わらべうたとゆかいな日々
わらべうた 長崎のこと スモーク(くん製)

渋谷のシアターコクーンは、747席の中型劇場でした。

舞台の前面にロボットたちの残骸がつんである。さぁ、プルートウ開演です。

白い7個の台形や変四角の舞台セットが置かれ、それに投影される映像。マンガと合っていて、モノトーンです。

物語は、浦沢直樹のマンガのとおり。事前に読んでてヨカッタです。

ロボットが人間のような「悲しみ」「怒り」などの感情を持ち始め、森山未來や永作博美(二役)がみごとにそのロボットの葛藤を演じていました。

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永作博美のかわいい天真爛漫なアトムの妹ウラン役と、静かな悲しみ持ってしまったゲジヒトの妻ヘレン役の対比がとても良かったです。

8人のダンサーの流れるような舞台セットの移動は名脇役です。どのように覚えるのだろう? 何十パターンもあるし、自力は重たかろうと感心、感心。

シディ・ラルビ・シェルカウイのすばらしい演出力に驚きです。

人間になれないのに、より人間らしいロボットたちを愛おしく感じました。