米袋パンパンに、新潟から新米コシヒカリが届きました。うれしい!!
新潟は日本一の米どころです。お米もさながら鮭、ニシン、ハタハタ・・美味しい魚もいっぱい。今から30年前に2年間くらした土地で、長崎育ちの私には新鮮な毎日でした。
思い出すのは、笹神村から新発田へつづく平野に米畑がドーンと広がる風景。春は一面の若緑のじゅうたん、秋には黄金色の穂先をたれた実りの畑。風がザ〜ザ〜とそよぐと若緑のじゅうたんは旗めく・・・。
お米どころにはうたもある。東京の坂野さんから届いた”月刊さかのちえ“にステキなお米のうたが載っていました。
福島のお手玉うた
米という字を ほどいてみたれば
八十八と よめまする よめまする
米を作るにゃ 春 夏 秋 冬
八十八の 手間かかる 手間かかる
米をほろけば 神や仏の
八十八の ばちあたる ばちあたる
炊き上がったホカホカの白飯は一番のおごちそうですね。 銀シャリは、おいしく。美しい。
黄色い稲の田んぼが一面に広がっていると・・顔がほころびます。10月は収穫の秋。
長崎市には稲を作る土地がないので、近郊の諫早市が県下一番の米どころ。諫早平野を抜けて有明海沿いの小長井町も海産地ながら田んぼでは稲刈りでした。
やっぱり、時間や手間がかかっても乾燥機を使っていないお米は美味しい。稲木に掛けて天日で干すので「掛け干し米」「はさ掛け米」と言われています。
この時期、我が家にも新潟から新米が送られてきます。目に浮かぶのは、風に吹かれ黄金に波打つ新潟の広平野。「こしひかり」の玄米を少しずつ精米して食べます。ぜいたくでありがたい!!
青空のもとに稲穂が実っていると・・・手を合わせ、天の恵みに感謝します。
十月に入りました。庭にでると涼しい虫の声が・・・めっきり秋です。
かすかにコオロギの鳴き声が聴こえます。
虫は夜に鳴くもの思っていたら朝もなのですね。そよいでいる草はコミカンソウ。
みどりの葉っぱがゆれてる・・・心地よい朝です。
朝晩はめっきり涼しくなってきました。
長崎の福田から見上げた朝空。雲が天高くたなびいている・・秋です。
風呼びのわらべうた「稲佐ん山から」は布を天高く・・空までとどけ!!の思いで放ちます。
「稲佐ん山から 風もらお〜、稲佐ん山から 風もらお〜、今んま 風もどそ〜」
一、ニの、三!!で。
お芋でもふかそうか・・こんな秋空の日は気分もすっきりです。
ー たとえば、いま、あなたが 都会を離れて 島で暮らす としたら。ー
なかなか惹きつけられるタイトルですね。
表紙の島は、吉祥寺に住んでいた男の人が14年前に移住したジープ島。憧れます。200歩で島一周、11本のヤシの木しかない島は、海好き、釣り好き、ダイビングする人・・には別天地でしょう。
でも、BRUTUSの付録「島暮らし HOW TO BOOK」20の覚悟項目にハハハと笑ってしまいました。良くても悪くても、”海に囲まれる”をプラスにするか、マイナスにするかは本人次第。憧れだけの私には無理っぽい!!
よく考えると、長崎は971の島をもつ日本一の島県。近くはフェリーで20分足らずで行ける伊王島。 それから、端島(軍艦島)・五島列島・壱岐島・対馬・平戸島・・・たくさんの島が味わえるところです。
私が暮らしている長崎市は離島から眺めたら都会でしょうが、東京、大阪、名古屋、福岡みたいな都会からは、微妙な小都会・田舎という位置です。
足元をみると長崎ってBRUTUSのような大冒険しなくても行こうと思えばすぐ島に行け、都会にも日帰りもできる良か土地でした!! 365日島暮らしはチョット・・・という私にはぴったりでした。
長崎市の茂木から20分車を走らせると、千々町の海岸沿いに両親の海の家あります。
千々町に入ると細い集落の道を通って岸壁まで進みます。岸壁を右折して海岸沿いに車を走らせると、海辺に白い家がポッカリ。あぁ、やっと千々の家に着いたな!!とホッとしていました。
海の田舎家は、海べりなので子どもたちが小さい時は、泳いだり、潜ったり、砂遊びのプライベートビーチです。畑には枇杷も栽培していたので、芽かきや袋掛け、収穫の手伝い、箱詰めして知り合いに送っていましたよ。
私は、ベーコンやチーズの燻製をたくさん作ったり、夏やクリスマスには人を招いてバーベキューパーティーしたり。でも、母が年老いて管理できなくなって・・・今日は姉弟が集まって断捨離をしてきました。
最近は、妹夫婦が気がけて草刈りや片付けをしてくれてたのですが、手に余るほど自然はタクマシイのです。雑草は伸び放題、びわの木の手入れや収穫も今年で・・もうソロソロ卒業です。
数年前までは、わらべうたの子どもたちと海水雑炊をつくって食べたり、磯遊びもしたなぁ・・年月が経ち、万物は衰退するんだね!!・・とチョッピリ悲しいです。
あの大震災から6ヶ月がたちました。忘れないようにと思います。
これからも、大きな地震がいつ来るか知れないのですから・・・日ごろから、明日という日は来ないかもしれない!!と、自分だけは別なんてオコガマシイ考えを捨てるようにと思います。 なかなかですが。。
9月11日は、朝からワークショップ、午後からは母のところに行っていて、母と14:46分に黙祷されてるTV中継といっしょに黙祷したのですが・・・現地の方々の苦渋生活と平穏に長崎に暮らす私たち。。
母と一緒に英語の単語のことや、たわい無い話がワラワラとできるって、ありがたいです。
いつまで続くか分からないけど、還暦を機に髪を染めるのを止めよう!!と思い立ち、7月の誕生日にベリーショートにカットしてもらいに行ってきました。
カットは、浜の町の美容院の「VERVE」さんです。ここのオーナーの吉本さんは、息子が帰崎したら、釣りに連れていってもらう方です。 私のゴワゴワ髪を今度も素敵にカットしてもらってウレシイです。
私は、外見は派手な服、行動はおっちょこちょいだけど前向きで、60歳には見えないですよ。・・・お世辞にいわれることを嬉しがってばかりでは、イケマセン!!
