遅刻常習の人を長崎では、西山船と言う。
長崎手帖からです。
昔西山の精霊船は一番遅く、大波止辺に来る頃は夜がほの白んでいた。転じて集会などの常習遅刻者を、あいつは西山船のけんと言い、その人が来ると、ようやく西山船が着いたけん、始めましょうかいと言って、開会したもの。
他に、昔から
金比羅山は毎月十日が縁日。そこで長崎では耳の遠い人のことを「金毘羅さん」といっていたそうです。
*十日(長崎弁=とおか=遠か) さん(3が耳の形・人の敬称)
第四十六回「出島の集い」は長崎手帖No.14「盆の思い出」〜「ザボンの月」まででした。
次回は2016年7月17日(日)どなたでもいらっしゃってください。
Tagged: 長崎, 長崎出島オランダ商館より, 長崎手帖 · 土曜日, 6月 25, 2016 · コメントは受け付けていません。