うた
おなべの かいもち にえたら もってこい あずきじゃ ねぐさい きなこで もってこい
あそびかた
円並びに座り、となりへお手玉を渡していく
きろく
このわらべうたは石川県に伝わるものです。
桃山時代、石川県の要城・末森城の戦いで佐々成政に攻められ落城寸前のおり、城主・奥村永福の妻が疲弊した兵士を励まし持ちこたえたのが わらべうたになっているそうです。
かいもちをお手玉にみたてて、わらべうたであそんでいます。
3、4歳児はスムーズに渡せないので、おにぎりを握るしぐさで良いと思います。5、6歳になったら、左手で「もってこい」の「こい」でお手玉を渡すタイミングをゆっくり始めてみましょう。
第53、54回わらべうたワークショップで取り上げましたが、手のしぐさが定まらずワイワイとみなさんの笑いをよんだわらべうたでした。No.226
(参考文献・日本わらべ歌全集 石川のわらべ歌)