1955年生まれスティブ・ジョブス。2011年10月5日 享年56歳。
亡くなったのを知ったのは2011年10月6日朝のtwitterだった。あぁ、、ショック!!と日記に書いている。
じんわりと喪失感がにじみでてきたのは、なぜ? それは、スティブ・ジョブスの本を読み、私のアップル歴を調べ始めて解ってきた。
2001年に私はMacを買った。「Power Mac G4 Cube」2001年3月31日。この日から10年の年月は私を変えた。
アップルと私の歩みは10年。Macがいつもとなりに居た。おもしろかった。相性がヨカッタ。わからずにワーワー泣いた。50歳の時。
初めて「Think different」を見るとポロリです。そう、私はMacといっしょに歩んできたんだった!! よたよたしながら。
五島で食べ過ぎて、肥ったなどと言って・・もうしわけない気持ちがわきます。3月11日を忘れちゃいそうな日々の中、8ヶ月たちました。
ほぼ日の中で ”今年は、3月11日以来「130%働く」と宣言してます。”とあると・・ドキッと。
私にできること。自然が美しい、食べ物がおいしい、人がにこにこしている。そんなことを身の回りに作るように、暮らしていくしかないなぁと・・元気印なおばさんなりに。
あの日以来「明日はもう来ないかもかもしれないよ。」と自分に言い聞かせ。長崎に暮らすありがたさがとても増えました。 ほぼ日、がんばってる!!・・ありがとうです。
何だか、「コレデハ、イケナイ病」に追われて・・あれこれすると娘は、「お母さん、がんばり過ぎだって!!」と注意されます。
五島で青空の下にスコ〜ンと建ってる教会のように。背筋をのばして今日もゆかいに。
初めて見ました・・りんご「トキ」。名前も色も珍しいので買ってみました。
青森県産りんご。この品種は、「王林」と「ふじ」の交配だろうと言われています。ここ10年弱で一部の市場に出ると、美味しいとの評判が高く、東北や東京で人気の新りんご。・・・なかなか長崎では珍しい。
サイズは、グレープフルーツぐらいで大きい、1個、測ったら463gもあった。ずっしりと重い。色は、ふじの紅色と王林の黄肌色が合わさって、ぼかしが美しく香りもいいんです。
食べて、ビックリ!! 果肉は実がひきしまってて、シャキシャキとした歯ごたえ。甘くて酸味が少なく美味しか!! 「秋映」も「サンふじ」も好きだけれどまた新しい食感と味がタマリマセン。。
りんごを・・しっかり食べてる・・という感じ。早速、追加の「トキ」を買いに走りました。
昔の人は、美しい文様を着物に、粋な紋をのれんや看板、食器にと生活の中に取り込んでいました。
紋切りあそびは、紙を折って紋を切り抜き、広げると紋型が現れる。江戸時代に盛んになり・・この数年また復活のきざし。東京のエクスプランテが紋切り型のブームを作っています。
幾重にも折った紙をハサミやカッターで丁寧に切っていく。切った折り紙を開く時のワクワク、広げたら思いがけない紋型の美しさに驚きがあります。音楽教室でもたくさん作りましたよ。
教室でも、アミちゃんは工作が大好きでした。紋切り型にはまり小4生の夏、毎日3つ、4つと少しずつ切りため、アルバムにして夏休みの宿題に。見事なアルバム完成!! 2007年のことです。
見た人は、小学校4年の作品と言うと「ホ〜、スゴイ!!」とびっくりします。
米袋パンパンに、新潟から新米コシヒカリが届きました。うれしい!!
新潟は日本一の米どころです。お米もさながら鮭、ニシン、ハタハタ・・美味しい魚もいっぱい。今から30年前に2年間くらした土地で、長崎育ちの私には新鮮な毎日でした。
思い出すのは、笹神村から新発田へつづく平野に米畑がドーンと広がる風景。春は一面の若緑のじゅうたん、秋には黄金色の穂先をたれた実りの畑。風がザ〜ザ〜とそよぐと若緑のじゅうたんは旗めく・・・。
お米どころにはうたもある。東京の坂野さんから届いた”月刊さかのちえ“にステキなお米のうたが載っていました。
福島のお手玉うた
米という字を ほどいてみたれば
八十八と よめまする よめまする
米を作るにゃ 春 夏 秋 冬
八十八の 手間かかる 手間かかる
米をほろけば 神や仏の
八十八の ばちあたる ばちあたる
炊き上がったホカホカの白飯は一番のおごちそうですね。 銀シャリは、おいしく。美しい。
黄色い稲の田んぼが一面に広がっていると・・顔がほころびます。10月は収穫の秋。
長崎市には稲を作る土地がないので、近郊の諫早市が県下一番の米どころ。諫早平野を抜けて有明海沿いの小長井町も海産地ながら田んぼでは稲刈りでした。
やっぱり、時間や手間がかかっても乾燥機を使っていないお米は美味しい。稲木に掛けて天日で干すので「掛け干し米」「はさ掛け米」と言われています。
この時期、我が家にも新潟から新米が送られてきます。目に浮かぶのは、風に吹かれ黄金に波打つ新潟の広平野。「こしひかり」の玄米を少しずつ精米して食べます。ぜいたくでありがたい!!
