わらべうたとゆかいな日々
わらべうた 長崎のこと スモーク(くん製)

春になって、わらべうたを新体験してみたい方の為の無料のイベントです。

長崎県西彼杵郡長与町に新しい緑ケ丘団地ができました。
そこは、小高い丘にきれいな家が立ち並んでいて、その内の集会所をお借りします。

ピクチャ 1

長与でわらべうたをして20年以上になります。
団地内にお住いの金田さんは、幼かったhちゃんを連れて長与公民館でわらべうたを
あそんできました。hちゃんは、もうすぐ3年生!大きくなりましたね。

この春、金田さんは団地内の若いお母さんや赤ちゃん、子どもにわらべうたを紹介し
たいと集会所を手配して下さりました。
あらら、という間に団地ができてわらべうたのOBもお家を建てられているそうです。

月日の経つのは早い、、、OBの中には、小学校の先生になった人もいますよ。
また、大きくなったみんなに会えるとうれしいなぁ


   ”絵画の海を泳ぐ編み” 
   3月5日からGalleryEMで始まった竹下洋子の編み服 / 2010-2011AWに行ってきました。

   美術家の竹下洋子さんは雲仙出身です。
   現在、大分にアトリエを持つユニークなニットの服の作家さんです。

   明るい気分の服がずらり並び、絵筆で描くドローイングをバックに吊るされています。
   いろんな色、編み方、組み合わせがミックスされたニットは体型を気にせず楽しそう。

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   やはり、ギャラリーはニット服ということもあって若い女の人が多かったです。
   5,6日は、オープニングなので作家の竹下さんが在廊中でした。(左の方)

   作品を見るだけでなく作家さんにニット選んでもらえたり、好みの服を着ることも出来ます。
   買わなくても試着できるのは、ワクワクしますよね。
   娘も、ニット服を取っ換え引っ換え、組み合わせを替えてはモデル気分に、、、。

   会場に可愛らしい女の子がきていました。
   私も大きくなったら、、、こんな服を着たいなぁと思っているでしょうね。

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YOKO TAKESHITA EXHIBITION

絵画の海を泳ぐ編み
竹下洋子の編み服 / 2010-2011AW
2011.3.5(土)ー3.27(日) 12:00~19:00

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GalleryEM ギャラリー エム
〒850-0843
長崎市常磐町1−8 明治商会ビル2F
Tel 095-827-7602 Fax 095-822-5252
info@gallery-em.com
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今日、わらべうたの後におひな様ランチに招かれました。
赤ちゃんわらべうた繋がりのランチ会で、招いてくださったのはYさんです。

Yさんは、一人目のお子さんのnちゃんグループの発起人を2003年にして下さった方です。
2003年クラスは、みんな明るく活発なお母さんたちばかりで楽しいわらべうたでしたよ。
「ぎっこんばったん」「にわとり いちわが」「うちのうらの」など親子であそびました。

あれから、仲間が壱岐や五島転勤になったり、それぞれ8年間にいろいろありましたね。
そして、小さくて可愛かった赤ちゃんは元気な小学生2年生になりました。

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今年、またYさんの三人目のyちゃんと新しい仲間、2011年クラスができましたよ。
少人数のわらべうた仲間で、赤ちゃんの成長をず〜っと見守れるのはうれしいです。
わぁ、、よくできたね!と小さいおつむをみんなでナデナデしてあげるとか、拍手とかで。

そんなみなさんと、縁があって繋がっていけるのはホッコリとした気持ちになります。
Yさん宅のテーブルの上には、花びら皿にひな寿司、鮭の粕汁、たくさんのサラダ、ワイン。
どれをとっても美味しいおご馳走ですよ。  

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もちろん、ワインはアルコール0の清涼飲料水を頂きました。goodでした。
ノンアルコールビールもですが、ワインも甘くなくてパーティー用にはうってつけですね。

それに、手作りケーキの立派なこと。  抹茶ムースにいちごがサンドされています。
このケーキは、コルドンブルー 仕込みのお菓子の先生に習っているKさんの傑作でした。
抹茶ムースがふわふわで、、おいしかったぁ。

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きっと、Yさんはこのおひな様ランチの準備でてんてこ舞いだったでしょう。。。。
三人も子どもさんがいては毎日の生活でも大変なことですよ。