やっぱり、老年は避けられないものだ!!と気負っている最中で・・イマシメてる自分があります。でも、VERVEで見た家庭画報の桐島洋子さんのふわりとして上品なブラウンの髪に心がグラグラ・・。
でもでも、凄腕カットの吉本さんに頼みをつないで髪はごま白。服はカラフルに。心はゆかいに。行きましょう!!
VERVE
[weekday] 10:30~20:00(cut)10:30~19:00(perm or color)
[sun・holiday] 10:00~19:00(cut) 10:00~18:00(perm・color)
[close] 月曜日・第三火曜日
〒850-0853 長崎市浜町2-18ファサネイト浜町2F Tel 095-822-2708
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五島へ・・わらべうたの講演で行ってみたい!!の願いが10月に実現します。
以前、長崎市香焼図書館でわらべうたをした時のご縁で、Sさんから依頼の電話があったのです。Sさんは、数年前に香焼図書館を辞めて五島市へ移住されてたそうでした。
私には一度も行ったことのない五島は、近くて遠い島でしたが、Sさんは、五島へ惚れ込んでの移住だったそうで、それを聞くと期待がふくらみます。早速、長崎駅で五島の立派なパンフレットをもらってきました。
パッフレットには、福江・富江町・玉之浦町・三井楽町・岐宿町・奈留町の歴史、 施設、民芸、自然が網羅してあります。教会マップ、椿マップ、ダイビングポイントマップ。 あらら、、釣りポイントマップも載っています。
パンフの郷土料理を見ては、ぜ〜んぶ美味しそう!! 壱岐島ではウニ丼をねらって行ったなぁと思い出します。 船に乗って渡る島ってなんだか気分がワクワクするんです。
最近、家族あげて五島に帰った息子の友だち・・ともチャンは草草社という会社を立ち上げたそうです。行くにあったては、強い味方ができました。
五島へ。。楽しみ、楽しみ!!
朝にミーン、ミーンと賑やかにセミが鳴き始めると今日も暑くなるぞ!! でも・・もう、8月31日、夏の終わりです。セミの死んだ殻を拾ってきました。
セミはがんばって成虫になって、地上で鳴いているのは1ヶ月位の間だけです。卵→幼虫(この間は地下生活、3~17年)→成虫(約1ヶ月)。 後は、死んで・・この世から離脱するんです。
ちょっと・・ピントが合ってませんが、7月の末日、夜に羽化しようと木にのぼっている映像です。やはり、夕方のタイミングで夜をめざしてノソノソと這い上がる健気な姿に感動でした。
羽化
晴れた日の夕方、目の黒い終齢幼虫は羽化をおこなうべく地上に出てきて周囲の樹などに登ってゆく。羽化のときは無防備で、この時にスズメバチやアリなどに襲われる個体もいるため、周囲が明るいうちは羽化を始めない。このため、室内でセミの羽化を観察する場合は電気を消して暗くする必要がある。夕方地上に現れて日没後に羽化を始めるのは、夜の間に羽を伸ばし、敵の現れる朝までには飛翔できる状態にするためである。木の幹や葉の上に爪を立てたあと、背が割れて白い成虫が顔を出す。成虫はまず上体が殻から出て、足を全部抜き出し多くは腹で逆さ吊り状態にまでなる。その後、足が固まると体を起こして腹部を抜き出し、足でぶら下がって翅を伸ばす。
(ウィキペディアよりーセミの羽化してる動画みれますよ。)
2011年の夏も終わり。夏の間、元気に鳴いてくれてありがとう!! おつかれさまでしたね。
長崎は晴れ、清々しい朝ですが昼になるとカンカン照り・・でも、もう夏の終わりの残暑です。
福田から小江の道路沿いから見た小江港です。青空が広がっていて、すじ雲がスースーと線を引いて涼しげで秋がもうすぐです。 夏休みも後2日になりましたよ。
でも、今度は台風がやってくる時期で・・気になる12号の予報がでています。アメリカには、ハリケーンの「アイリーン」が上陸して、28日に少なくとも21人が死亡し、450万世帯が停電したらしいです。
九州は台風ラッシュ地ですが、アメリカには、あまりでっかい台風は上陸しないんですね。この時期に長崎県の島原では、台風を避ける風除け祭をしているそうです。 面白そう!!・・・今日で終わってしまった。
墨をつけられても良いように黒服を着て行きたかったなぁ・・・来年ね!!