青空のもとに稲穂が実っていると・・・手を合わせ、天の恵みに感謝します。
江戸時代、中国の貿易船が停泊し、にぎわった長崎・大黒町の唐人船です。
何と言っても、浜市アーケードのこみようは尋常でなかった!! 16名の根曳(ねびき)衆が約3.5トンの唐人船を引き回す姿は、重そうです。 そのガンバル姿に拍手とドイ、ドイの掛け声。
ジャ〜ン、チャ。ジャ〜ン、チャ。ドラの音が鳴ると、一人づつ根曳の若衆が胸をはって立ち上がり。かっこいい!! 濃い青藍色から淡くぼかした衣装も凛々しく演出がこっていました。
くんち客も太鼓、ドラの唐楽(とうがく)の音に合わせ、手拍子と掛け声でウキウキ。盛り上がった大黒町・唐人船でした。
コッコデショ勇姿ばかりではありません。2011年の本古川町の御座船です。
本古川町の役員さんに山高帽に黒紋付きの同級生が。あらぁ!! 久しぶりと名前を覚えてなくても顔でわかります。お互い東高を卒業して40年も経って、黒紋付の着物が似合う年になりましたね。
町名が分割されて古川町と万屋町が本古川町として。総ひのき造りを1954年に建造して奉納です。笛の合図で根曳衆の気合の入った立ち上がりがカッコイイ!! 庭先回りは江崎べっ甲店前でした。
先導役・長采(ながざい)がパンと地面を打つ音で御座船を止める。このパン!!と、〆太鼓、大鉦のお囃子、間のとり方が絶妙で耳に残っています。
追っかけのようになってきました。浜市アーケードのコッコデショ。
長崎の繁華街中心地は、閉店した大丸デパート前。例年、クライマックスが演じられて来ました。それが、心配をよそに、黒山の人集り。身動きできない!!瞬く間に見物者であふれて、熱気ムンムンでした。
36名が一緒に唱える声を聞くと、鳥肌がたってジ〜ンとなります。やはり長崎くんちのハイライト地点。7年に一度しか見れないとなると、今しか味わえない!! 生の感動が体に沁みてきます。
野太い声も枯れて、体力の限界まで演じて下さる樺島町の方々に感謝!! 三箇所で見れたことは全くラッキーでした。
裏方から支える方々の努力と献身に拍手を送ります。ありがとうございました。
同じコッコデショではないか?と・・いやいや、何度みてもワクワク。松翁軒前です。
公会堂わきから、右左にゆれながら電車軌道まで進む姿も美しい!! 采振りの子どもが反り返って采を大きく振りながらの 登場です。よやさのさ〜、ほ〜ぉ〜え〜・・・・・
担ぎ手36名が息を合わせないと太鼓山は空高く飛ばせない!! 4名をのせた太鼓山は重量1トンです。
長崎くんち・庭先回りMAPもですが、NBC長崎放送のおくんちナビは大いに役立ちました。同じことを FBに出島復元整備室長の馬見塚 純治さんもコメント。
もひとつ感じたのはおくんちナビが充実&定着してきたり、スマホ、ツイッタ−、FBの普及で追っかけが完全にくんちの楽しみ方の一つとしてブレークする予感。長崎さるくを遥かに超越して市民や観光客のみなさんが追っかけさるいてました。
私も同感!! 長崎くんちの楽しみ方が変わっていく気配を感じました。
江戸時代(1634年)より続く長崎くんちが始まりました。10月7・8・9日。
2011年の踊町と演し物
紺屋町 傘鉾・本踊(ほんおどり)
出島町 傘鉾・阿蘭陀船(おらんだぶね)
東古川町 傘鉾・川船(かわふね)
小川町 傘鉾・唐子獅子踊(からこししおどり)
本古川町 傘鉾・御座船(ござぶね)
大黒町 傘鉾・本踊・唐人船(とうじんぶね)
樺島町 傘鉾・太鼓山~コッコデショ
長崎の古くからある55町(昔は77町)が順番に演し物をします。今年は、7年に一度巡ってくるコッコデショが出演です。これは、樺島町名物の演し物。東京から観に来る人も大勢います。
コッコデショ・その1です。
