのだ!と勘違いしたかもしれませんね。


「出島大宴会」は全3回あったのですがその都度、検番にいる芸妓さんは替わりました。

最終回は、長崎検番・総芸者数21名の内から、鹿の子さん と美代菊さんの芸妓さんと 地方の(じかた:唄や三味線)るり羽さんが黒紋付の姿で登場。

鹿の子さん
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鹿の子さんは小柄で踊りがお上手でした。 前イベントのオペラをきちんと正座して聴いていらした姿は美しかったです。

鹿の子さんを写真に撮りたいと贔屓の方がいらしていましたよ。

美代菊さん
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検番に初ういしい風を吹き込んだ21歳の美代菊さんは黒紋付がピッタリと決まって まるでお人形さんみたいですね。 おちゃめで活発な芸妓さんです。

後方にスラリと立っている方は、地方のるり羽さんです。 美人で粋に三味線や唄をうたわれる姿はかっこいいんです。華がありました。

長崎の思案橋から山の手に入って行くと長崎検番や料亭花月などがある丸山があります。 そこの丸山音頭です。



長崎には、「くんち」という大きなお祭りがあります。 そのお祭りの時に「もう一度!・アンコール」という意味のかけ声「モッテコーイ」 を囃して再演をたのみます。この双方の掛け合いや引き具合いが面白いんですよ。

しかし、踊りの「モッテコーイ」は正しくは「ショモーヤレー」と囃します。 晩餐会では、「モッテコーイ」も「ショモーヤレー」、、、片や「モッテカエレー」なども でて賑やかな宴会でした。

長崎の南にある島原半島の中央に温泉で有名な雲仙があります。湯の街の手ぬぐいにみたてた布を粋に振りながら踊る雲仙音頭です。



晩餐会の踊りは、「長崎ぶらぶら節」「浜節」「丸山音頭」「雲仙音頭」「もみじの橋」と お座敷遊びの豪華版でしたよ。

カピタン部屋に「ショモーヤレー」、「ショモーヤレー」の声が響いていました。



出島阿蘭陀料理のことをターフル料理ともいい、ターフルとはテーブルというオランダ語です。

18日の晩餐会メニューは、当時のオランダ冬至(クリスマス)又は旧正月などに出されていた
料理を再現、アレンジしたものでした。

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料理は、ベストウェスタンプレミアホテル。料理長は吉川慈さんでした。

一言でいうと、みんな美味しかったでんすよ。
当時の事だからってあまり期待しないでいたら、、、、どれも美味しくて赤、白ワインを
グ〜っと飲みながら、全部ペロリって頂いてしましました。 満足しましたよ。

一品目:(ニシン)のマリネと鰻(ウナギ)の燻製
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当時オランダの料理にオードブルというのはなかったそうで吉川さんのイメージされた
アレンジ料理でした。
私は、鰊は新潟で身欠きニシンと大根煮でよく食べてたのですが長崎では珍しい魚です。
鰊は油がのってるのでマリネも、ウナギも燻製にするとオードブルになりますね。
珍しくどちら意外性があって美味。

二品目:鶏のスープとふかひれのスープ
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本来は、ツバメの巣とチキンのすり身らしいのですが、アレンジでチキンスープに野菜と
ツバメの巣→フカヒレにされたそうです。  暖かくてまろやかな味でしたよ。

三品目:鯛の赤ワイン煮、ほうれん草の炒め、じゃがいものバター煮
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これが、美味しかったぁ!!
最初、この大きさで肉厚な鯛!の赤ワイン煮であるとは思わずお肉だと勘違いしましたよ。
ワインの渋味や香りが鯛とよくあっててパクパク頂きました。さすが、料理長ですね。

甘酒パン
甘酒麹を使ったパンと天然酵母を使ったパン2種類でした。
イースト菌ではなくてもふわりとしているパンでバターをつけて頂きました。

四品目:牛肉とオニオンの酸味煮
すみません、食べる前に撮るはずが、、、、食欲に負けました。
牛肉はトロケるように柔らかく、ワインビネガーの酸味と玉ねぎの甘さとミックスされてて
良かったですね。

五品目:骨付きイベリコ豚のソテー、人参のバター醤油煮、カブのバター煮
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骨付きではなく、食べやすく柔らかい程よい油がのった高級ロースハムって味。
冬の季節、カブは美味しいのでバター煮でもgoodだなぁと家の献立に取り入れますね。

六品目:洋なしのワイン煮、シナモンケーキ、水出しコーヒー
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シフォンケーキを軽くした様なシナモンケーキ、ラ・フランスの白ワイン煮と水出しコーヒー
で締めくくりでした。
由緒正しいカピタン部屋の晩餐会は、どれも、どれも、美味しかったですよ。
行って、本当によかった、よかった。

