母は、5月28日で92歳になりました。
彼女は、自分の年を70歳ぐらいと自覚しています。
先日も「本当に92歳? 戸籍謄本をとってきて調べて見ようと思うとさ!! 」と言います。
歳をとるごとに、自覚と実年が乖離していくそうです。わかるなぁ。
たまには運動にとホームの下の店まで散歩に誘いました。とちゅうで、柵に手をかけ、ジャスミンの花の香りをかぐ母の姿。
あぁ、92歳の母の手!! しわくちゃで小さくなったこの手で育ててもらった。
細かく丁寧で縫い物、編み物は得意。着物やセンスの良い服を作ってもらった。
いろいろあったけれど、見慣れた母の小さな手が愛おしいです。
昭和30年、母と一緒の姿。ありがたいと想います。