季節行事の時に、外食でなくてこんな風にみんなで赤ちゃん連れでできるランチを企画して
自宅に招きながら、楽しむYさんの行動力に感服します。

お招きありがとうございました。


最近、私は twitter(自分の呟き、140文字)をしています。

その中では、私が自由に選んだフォロー22名(他の人のつぶやきを自分のタイムラインに
表示する)のtweetも読めるんです。
フォロー22名の中に作家の高橋源一郎さんがいます。 その人のイベントのご紹介です。

高橋源一郎さんの「午前0時の小説ラジオ」が連夜「ほぼ日」からライブ中継されました。

ライブ中継は、2011年2月15日〜19日まで。午前0時から140文字で言葉を姿と共に発信でした。
第1夜は36コマ。全夜全文は@takagengenで読めます。
でも、毎晩のUSEREAMは、翌朝にまとめてtweetを読むのと別ものですよ。

カタ、カタ、カタとキーボードを打つと音と姿。
メモを見る視線、思索して留まっている数秒間、、、、不思議な緊張が。
ポスト・イットの挟んである本をめくる、、サワ、サワ、サワ。

他は何も無いのですが、作家が言葉を紡いでいる瞬間がリアルタイムに。
毎夜、その瞬間を見守る約1500人たちがいるんですよ。
USEREAMを見て、刻々とtweetする知らない人たちの言葉のおびが流れていきます。


第1夜は「生涯に一度しか文章を書かなかった老人の話」

木村センは、明治24年(1891年)、群馬県吾妻郡中山村(現・高山村)に生まれた。
センは、読み書きが要らない農民の子で、、、18歳で嫁ぎ、働き詰めの64年間。
5男4女をもうけ、晩年、怪我の為に働けなくなる。

最後に、字を孫と一緒に習い直し、一生に一回だけ文章を書く。
それが、木村センの遺書。


第1夜は「生涯に一度しか文章を書かなかった老人の話」
第2夜は「神話的時間について」
第3夜は「一度だけの使用に耐えうることば」
第4夜は「いいんだよ、そのままで」
第5夜は「忘れられないことば」

そのライブ中継の後の糸井重里さんとの対談もスゴ〜ク面白いんです。再配信は無いそうで。
ライブ中継室での直後の興奮冷めやらず、、、高揚感がありますよ。

私は、このところ毎晩が楽しみで、、、、5夜のライブ中継にワクワク、そわそわ。
「PCば打つ音だけ、、、とにお母さんヤバイ!!」って。娘が心配顔で言います。


長崎の諏訪神社と松の森神社の節分祭にいってきました。

丁度、19:30の鯱太鼓の始まり間に合ってヨカッタです。セーフでした。
鯱太鼓の面々のカッコイイ演奏!! 太鼓っていつ見て聴いても元気をもらいますね。



鯱太鼓の後に娘と合流して神社の甘酒を飲んだんだけど、、、、、それがなんと甘い甘い!!
二人で一杯でもやっとだったんですよ。もう、、、飲めない、タクアンが食べたいと。
それから、お参りして福豆を買って次は松の森神社に。

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松の森神社では、いつも上がってご接待に預かっています。ありがとうございます。
娘は、偶然にお茶の先生がいらっしゃってて、皆様とも久しぶりに和やかに話ができて
嬉しかったようです。

ここは、毎年ぜんざいが振舞われるのですが、、、、甘酒の直後ですので遠慮しましたよ。
しかしながら、、、、越乃寒梅を振舞われて美味しかった。

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松の森神社の豆まきでは、福豆を投げてもらって運良く手に取ることができてラッキー。
寒さにもまけず、境内には紅梅が花開いていましたよ。


T・斎藤さんがされている長崎ガイドの第5回オフの会に行ってきました。

オフ会はblogやtwitterをしている人が自由に集まる交流会。
遠くは武雄、佐世保、諫早からの参加で、私も初参加させて頂きました。

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前回の自己紹介は、3時間にも及んだらしく今回は一枚の写真をもとに一人30秒程度にと。
私はスライドショーを作ったら、あらぁ、2分53秒と!! なってしまい、、、、。
まあ、初回だからOKってことで、、、。  ヨカッタ、ありがとうございます。

