うた
メン メン スー スー ケム シシ キク ラゲ チュ
あそび
メン メン:子どもの左目じりを2回つつく。又は、ひたいを2回なでる。
スー スー:鼻柱を2回なぞる。
ケム シシ:両まゆをなぞる。
キク ラゲ:両耳たぶをかるくひっぱる
チュ:唇をかるくつつく。
きろく
ことばも、リズムもシンプルで、節(音の高低)もないので覚えやすいわらべうたです。動画で3人とも最後にニコッとする表情はかわいいですね。
新生児の時からあそべるうたなので、あかちゃんの目を見て「メン メン スー スー しようね!! 」と声かけをしてからあそんで下さい。このうたで顔を拭いたりしてあげしてるのも楽しいと思います。
少し大きくなって動くのが大好きになると、顔を触られるのを嫌がったりします。そんな時は、サラリと変えてお人形の顔でするのを見せてあげましょう。
(参考資料:わらべうたであそぼう 明治図書)
先日、3年ぶりにワークショップをこじんまりと教室で始めました。
子どもさんを連れての6名、計7名の参加。会場を借りて、プロジェクターやマイクなどを準備しなくていいので、こじんまりは和気あいあいです。島原からおいでの先生方は、遠路はるばる車を運転されるより近くに国鉄・浦上駅があるので、歩いて来れて良いかもしれません。
プログラム
1)チュチ チュチ チュチナ(長崎・0歳児のあそび)
2)オヤユビ ネムレ (0歳〜小学生・指あそび)
3)おうちの女中さん (長崎・セッセセあそび)
お手玉つくり→おひとつ〜(長崎・よせ玉あそび)
4)やまこえで かわこえで (福島・きつねあそび)
5)酒屋ごご (長崎・こもりうた)
6)わたしのみいや=ねんねのじかんよ(ロシヤのこもりうた)
他にも、お気に入りな絵本を紹介しあいましょう!!ということで、絵本「おこだでませんように」を松尾先生が読みきかせして下さいました。それぞれ、お気に入りの絵本を持ち寄って、紹介しあうのも見聞が広くなって面白いと思います。
次回は、わらべうたの他にカリンバにもチャレンジしましょう!!とオリジナルのカリンバを注文することになりました。お昼寝の時にやさしいオルゴールに似た音を聴かせたいよね!!と先生方は、このアフリカ生まれの楽器にもチャレンジされます。
もちろん!! お昼寝の時にピッタリのこもりうたも、お手玉伝承・よせ玉を「あら〜、タイミングの難しか!!」などと わぁ〜わぁ〜・・練習しましたよ。楽しいワークショップでした。
9月9日のまなび野・わらべうたに、NBCラジオの吉田まちこさんが取材にいらっしゃいました。
今日もおめかししたUちゃんとE君が一番乗り。二人で仲良く手がつなげるようになった所をパチリ。まなび野のみんなは、来月でもう1年経ちます。わらべうたで順番がくるのを待ったり、 お気に入りのボールをゆずったり出来るようになったんですよ!! すくすく育っていてうれしいですね。
取材は、うたっている声音やおかあさん方にインタビューもあって賑やかなわらべうたでした。それぞれ、おかあさんは肌身でわらべうたの良さを解ってて・・しっかりと話されていましたよ。ヨカッタ!!です。
まちこさんは、NBCラジオ「まちこさんと岡本くんの土曜はギューッと」のパーソナリティで長年の友だちです。20数年前に、仕事や子育てをしながら、児童心理学専門の友だちを招いて”子どもの成長の勉強会”をしていた四人仲間の一人でしたよ。
わらべうたの「うみだよかわだよ」・「かれっこ やいて」・沖縄の「やんばらのふねが」・長崎市(旧西彼杵郡外海町)の黒崎地区のこもりうた「ねったか ねらんかと」を録音されました。
明日、10日の朝9時からのNBCラジオの生番組に、どんなギューッとな編集で登場するのでしょうか!! 放送予定の10:05分ごろが楽しみです。
長与町の公民館で、新生児を過ぎて乳児の4ヶ月〜6ヶ月のかわいい男の子ばかりが集まりました。
大河君の家に、この春3月生まれたムー君つながりで5組の親子さんたちでした。それぞれ兄弟の2番目、3番目の赤ちゃんたちで、出産を控えた7ヶ月長与町役場の保健師さんも参加されましたよ。
プログラム
「あっかとばい」:赤いお手玉を見せて
「チューチュー」:体であそぶ
「メンメン スースー」:顔あそび
「おちょず おちょず」:手あそび
「どんぶかっか」 :お風呂でうたおう
「おつきさま」:季節のうた
「酒屋ごご&ねんねの じかんよ」:長崎のこもりうた&ロシアのこもりうた
最後の集合写真では・・赤ちゃんたちは眠たくなってグズリ始め・・あわててパチリです。
最近、ひとりっ子のご家庭が多いかな?と思いきや、今回のように三兄弟、四兄弟の賑やかな家族が増えて、 それこそ、ガンバルおかあさん!!たちです。今日のうたを一つでも覚えてあそんでみて下さいね!!
