晴れわたった諫早市・小長井の田んぼです。
青空のもと、田植えはすんで水がサラサラと流れています。
去年は4ヶ月間、泥水田んぼ〜稲の収穫までを追い続けてみました。
この田んぼに、人が入っている風景に一度も出会ったことはありません。
だからでしょうか、整った静かな田んぼに愛着を感じます。
今年も、がんばって育つぞ!!
水田んぼの若い稲が言っています。
ものには、かたちと素材とがミックスされています。
日ごろ使うものの中に温もりがあるもの、機能的なもの、見た目が美しいもの、3拍子そろったのあまりないのです。
これは、心田庵の茅葺門の横入り口の取っ手です。
取っ手をにぎった時に温もりを感じました。
まるい取っ手は手にすっぽり収まり、こまかい筋目がここちよい。
扉に似合ったかたち。手肌にひびく素材。温もりがたいせつ!!
美しい意匠です。
七月七日、わらべうたげ・七夕会を心田庵でします。
茶室の空間で、どんなわらべうたが良いかと下見にいきました。
江戸時代からの日本庭園を眺め、茶室でできるなんてワクワクします。
「饅頭ツアー」でいつも訪れた本田邸とおなじ茅葺屋根は落ち着きます。
長崎に、こんなすばらしい場所があるなんて驚き、他県からもたくさん訪れる方がいるそうです。
そこを十人だけで楽しめるなど、贅沢なこと!!
茶室とわらべうたはミスマッチと思われるでしょうが、時代を越えてきたうたは、大人も充分に楽しめるものです。
子どものあそびうただけに留まるのはもったいない、もたいない。
わらべうたは、おもしろく、奥がふかいんです。
まだ若干名、申し込みできますよ。
着物には帯がいる、小物もあれこれと揃えるんです。
そうなると高価になって、なかなか着物に手がでません。
でも着物は、洋服とちがって母から娘へと引き継げます。
着物を着こなすとしたら、なが〜い目で見れば賢い買い物かもしれない。
母からもらった結城などは宝ものだと思いますが、この帯留めも然りです。
まさに、珊瑚色でこの大きさはめずらしい、かなりの重さです。しかも、この細工のスゴイこと!
昔の職人仕事は素晴らしい!! 裏うちは金で細工してあってひと目ぼれ。
でも、これに合う細い帯紐が今時は無くて使ったことがないんです。
帯紐を探して使わなきゃ、宝のもちぐされですね。
美しい色どりの俵屋吉富京菓子です。
貴船の彩(きふねいろどり)をいただきました。
京の洛北「貴船川」のきらめきを、白・ピンク・青の三色干琥珀に表現した夏季限定商品だそうです。
きふねいろどりの表面は、砂糖コーティングしてカリッと、中はゼリー状でとろけます。
透きとおった水の風合いがお菓子じゃなく宝石みたい。その外と内の食感の落差が美味しかった!!
京菓子は、洗練された形と上品な甘さがすてきですね。
長崎では、浜屋デパート地下食品で買えるそうです。
諫早にあるみさかえの園に咲いていたバラ、アラベスクです。
大輪でしかも珍しい白と赤のマーブル模様です。
庭のコクテールは、バッサリと剪定しすぎてザンネンながら咲かなくなってしまった。テキトウがダメだった!!
それではと、アラベスクの小枝と剪定の仕方を教えてもらいましたが、、。
ウウ〜ン、大丈夫かな?
雑な人間は、バラは育てられないかもしれないなぁ。
探すけれど、家にあった三角だるまが見つかりません。
それで、たのんで新潟から送っていただきました。
三角だるまは、横目づかいがおどけてて、ムッとした口元が七転び八起きするぞ!!と言いたげ。元気を呼びます。
子どもの白いだるまもめずらしいけれど、もう途絶えるかもという心配があるそうです。広くみんなに知ってほしいです!!
この三角だるまで、ふくしまのわらべうた「おきゃがりこぼし」をうたって元気を呼ぼうと思っています。
元気いっぱいの三角だるま、ありがとうございました。
問い合わせ:山口人形「今井」
tel 0250-62-1043
《販売店》
阿賀野市水原ふるさと農業歴史資料館・五頭山麓うららの森 など
連休に、アニメの上映会が長崎県立美術館でありました。
「夜のとばりの物語」は、フランス巨匠ミッシェル・オスロ監督の作品。
物語もすばらしかった!! とくに圧倒的な色彩のゆたかさに目がパチクリ!!
