大三東(おおみさき)の祭りのハイライトです。
鼻だごさん=いかめしい天狗の面の若者鬼。この鬼が二匹、村じゅうを駆けまわり、子どもの顔に墨をぬります。
鼻だごさんは足が速く、子どもは、ワァァ、、と一目散に逃げかくれる。
そして、見つかり捕まると容赦なく墨をぬりたくられる!!
鼻だごさん役は足の速い若者でしょうが、中高校生は必死で逃げるから速いこと、速いこと。
目の前を猛スピードで逃げて、それをダダダッと追いかける鬼姿は圧巻でした。
昔は家の中まで土足であがって来るので、子どもたちはトイレにかくれたそうです。
今は子どもにターゲットですが、昔は沿道の大人たちも無病息災のおまじないでぬられたそうです。
墨ではなくかまど(竈)の灰だったそう。祭りは黒い服じゃなきゃいけませんね。
浮立やお稚児さんもお下り、お上りして味わい深いお祭りです。