楽しいつながりで、わらべうたにおいで下さって有難うございました。当日の写真はここです。
うた
かれっこ やいて とっくらきゃして やいて しょうゆ つけて たべたら うまかろ
あそび
しぐさあそびです。
「かれっこやいて」で両手をかざし、魚を焼くしぐさをしながら4回上下します。「とっくらきゃして やいて」で手をひっくり返し4回上下して、「醤油つけて」で手のひらを人差し指で4回うち、「食べたら うまかろ」でほほを両手でなでます。
きろく
わらべうたのなかでも定番のあそびです。
前回のかれっこ2のあかちゃんはYさん3番目のお子さんUちゃんです。お姉ちゃんもわらべうたであそび、7年たって妹もわらべうたで育て始められるのは、うれしいことです。
今回のかれっこ3は、2から10ヶ月経ちました。目をクリクリさせて聴いていた、前回2のUちゃんは、しぐさもしっかり真似てうたもうたうようになりました。このあそびが始まるとニコッとして自信たっぷりです。すくすく育っていくのが楽しみですね。 かれっっこ1は5年前の2006年3月です。
しぐさと節がシンプルなのであかちゃんをひざに抱っこして手をそえてうたえます。すると、あかちゃんはだんだんまねっこをし始めます。かれっこ(魚のこと)だけでなく、せんべや餅、ホットケーキなどと替えうたもしていきます。
他に”あっとばい”では、2歳位から順番が待てるようになったら、ひも付き棒を使い 目あき魚のぬいぐるみでメザシをつくります。たくさんのメザシをみんなで焼いて食べるあそびもします。
(参考資料 わらべうたであそぼう 明治図書)
うた
イモノ ニタノ サンマノ シオヤキ ゴボウノ ムシタノ ナナクサ ハクサイ キュウリ トウナス
あそび
数えうたです。重ねカップを積み立ててあそびます。
きろく
”あっかとばい”では1、2歳は、手伝いながら重ねカップを積み立てていくあそびにしています。少し大きくなったら、みんなの前で唱えながら一人で上手に積み立てられるかの構築あそびとその後、崩す破壊あそびにしています。
子どもは、気持ちよく豪快にバ〜ンと破壊するのが楽しそう、崩した後にまたカップを拾い集めます。そしてまた構築のくり返しです。
今回のNちゃんは、もうすぐ2歳です。お兄ちゃんが手伝ってくれて、カップを重ねていく時にニコッとうれしそうですね。 2006年のイモノ ニタノ No.83は、3歳位ですので人前でして見せてます。
うた
やんばらのふねが たきぎこつんで ぎしてぎし ぎしてぎし
おおなみこなみ いりふねでふね しくてしく しくてしく
あそび
しぐさあそびです。
二人が向かいあって座り、腕を伸ばし手をつなぎ舟こぎをしながらうたう。
数人で舟こぎのしぐさでうたう。
きろく
舟こぎあそびはたくさんありますが、これは沖縄のうたです。昔、沖縄本島の北部の地方の山原(やんばら又は、やんばるという)山のたきぎを船につんで、海辺の人に売ってたそうです。焚き木を海産物や塩と交換したのかもしれませんね。
やんばらの ふねが No.84は、竿を数人で一列に座り持ち舟こぎあそびにしています。今回は、棒を持って年齢がはなれているお兄ちゃんたちがヨチヨチ歩きの妹たちに合わせて歩いてくれました。
うたの節が「やんばらの」の「の」で急に下がり「ふねが」の「が」で急に上がります。子どもはうたえなくてもかまわないのですがそれを聴いて裏声になる落差がとても面白いらしく子どもは大好きです。
(参考資料: 目あそび 手あそび 足あそび 草土文化)
東京の坂野さんから誕生日に速達が来ました。 第八回饅頭ツアーが取り持つ縁です。
いつも、ちえのわROOMや、月刊・坂野知恵をもらったり親交が楽しみなのです。長野までわらべうたに行かれ、音の器を楽しみ、ライブなど・・・パワフル先生ですよ。
手紙の中のコピー「こんこん様」は、”やまこえで かわこえで”じゃないですか!! この福島のわらべうたは、今、長崎のみんなでトレンドのあそびですよ。
坂野さんによると「私のわらべうた一曲」の文は、古関裕而「長崎の鐘」の作曲者です。と。 今度、コピーの原本「心のふるさと 日本のわらべうた集」を図書館で探してみましょう。
国立のもぐらさんの隠れ家みたいなプランター・コテッジも又、行きたいなぁ〜。 坂野さん、いつもお気遣いありがとうございます。 ウレシカ〜!!