武雄からいらしたジャルルさんは、お土産まで持ってきて下さったのですよ。
早速、帰宅して心遣いがこもっているお土産をパチリ。一枚。
(本当は、すでに最中一個食べてしまった!のだぁ、、美味しかったです。)

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関東出身のT・斎藤さんの超個人的長崎観光ガイドは、とてもフレンドリーなサイトです。
長崎人としては当たり前のことが、、そうか!と思う視点があって面白いですよ。

T・斎藤さんの白いステテコに腹巻の姿で県立美術館の前でジャンプ!!に爆笑しました。
面白かったぁ、素材集の遊び心!! こんなの大好きです。

楽しい会をありがとうございました。



ベーコン作り再開です。

もともと20年位前にはじめたのですが、何度も波があって3,4年ぶりの再開です。

今回は、ベーコンにしようと国産豚肉をコストコで買ってきてもらいました。

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ベーコン作りの60%の労力が下ごしらえ、後40%は燻煙する作業です。

5、6年前、その60%をまるまるして下さるパックラットというアウトドア店のベーコン会が年に1回ありました。

その会は、下ごしらえしてもらったのを半日かかって伊佐の浦コテージで燻煙して出来上がりでした。5キロほど作った直ぐのベーコンは生で食べてOK。

まっこと美味なんです!!みんなにもおすそ分けした残りは、冷凍室に保存して1年間食べつくします。

経験上、下ごしらえをするのは大変な時間や労力が必要だとわかっていました。

こんな、楽チンが4回ほど続きましたが、パックラット閉店でできなくなり残念。すごくありがたかったのですよ。

しかたがない。一から自力でエイっと再開することにしました。


材料

A) 豚三枚肉 3kg
B)1キロにつき=塩35g+三温糖10g(好みで香辛料)
C)ピックル液 水1,5L+塩400g+砂糖50g+醤油50g+ウィスキー50cc

下ごしらえ・豚肉

1) A)の肉を500g位にわけて切りフォークでまんべんなく突き刺す。
2) A)にB)をすりこむ。

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下ごしらえ・ピックル液

豚肉を漬けておくピックル液をつくります。
1)水が沸騰したら塩400g+砂糖50g+醤油50gを入れ、20分煮る。
2)最後にウィスキー50cc(酒でも可)と好みの香辛料を入れ冷ます。

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出来上がったピックル液に塩のすり込んであるA)を4日〜約一週間漬ける→冷蔵庫に保管。


下ごしらえ仕事は何でも大変。人を作るなりと思います。



お正月の三が日も終わり、諏訪神社の七草粥に行ってきました。

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9時半に着いたのですがもう長蛇の人、人、人。
へえ〜っ、以前はこんなに混んではいなかったんですよ。
よく見れば前列に並ぶは妹夫婦じゃないですか、9時過ぎに並んだそうな、、、やっぱりね。
立ち上がりが早い。

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どうにか1000人分用意された七草粥に入れました。ヨカッタ、ヨカッタ。
七草粥に梅干1個つけて頂くのですが、ほんのり出汁がきいてて美味しかったですよ。

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お詣りして、おみくじをひいたら小吉だったんです。
私の運は「あせってはいけない、控えめに、誠実に」と。深認です。
そうか、そうか、昨夜も大きなポカをしてすみません!の私にはピッタリなお言葉。

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おみくじは大吉以外は運気が上るように神社に左手で結んでおくと良い。との娘の指南です。
それではと、樹には結ばないで結び棚に右手で、、、結んできましたよ。


お正月会を松の内に!と長与公民館と長崎の教室でしましたよ。

外は、パラパラと小雪が降って寒かったのですがみんな集まりました。
年の始めにあそぶのは、お正月のわらべうた、羽根つき、独楽まわし、紙芝居などです。

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これは、お正月のわらべうた「おん正々々正月は」です。
たくさんの子どもたちと門くぐりや、しぐさをしながら踊るわらべうたですよ。

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独楽あそびもしました。
全員で独楽を「イキナガショウモン」と同じ、誰が一番長く回せるか?競争です。

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明日はもう7日になります。はやいですねぇ!!
諏訪神社に行って七草がゆを食べなきゃ!「ななくさ なずな」のわらべうたをうたいます。

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ななくさ なずな from yamada yukari on Vimeo.



