善光寺の「お戒壇めぐり」をしようと前々から意気込んでいました。
2011年に六本木で開催された「ダイヤログ・イン・ザ・ダーク」も面白い暗闇体験だとチャレンジ。楽しかった。
でも善光寺では、あえて人が途切れる時を狙って真っ暗闇に入ってみました。
大きな違いがあったんです!!「ダイヤログ・イン・ザ・ダーク」見知らぬ人と手をつなぎ、解らない空間を杖を持って歩く。暗闇の中での共同作業でした。
善光寺はまったく独りだった!! ひとけが無いんです。
思わず暗闇で後ろを振り向いたら、、当然のように真っ暗闇!! とたんにザ〜ッと血の気が引いてパニック寸前までなったのです。
マズイ!! その時、咄嗟にこもりうたの「ねん ねん ねやまの こめやまち」とうたったのです。
しばらくうたうと、じんわりと静まったのでした。
「ダイヤログ・イン・ザ・ダーク」では手肌で繋がる、温もりがあることの上に立つこと。「お戒壇めぐり」は自分が独りでも立っていること。大きな違いでした。
ビックリの体験の後は”野沢菜のおやき”と甘酒を食べてほっとしました。
もう、暗闇体験は充分です。”おやき”は食べたいけど。
己を知らぬ体験派のつぶやきです。