パン工房に行きすがらの坂道にて。
ここは旅館の坂本屋別館の崖面です。坂道を下るとパン工房&カフェ。
崖面を覆う茶色のツタ、竹、黄緑のシダが目に留まる。バランス絶妙。
ザンネンながら、ブレッド・アー・エスプレッソは閉店だった。
でもこのアート的な崖を見れてたので満足でした。
長崎は、港からすぐ丘や山にむかって坂道が多い。
自転車が少ない街です。
ちょうど、1年前も田舎の家の山吹は萌えていました。
ことしは、なにも手入れをしないまま庭はボウボウに。
気にはなるけれど草刈りまでの余力なし、でも山吹は咲いていました。
青く海は広がりポカポカ陽気でもう春が来ました。
天気が良いと田舎の家に行きたくなります。
ことしも山吹色がまぶしい。
長崎の中島川沿いの春柳です。
まだまだ寒い春ですが、柳は芽吹いています。
古い石垣も大井手橋も見え、静かな佇まい。
めがね橋などがある中島川は、そぞろ歩きにむいている。
若緑の柳がしだれて、しっとり曇り日です。
もう、柳に春は来ていますよ。
大王わさび農場のお土産、湧水そばをさっそくゆでました。
生わさびも摩り下ろして、そばはザルにこんもりと。
たくさん食べても、油っぽいものよりサッパリそばは胃袋にやさしい。
近ごろ、夏にそうめんよりザルそばを食べているような気がします。
そば湯も塩分が気になるけれど頼んで飲みます。
生わさびは、サバの煮つけにも入れたら美味しかったですよ。
こんな美味しい生わさびを食べたのは初めて。
長野のお土産に頂いたのです。スーパーで見るわさびの2倍サイズでした。
信州安曇野・大王わさび農場で栽培されているもの。
つ〜んとした香りも、ビリッとした辛味もこれは違いましたよ。
1917年開場、北アルプスからの湧き水を利用しているそうです。
日本最大規模のわさび田に年間約120万人も訪れる。名所らしい。
長野は、山に囲まれていて梓川の清らかだったことを思い出します。
久方ぶりにまた行ってみたいです。
竹取物語につられて竹林が気になる。
すると、ズンとのびている杉と竹林に出会う。
仲よく立っているのがほほえましい。
地下では、ところ狭しと根がはっているのだろう。
竹林だけが日本的な風景だと思っているけれど、まぜこぜもいいかもしれない。
雨あがり雑林です。
曇り日、長崎の角力灘の海です。
遠くにかすかに見える灯台の平瀬。神楽島。
平瀬は、4年前にちゃんぽん丸で渡ったんだった。
初めての沖磯と、下手くそなショアジギング、暑かったなぁ。
大潮でくわばら、くわばらだった。ウマイちゃんぽんが思い出される。
あらっという間に月日はたちました。
庭に咲いている雑草です。
雑草でも花瓶に挿すと主役になります。
ほっと、一草、若草色。
朝のひかりをあびて咲く桃の花。
枝が青空にグンとのびている。満開の花が青空に映えている。
なんて、やさしい色だろう。
昔から、桃は長寿が叶うというめでたい植物です。
長崎の歳時記にはたくさんでて、くんちにも。
ふと、桃の花は樹の幹からもかわいい顔をだしていた。
稲佐山を通ってであったの桃の花。
春がもうすぐそこまで来ていますよ。
桃づくしのこのごろ。
田舎の家のつわです。
少し早いけれど、黄色い花がおわって綿毛も飛んで、若い茎が出ていた。
大葉の下をさがすと、小さいけれど食べられそうなのが見つかった。
剥いてもらおうと、さっそく母の所へ持って行く。
まめな母は「あ〜ら、かわいそか!! こんげん小さかつわバとってきて」剥き剥きつぶやいていた。
そうさなぁ、スマナイことをしてしもうた。
もうすぐ2月も終わり。
ぬけるような澄んだ空に、すじ雲が広がっています。
冬から春のスカイブルーへ。
春よこい 早くこい
あるきはじめた みいちゃんが
赤いはなおの じょじょはいて
おんもへでたいと まっている
新鮮な手もみの青のりは、ふんわりちじれていました。
さっそく、白ごはんの上に山芋、青のりをたっぷり、そして燻製カラスミを乗っけました。
イマイチの燻製カラスミが、ぷ〜んとした磯の香りに引き立てられて食欲がわきます。絶妙なコンビ。
さいごに、燻製醤油もたら〜りかけて、一気混ぜでパクパク。
旬なものは、もったいないなど思わずドシドシ味わって食べる。
かつお節とまぜるのも美味しいらしい。お吸い物にも入れよう。
海の恵み、ありがたいです。
まだまだ、厳冬がつづいています。
立春はすぎたのに、どんよりとした日ばかり。
手の先が冷や冷や。耳も冷や冷やです。
今年は長崎ランタンに行かなかった。
観光客もこの天気では少なかったかもしれませんね。
雪こそないけれど曇った長崎びよりです。
波打ちぎわの岩にびっしりのあおさです。
干潮のとき、おてんとさんに照らされて色も鮮やか。海はいい!!
2月になって海も春めいてきましたよ。
ざぶ〜ん、ざぶ〜んの波の音がとなりできこえる。
赤ちゃんのとき聴いたざぶ〜んは、根っこにあるのか落ち着きます。
少し暖かくなったら海辺でボ〜ッとしよう。
そこに海がある。そこに立っている。
つわは春をよびます。
黄色い花を咲かせた後に、白い綿毛になります。
風で飛んでいく前の一時の姿。まんまるがかわいいです。
近くではつわ取りの人を見かけました。
母はつわを取りに行くのも、剥くのも大好きでした。
でも、今は叶わないから、この春は取って持って行こう!!