この夏、みさかえの園でゴーヤを朝顔のグリーンカーテンのように育てていました。
そのゴーヤの涼カーテンに実ったコロンとした丸いゴーヤの実を2個もらったので、いつもの料理ではなく新しいのにチャレンジ!!と。うまく出来るか?美味しいか?は、チャレンジしてみないとワカリマセン。。丸いゴーヤを使った肉詰めと麻婆豆腐のコラボです。
ゴーヤの肉詰めは、作っている途中、アレレ・・ゴーヤのコロンとした丸型が崩れてフニャフニャになるかも?・・緑の色がくすんでしまうかも?と心配したのですが、・・・結論、とても美味しかったのです。
出来上がりの見場はよくないのですが、緑もあざやかに大皿にドド〜ンと盛りました。歯ごたえがあるゴーヤにジュージーな肉詰め(人参・えのき・たまねぎ・合い挽き肉)味は麻婆豆腐のタレにミックスされて、あんかけ肉詰めゴーヤです。美味!! ヨカッタ〜。 所要時間30分なり。
娘がこのところ麻婆豆腐が食べたかった!!と・・二人で大皿の大半をパクパク、モリモリ・・残りわずか。白ご飯に合いますよ。
千葉の友だちが、自宅にゴーヤと朝顔のグリーンのカーテンを育てて花が咲いたそうです。「にがうりの花があんなにいい香りがするとは知らなくて、花が咲いたとたんに蝶や虫が寄ってきたのにはびっくり。」と教えてくれました。
来年は、我が家もゴーヤと朝顔のグリーンのカーテンを育ててみよう!!
今夏の長崎は、曇雨ばかりでギラギラ照りつける陽やカラッとした日は少ないのです。
都会と違うので、クーラーも控えることができてアリガタイ夏といえばそうなのですが・・・洗濯物が乾かず、なんだか物足りない感じもします。
夕方に風の森ガーデンに行くと、あまり人の姿もなく、植物や小池には鯉が動かず・・ジ〜ッとしている。水が滔々と流れているタイル張りの水路もあって、ここは落ち着くところです。
今年は、もうすぐ秋がやってくるかも知れません。
この夏は、全国で猛暑のせいもあってかゴーヤカーテンが人気でした。
諫早市にあるみさかえの園の窓ごしにも、栽培した見事なゴーヤのカーテンが出来ていました。仲良く朝顔と一緒にグングン伸びてガラス越しに部屋からも透けて見えます。緑葉のカーテンが涼しそう!!
昔、ニガウリと言っていたのがゴーヤの別名です。父の好物のニガウリの味噌焼きを子どもながら一口食べて・・わぁ、マズイ!!・・とそれ以来、苦味でゴーヤを敬遠していました。
でも、ここ3、4年はその苦味が何とも言えなく好きになって、ゴーヤチャンプル、酢の物、蒸し物と夏には欠かせない野菜になりました。子どもと大人の味覚は違ってくるんですね。
我が家の夏の常備野菜はゴーヤ!! ビタミンたっぷりです。
今年、長崎の旧盆8月15日は、あいにく雨の精霊流しでした。
長崎市内は約600隻が出たそうで、震災の犠牲者を鎮魂する「東北丸」も流されたそうです。今年の県内の見込みは、精霊船数は3500隻、人出は18万6000人だったそうで・・でも、雨でイマイチの感じでした。
バッタリあった、ワンピースの精霊船を車からパチリと撮らせてもらいました。
初盆の家や町内で精霊船を出すところは、ゲリラ雨で気が揉めたと思います。提灯はぬれるし、爆竹も火がつかないし、紋付はぬれるし、お盆の3日間ず〜と雨でした。初盆の方々、散々でおつかれ様でした。
我が家もお墓掃除は、大雨洪水警報なども出たり・・・空を見上げては 今なら大丈夫?とサササ〜ッとすませました。ご先祖様、今年は花火もなしの簡素でごめんなさいです。
こんなことは、滅多にないんですが天候は人間の思うままにはなりません!! ね。