2011年6月に、あゆみ保育園でわらべうたを子どもたちとあそびました。
一ヶ月後、先生たちが忘れないように!と子どもの午睡中にアフター園内研修です。 わらべうたは、カンタンだったのですぐうたえると思うと・・・アララだったそうです。
「アレ!お昼寝から起きたら、先生たちが”やんばらのふね”ばしとる!!」と、子どもたち。「そうそう、先生たちはおサライ中なんだよ!!」と。
おとなは、右から左にす〜と抜けていくのですよ。でも、子どもは耳でばっちり、キャッチしてすぐにうたえます。好奇心モリモリですから。
わらべうたは、身体を使ってず〜っとくり返し、くり返しあそびをするんです。そうすると・・・だんだん楽しくなってきてトリコになっちゃう!!
それに、”やんばらのふね” は声がひっくりかえるのも魅力的なんです。うたいつづけると、トリコになる沖縄のわらべうたです。
第一回 ”おとなが楽しむわらべうた& 紙芝居”をしました。
当日7月6日は、長崎はどしゃぶり!! とんでもない天候でした。
ワークショップの時からの方、懐かしい出島の方、初めお会いする方・・13名の参加です。
台風並みの強雨の中を大村、島原からもめげずにいらっしゃいました。ビックリです。
プログラム
メインテーマは、”町で饅頭こうて” 今年の5月3日のスライドショーからスタートです。
1)らかんさんが・長崎
2)町で饅頭こうて・長崎
3)ベンケイガ
紙芝居「つぼがトコトコ」デンマーク民話
4)あめふんな こふんな・宮崎
5)やまこえで かわこえで・福島
6)げんごめかかさま(映像にあわせて)
最後は、桃まんじゅうとほうじ茶で茶話会・・・これも楽しい語らいタイムでした。
出島に住んでいらした海江田さんや日野さん、酒井さんは久しぶりの同窓会みたいです。
もっとゆったりと・・・という反省もありますが、みなさまのお陰で和気あいあい。
楽しかった!!と言われたのが、何よりもうれしいことでした。
みな様、お集まり頂いてありがとうございました。
長崎市のけやき台団地にあるあゆみ保育園でわらべうたをしました。
前回は、お誕生会を兼ねてのあそびで。 今日は3回目、保育中のわらべうたです。
年長さん24名と年中さんたちで・・50名ぐらい参加でした。
プログラム
1)らかんさんがそろたら
2)町でまんじゅうこうて
3)やんばらのふねが
4)やまこえでかわこえで
5)うえからしたから
舟こぎ「やんばらのふねが」は、沖縄のわらべうたです。
4,5人で長い棒をもち、船漕ぎしながら部屋コーナーを回る時が・・・ココがポイント。
あらら、直進で舟漕ぎ止まる・・すると船頭役の女の子が端っこに指図してるんですよ。
その知恵で、グルグル部屋中を回れます。 おぉ!!よくできたね。
この年齢だと、オシャマな女の子が同じ男の子よりハキハキしているんですね。
終わってから、園長先生と初めてお会いしました。 同い年でいらっしゃいました。
保育園の成り立ちのビックリ話。 昭和30年代のこと・・・話が盛り上がったんすよ!!
保育園の昼食までいただいて・・・おいしかった!アットホームな保育園です。
おごちそうさまでした。
東京の坂野さんから聴かせてもらいました素朴なネパールの鈴です。
丸っこいお団子の形です。 音がよく聴くとレとドになるのですね。
面白いなぁ・・・わらべうたは、レとドの音が多いから歌当てあそびにピッタリです。
またまた、「おじさん おばさん」と「もぐらどんのおやどかね」を鳴らしてもらいました。
本当に「もぐらどん」は、プランター・コテッジのテーマ曲に良いですね!!