庭見世から長崎の町は、祭りが終わるまでシャギリの音で浮かれます。一番人気のコッコデショ。3箇所:市民会館前・松翁軒前・浜市アーケードで見ることができました。
タイミングよく出会えてわくわくでした。 カッコよか〜!! うっとり。。
10月3日は、長崎くんちの前に行われる庭見世(にわみせ)です。
庭見世には、出島町と樺島町に行きました。長崎一のお祭り・くんちは、10月7、8、9日三日間。今年の踊り町は紺屋町、出島町、東古川町、小川町、本古川町、大黒町、樺島町。
出島町は、阿蘭陀船(おらんだぶね)がド〜ンと・・・子供の頃、「そうこ」にあったのを思い出します。傘鉾、衣装、「花」、お祝いの品々が豪華絢爛。復元されたオランダ商館跡地に展示してあって雰囲気がピッタリです。
樺島町は、一番人気のコッコデショに長蛇の列。携帯カメラのカシャ、カシャ音と人の多さにびっくりしました。回転台にのった傘鉾は青天狗、赤天狗がぐるりと廻っててまた、人集り。
2006年は、桶屋町の庭先回りお手伝い。去年は、お菓子・海老糖や宮城野を頂き懐かしいです。
長崎っ子は、シャギリの音がするとソワソワ。この一週間は浮かれっぱなしです。
十月に入りました。庭にでると涼しい虫の声が・・・めっきり秋です。
かすかにコオロギの鳴き声が聴こえます。
虫は夜に鳴くもの思っていたら朝もなのですね。そよいでいる草はコミカンソウ。
みどりの葉っぱがゆれてる・・・心地よい朝です。
なにげなくyoutubeを見ていたら、ビックリ!! な声とプロモでした。今年、23歳になった英国生まれのシンガーソングライター、アデルです。
プロモは、セカンドアルバム”21″中の曲「ローリング・イン・ザ・ディープ」でした。2011年にリリース、全世界トータルセールスが2011年9月時点で1000万枚を突破しているそうです。
なんて魔魅力的な声!! 野太くのびやかな声にノックアウトです。プロモのモノトーン映像もスバラシイ!!部屋一面、ビッシリのコップの水がビートの振動でゆれる・・白粉まみれに踊るダンサー(サムライに見えた!!)・・ボードに投げられ粉々に散る白器の山・・都会の高層ビルが火の粉をかぶり燃えあがる・・・
これは、買いたい!! タワーレコードに行って輸入版を買ってきました。本当に、CDを買って聴こうと思うことが少なくなっていましたが、即行!!でしたよ。
娘に聴かせたら「70年代のビートがあるから好きになるのかも・・時代って戻ってくるのね。」って、ぽそり一言。ポイントを突いていますね。 ADELEにハマリそうです。!!
長崎の洋菓子店・アリタでは、夏の楽しみジェラートが定番ですが、今夏はケーキもたくさん食べました。
誕生日にホールのケーキ、ロールケーキの他に美味しかったのは、カシスのデザート・メレンゲ包みです。最初に食べた時は、保冷が切れぎみでダラリとして・・でも、口の中でホンワリ〜・・溶けても美味しかったんです。
二度目は、溶けない内にサッサカ食べるぞ!!と思いましたが、娘に「断面の写真を撮らなくていいの?」と言われて・・そう、そう、待て!!・・です。
タルトの上にカスタードクリームを包んだムース。そのムースを又、カシスが入った白いふわふわのメレンゲで包んでいるんです。メレンゲはツンツン形です。
おかげで中身がくっきり解って食べると味覚もクリアになって・・フムフム、美味しさが倍増しました。 ヤッパリ、見て、解って、洗脳してから味わうって良かとですよ!!
ARITA 浦上店
長崎市目覚町5-23 TEL.095-860-0008 AM10:00~PM9:00 年中無休
http://www.patisserie-arita.jp/shopguide/ (長崎に6店舗あります。)