お話は6つで、せつない愛、人の心を試されたりするお話など。
「嘘をつかなかった若者」では、思わずウルル、となりました。
おおいに大人向きかもしれなかったです。
会場がいっぱいで、途中からしか観れなかったのがザンネン!!
こんど、ぜひ三鷹の森ジブリ美術館ライブラリーに行きたいな。
教会のちかくで、二人の若いシスターから声をかけられました。
見ればバケットに収穫のサクランボ。「どうぞ!!」と一袋いただきました。
「あら、ジャムにしよう」と言うとてんこ盛りに追加してくださった。
それが、シスターとお話をすると、外海つながりだったのです。
外海町のド・ロ神父様のオルガンを弾いていらっしゃたシスター橋口ハセさんから、わらべうたを伝えてもらったことなどなど。
それに、「ともさん、ともさん」のわらべうたまで知っていらして、ついつい歌い出しましたよ。
「みさかえの園」もご存知で、カソリックの輪の広さにビックリでした。
第10回の「町で饅頭ツアー」が無事おわりました。
さいごを、38名でぎやかに楽しく行けたのでホッとです。
本田邸わらべうたのさいごに、パ〜ンとクラッカーのサプライス!!
びっくり、ステキな桃まんじゅうネックレスもいただきました。
桃まんじゅうの刺繍の裏には、祝10 !! じわ〜っと涙がでそうでした。
10回にわたって、饅頭店めぐり、日見峠越え、本田邸でのわらべうた、ぜ〜んぶ、ぜ〜んぶおもしろかった。
みなさん、ありがとう。これで、思い出がふえたらウレシイ!!
今回がさいごなので、写真と映像の方をたのみました。
その出来上がりを待って、当日のご報告はいたしますね。
ドレスより和服が一番と思える年になりました。
和服は着るのも見るのも大好きです。
デザイン、色、布地どれをとってもすごすぎる世界。
これは、眺めてあきない柄と濃淡のある桃花色のちりめんです。
子育て中は和服は無理でしたが、今からは大いに着物を楽しもうと。
最近、母の銘仙(めいせん)を袖をきって現代風にしました。
裏の裾(すそ)につける八掛(はっかけ)がつつじ色で粋です。
なかなか斬新なストライプ、帯あわせがむずかしい。
もう暖かくなって袷(あわせ)が四月いっぱいで着れなくなります。
衣紋掛けに着物を吊るして風通しをしたら今季はご苦労さまです。
正絹は、呼吸するといわれ、タンスに眠らさず袖を通したほうがいいのです。
一度も着なくても、虫干しした方が和服は長持ちしますよ。
待ちに待ちたる五島ヤブつばき王国の五島椿油です。
半磁器の小瓶、50mlがかわゆいんです。
企画・デザインは、草草社のありかわともこさん、二児のおかあさんです。
手につけると、のびがよくて肌になじみます。ほのかに木の香りがします。
油っぽくギトギトせず、しっとりしてやっぱり思っていたとおり!!
これは、使った後の小瓶を一輪挿しにもできていいですね。
1個1575円、プレゼントにもよいです。
五島ヤブつばき王国
長崎県五島市富江町山下742-2
TEL:0959-86-3180
一輪の椿(つばき)は、バラとみまちがえるほど。
グレーの花瓶に、すくっと生けてあります。
なんいう名前の椿かしら?
椿は、山茶花(サザンカ)と間違われます。
散り方が椿は首から、山茶花はパラパラと散りますよ。
椿といったら五島、でも近くて遠いんです。
たのんでいたステキな五島椿油が待ち遠しいです。
スクッと立ったヤシを見ると元気が出ます。
ヤシに青い空はぴったり。長崎の出島を見下ろしています。
3月は、いろんな節目のシーズン。
さぁさ、次のステップへどうぞと応援しているようです。
今冬の長崎は、雪がなかったんです。
お正月ごろ寒さがきびしく、雪が積もることもなし。
なんだか、ひょうしぬけしますがもう春はやってきています。
毎週会うリック君は、ハンサムです。
緑内障でまったく両目とも見えません。
でも、リック君に見つめられるとうれしか〜。
何もせず、何ものぞまず、居るだけでありがたいリック君。
ひとは、何で欲にふりまわされるのだろう。
ひたむきさが大好きです。