あれれ、、、「もぐらどん」はよくあそぶのに私は記録していなかった! 宿題ですね。
それにしても、アトレの雑踏の中で坂野さんのライブはgoodでした。
東京で最後の日の実りの多いこと!! ありがたいです。
*参考に坂野さんの音たち。 その1 その2 その3 その4 です。
うた
おらうちの どてかぼちゃ ひにやけて くわれない
あそびかた
1)はやしあそび
あかちゃんが歩み始めたらはやしながらうたう。
2)しぐさあそび
輪になってすわり、かぼちゃにみたてた大ぶりのおもちゃを渡していきます。
きろく
1)あかちゃんがハイハイから、あゆみ始める時はよちよち歩きからです。
そんな時、みんなで手をたたきながらはやしてあげるとうれしがって
一歩一歩、、、おかあさんの所まで一生懸命に歩きますよ。
しりもちをつきながらでも歩く姿はかわいいものですね。
2)おらうちの1 No.139のあそびもあります。
(参考資料:うたえ!ピアノ 全音楽譜出版社)
うた
イチベサンガ イモキッテ ニベサンガ ニテタベテ サンベサンガ サケノンデ
ヨンベサンガ ヨッパラッテ ゴベサンガ ゴボホッテ ロクベサンガ ロクデナシ
シチベサンガ シバラレテ ハチベサンガ ハチニササレテ キュウベサンガ
クスリヲ ヌッテ ジュウベサンガ ジュバコショッテ アババノアババノアップ
あそびかた
せっせっせあそびです。
一兵衛さん=手をまな板と包丁にして刻むしぐさ
二兵衛さん=両手を重ねて口元へ
三兵衛さん=こぶしを重ね飲むしぐさ
四兵衛さん=体をだらんとさせ、左右にゆらす
五兵衛さん=両ひざをたたきながあら、怒るしぐさ
六兵衛さん=こわい顔をして、ひじを張りこぶしをにぎる
七兵衛さん=両手を後ろへ。悪いことをして捕まった様子。
八兵衛さん=両手で顔のあちこちをつまむ
九兵衛さん=顔のあちこちをなでて薬をぬるしぐさ
十兵衛さん=両手を下から片方の肩へほうりあげ、かつぐしぐさ
アババノアップ=こぶしをにぎりいばったようにひじを張って「あっぷ」で相手をにらむ。
笑った方が負け。
きろく
岩手県の遠野に伝わるわらべうただそうです。
東北の言い伝えがつまっている面白いわらべうたですね。
「コボウ掘る」というのはイマイチ解らないとおもっていたら
遠野では、子どもの場合は駄々をこねること。
大人の場合では、お酒を飲んで酔っ払って理屈に合わないことを言って
悪たれる事だそうです。
そういう「コボウ掘る」のは恥ずかしいことで、ろくでなし。
いつかは後ろに手がまわるようなことになって、泣きっ面に蜂の思いをする。
これは、しぐさも面白いし東北や遠野のひとたちの知恵なのでしょう。
あそんで楽しいので皆さんにお勧めのわらべうたです。
(参考資料 福音館書店 「わらべうた」で子育て応用編)
東日本大震災にあわれて避難されている方々や、親子の為のわらべうたを紹介します。
だいめい
かれっこやいてうた
かれっこ やいて とっくらきゃして やいてしょうゆ つけて たべたら うまかろ
あそびかた
しぐさあそびです。「かれっこやいて」で両手をかざし、魚を焼くしぐさをしながら4回上下します。
「とっくらきゃして やいて」で手をひっくり返し4回上下して
「醤油つけて」で片手のひらを人差し指で4回うち、
「食べたら うまかろ」でほほを両手でなでます。
きろく
わらべうたのなかでも定番のあそびです。しぐさと節がシンプルなのであかちゃんをひざに抱っこして手をそえてうたえます。
すると、あかちゃんはだんだんまねっこをし始めます。
かれっこ(魚のこと)だけでなく、せんべや餅、ホットケーキなどと
替えうたもしていきます。
他に”あっとばい”では、2歳位から順番が待てるようになったら、ひも付き棒を使い
目あき魚のぬいぐるみでメザシをつくります。
たくさんのメザシをみんなで焼いて食べるあそびもします。
(参考資料 わらべうたであそぼう 明治図書)