久しぶりに「出島の集い」の5回目を2012年4月8日(日)を開きました。
場所は、いつもの長崎出島オランダ商館跡地の内外クラブに集いです。
内容は、長崎手帖にそって。今回は、長崎一番帳と新地の昔話やこぼれ話です。
昭和30年代の長崎の様々な事柄の一番帳を読みながら古地図を見て、今の時代と地図と比べて話しました。
長崎手帖/長崎一番帳から・・昭和31年(1956)算定です。
*長崎で一番古いクリーニング店は、大浦相生町の青田クリーニング店。創業は明治6年で83年になる。
初代青田嘉吉氏は当時はロシヤ艦隊その他外国船舶の御用達だったこと。当主青田梶郎氏は二代目。
*長崎で一番水を使う所は、三菱長崎造船所。昭和30年10月は使用量69,268立方米、料金は1,658,152円であった。
大浦のクリーニング店はたくさんあってお得意様は大浦のお隣、南山手に住んでいる居留地の外国人が多かったそうです。
当時は日本人でクリーニングに出す人は稀だったでしょう。今も青田クリーニング店さんは大浦にあります。
三菱長崎造船所の水道料は、今に換算すれば1ヶ月に約1660万円。エエッ、すごい水道料です。(約10倍に見積もって)
この長崎手帖が昭和33年再販価格が1部20円、郵便切手代8円。現在と比較して約10倍にしてみたのですが。
次回「出島の集い6」は2012年5月20日(日)の予定です。
興味のある方は、どうぞご連絡ください。
連絡先:Tel&Fax :095-846-1642 山田ゆかり
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