わらべうたとゆかいな日々
わらべうた 長崎のこと スモーク(くん製)


うた

1)イチベサンガ イモキッテ
2)ニベサンガ ニテタベテ
3)サンベサンガ サケノンデ
4)ヨンベサンガ ヨッパラッテ
5)ゴベサンガ ゴボホッテ
6)ロクベサンガ ロクデナシ
7)シチベサンガ シバラレテ
8)ハチベサンガ ハチニササレテ
9)キュウベサンガクスリヲ ヌッテ
10)ジュウベサンガ ジュバコショッテ アババノアババノアップ

R0052861

英語でうたう

1)ITIBESAN is cut sweet potato
2)NIBESAN is boil and eat
3)SANBESAN is drink a lot of SAKE
4)YONBESAN is getting drank
5)GOBESAN is mischievous man
6)ROKUBESAN is good for nothing
7)SHITIBESAN is cought by the police
8)HATIBESAN is stung by a bee
9)KYUBESAN is apply an ointment
10) ZYUBESAN is carry boxes shoulder ABABA-NO ABABA-NO APP!!

*文法的にはちがうのですが、リズムのって3つのしぐさをすることにしました。



あそびかた

せっせっせあそびです。

一兵衛さん=手をまな板と包丁にして刻むしぐさ
二兵衛さん=両手を重ねて口元へ
三兵衛さん=こぶしを重ね飲むしぐさ
四兵衛さん=体をだらんとさせ、左右にゆらす
五兵衛さん=両ひざをたたきながあら、怒るしぐさ
六兵衛さん=こわい顔をして、ひじを張りこぶしをにぎる
七兵衛さん=両手を後ろへ。悪いことをして捕まった様子。
八兵衛さん=両手で顔のあちこちをつまむ
九兵衛さん=顔のあちこちをなでて薬をぬるしぐさ
十兵衛さん=両手を下から片方の肩へほうりあげ、かつぐしぐさ
アババノアップ=こぶしをにぎりいばったようにひじを張って「あっぷ」で相手をにらむ。

笑った方が負け。

きろく

岩手県の遠野に伝わるわらべうただそうです。
東北の言い伝えがつまっている面白いわらべうたですね。

「コボウ掘る」というのはイマイチ解らないとおもっていたら
遠野では、子どもの場合は駄々をこねること。
大人の場合では、お酒を飲んで酔っ払って理屈に合わないことを言って
悪たれる事だそうです。

そういう「コボウ掘る」のは恥ずかしいことで、ろくでなし。
いつかは後ろに手がまわるようなことになって、泣きっ面に蜂の思いをする。

これは、しぐさも面白いし東北や遠野のひとたちの知恵なのでしょう。
あそんで楽しいので皆さんにお勧めのわらべうたです。
(参考資料 福音館書店 「わらべうた」で子育て応用編)