会場準備や料理、給仕、接待して下さったお膳立てのみな様に感謝です。


長崎の出島にあるオランダ商館長・カピタン部屋で2010年12月18日18時からいよいよ
レトロ体験の晩餐会が始まりました。

歴代の長崎奉行佐賀藩の鍋島や福岡藩の黒田のお殿様みたいなエライ方がカピタン部屋で
オランダ商館長と宴会をされていたんですって。

カピタン部屋は、時の流れが今の忙しない世界とちがってゆったりと感じられる空間。
静かで落ちつた大広間でこの絵のような華やかな宴会をしてたんですね。

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カピタン(甲比丹、甲必丹、加比旦)とは江戸時代、東インド会社が日本に置いた商館の
最高責任者「商館長」のこと。(Wikipediaより)

歴代のカピタンで有名な商館長はヘンドリック・ドゥーフヤン・コック・ブロンホフです。
古賀人形「紅毛夫人」のモデルはブロンホフ夫人だったんすね、知らなかったなぁ。



それはそうと、、、「甦る出島」のクイズ!カピタン塾ってご存知ですか?
出島にまつわるクイズ10問に答えて正解だと出島の壁紙をダウンロードできるんですよ。

モチロン、全問正解で壁紙もらいました。  カンタンクイズなんですよ。

  

「出島和蘭商館晩餐会 in カピタン部屋」に行ってきました。

長崎出島のオランダ商館長の復元部屋で長崎検番の芸妓さんたちの踊り、接待ありとは
なんと贅沢な初企画です。
しかも、商館長のカピタン部屋ですよ!! ウキウキで出かけました。

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出島和蘭商館晩餐会 in カピタン部屋

12月4日(土)、12月11日(土)、12月18日(土)
18:00〜20:00

19世紀初頭(1820年代)商館長ブロムホフや、商館医シーボルトたちが活躍した
時代の復元建物、カピタン部屋で、当時の再現料理等をご堪能いただきます。
丸山の長崎検番の皆さまのおもてなしもお楽しみに。

概要
お料理  ターフル料理(和華蘭料理・一部再現料理)
商館長会議体験と乾杯、長崎検番による踊り、お座敷遊び 他
お楽しみ抽選会

長崎市文化観光部出島復元整備室:企画


カピタン部屋内での晩餐会は初試みで、そのつど検番の芸妓さんも替わって内容の濃い
大宴会でした。   定員20名とオランダの学生さん4名が招かれました。

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その濃い内容をこれから6回に分けてご紹介していきますね。
予定では、
1)カピタン部屋(宴会場)2)料理メニュー 3)長崎芸妓さん 4)プレ・イベント
5)こぼれ話 6)送り三味線

これはうれしい!と検番の芸妓さんと記念に。

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最後は長崎検番の「送り三味線」もあって粋な風情のようすなどを録画しましたよ。
大宴会の熱がさめないうちに、、、お楽しみに。


2010年10月10日を砂糖の糖=10とかけて始まった長崎シュガーロードフェスタin出島の
最終回に行ってきました。

講座3回目の長崎の料理研究家「もしもお砂糖がなかったら」脇山壽子さんでした。

「さとう」という字がどうして「砂糖」の漢字になったかは、砂のような粒で米のように白く
唐(中国)から来たものだったからだろうとの話から始まりました。

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砂糖の発祥地はニューギニア→インド・・砂糖の歴史は、紀元前からとずいぶん古いそうです。

また、砂糖と同じく出島からの長崎の伝統野菜で白菜は昔、貴重な植物で盆栽のように飾って
いたそうで墨図絵が残っています。

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あら、盆栽に白菜を飾ってる図は、今じゃヘンテコリン。
葉を一枚づつ剥いでは大切に食べていたそうですよ。貴重だったんですね。

また、長崎から発信したポルトガル語源の(約4000語)言葉は、カッパ、襦袢(じゅばん)
メリヤス(靴下)、ビードロ、コンパス、フラスコ、パン、カステラ、こんぺいとう・・・。

10回にわたるシュガーロード講座は、江戸時代に長崎の町がいかに砂糖で動いてて諸藩や
江戸に影響を与え、お金と換金できるものだったにつきます。
「砂糖は金なり」という時代だったのですよ。

知らないことがたくさんあって、面白い毎土曜日の講座でした。


長崎にも雪がちらほらしてきて、めっきり冬らしい寒さがやってきました。
寒さにもまけずたくさんの実をつけた柿の樹が、田舎の畑の中にではなく街中の家の前に
堂々と居たんです。

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それは、白いタイルを背にして100個はあるだろうオレンジの実をつけています。
多分、渋柿なのでしょう?
葉っぱは数えるほどしか残っていないのに、枝ぶりも見事にこれだけの実をつけた柿の樹を
街中で見かけたことはありませんでした。

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車で走っていたんですが、道路わきのこの樹を見たとき思わず、ワア〜!!・・・・車を止め
見入ってしまいました。
コレが人間だったらきっと、その容姿の美しさにひと目惚れだと思います。

樹が「私を見て、見て!!」って言ってる声がしましたよ。
もちろん、写真にパチパチです。  振り返るほどの美人の柿樹でしたもの。

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