わらべうたとゆかいな日々
わらべうた 長崎のこと スモーク(くん製)

長崎の出島で月1回集り、昭和30年代の長崎手帖を音読しています。

第二十二回は、いつもの長崎内外クラブのレストランです。

出島は春めいて観光客で賑わってきました。
長崎一番帳 104より
ソクデ、ブリ、キリ、ダリ、ガレン、ドンジュ、サイ、バンド、キワと言うと、一体どこの国の言葉かと思われるが、これは野菜屋果物屋さんが仲間同士で、今でも時々使っている秘密符号で、一から九までの数の名称である。例えばソクキリと言えば十三のこと。さて長崎で一番古い果物屋は諏訪町の近金果物店(近金吉男氏)で、大正十三年創業三十五年になる。 当時青果を取引する人達の服装は、筒袖に角帯、ゴム足袋と言ういでたちで、取引は袖の中(袖ぜりと言う)で前記の符号を使って相手の指をにぎりながらされたもので、黙々交渉だった。


集いも継続が力でもう2年余り。長老の宮田さんから会のアピールを促されました。

出島の最後の住人だった方々は、懐しいオランダ商館跡地を忘れていません。2016年に出島表門橋が架かるのを楽しみに継続しましょう。

第二十二回は、長崎手帖No.9長崎一番帳〜No.10四十年の歳月〜病院の坂道まで。

次回は、2014年4月20(日)の予定です。

どなたでも参加できます。気軽にいらっしゃいませんか?