独楽まわし。指先でひねるのが、、、、ちょっとむずかしいね。

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羽根つきは、し慣れないのでちょっと、、、でも珍しいムクロの音が爽やかです。

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さてさて、ロシア民話の紙芝居 ”火のとり”ですよ。
みんなの真剣な顔、顔、、小さいトモチャン怖かったねぇ、お母さんのそばで観てましたよ。

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うれしい縁起もののお菓子 ”ヘソ菓子” を。
これは珍しい縁起物のお菓子ですから、ぜひ皆んなにあげたかったのです。

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”ヘソ菓子”はどこで手にいれたらいいのか??
辿って行くと佐世保のエレナさんに、、、びっくり!!ですがわざわざ今朝、佐世保から
長与まで届けてくださったんですよ。 森田さん、ありがとうございました。

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待ちにまったお菓子タイムの後は、お正月会の記念写真をパチリ。
親子で羽根つきや、積み木で ”イギリス” や “たまりや” などをあそんで会を終わりましたよ。

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今年一年も、わらべうたでイッパイあそんで良い年にしましょうね!!


わらべうたのお正月会を2011年1月6日(木)に長与公民館と長崎の教室でします。
親子、友だちみんなで長崎のお正月あそびをしましょう!

日時:2011年1月6日(木)長与公民館 10:30~12:00、長崎教室 15:00~16:30
場所:長与公民館(長崎県西彼杵郡長与町嬉里郷636) リトム音楽教室(長崎市銭座町5-12)
参加費:無料
申し込み:わらべうたの会員か山田ゆかりへ e-mail:warabeuta@gmailどっとcom

♪ お菓子タイムがありますので飲み物、お菓子は各自お持ちください。
♪ 参加費は無料ですが、長与公民館のみ暖房費が一家族100円です。

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プログラム

1)あっかとばい   (長崎のわらべうた)
2)正月さん     (佐賀のわらべうた)
3)稲佐ん山から   (長崎のわらべうた)
4)紙芝居「火の鳥」
5)同窓会・お菓子タイム

お正月あそび、独楽あそび、羽根つき、「ベンケイガ」を覚えよう!などをします。

さよならあんころもち(閉会)



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昔ながらの羽根つきあそびは、コ〜ン、コ〜ンとムクロの音が爽やかです。
みんなでワイワイと独楽回しやリレーあそびをすると楽しいですよ!!

皆さん、お誘い合わせで集まりましょう。


「江戸時代ー長崎出島のクリスマス会」の晩餐会は、送り三味線で締めくくられました。

三味線、和太鼓、コンチキ(鉦・かね)のお囃子に唄いが流れ、なんとも粋なのですよ。
盃にお酒をつがれググ〜っと頂いて、一人ずつ送り三味線の風にのって帰れるって。

長崎の送り三味線 from yamada yukari on Vimeo.


本当に贅沢な締めくくりですよ。芸妓さん、地方さんお囃子の余韻がたまらない・・・・・。

この晩餐会に出なければ、江戸時代の出島のオランダ人の暮らしが解らなかったなぁ。
何を食べていたの? どんなものを聴いて、何を見ていたの?

タイムスリップした晩餐会は楽しく美味しいだけでなくて、江戸時代のカピタンや殿様と
同じ空間に居るありがたさ、出島への望想がじわ〜と身に染みわたって幸いでしたよ。

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「冬至を祝う晩餐会」という名に密かに変えてクリスマスを祝っていたオランダ人や隠れ
キリシタンのいた時代は終わりました。
一度変わってしまったら、人々は昔のことをみごとに忘れますね。

今は、商業市場のきらびやかで明るいクリスマスが当たり前。
プレゼント合戦、イベント、バーティーが連日続き街は車や人でごった返しです。


「江戸時代ー長崎出島のクリスマス」を紹介して6回目になりました。
楽しくて濃いイベントだったのでupしながら追体験しつつ、、ニヤリとなるんですよ。

こぼれ話は検番の美代菊さん。
晩餐会で名刺を頂いたのですが渡す時に芸妓さんは扇子に乗せて差し出すそうですよ。

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美代菊さんはあっけらかんとした、かわいい芸妓さんであこがれてこの道に進んだそうです。
正装、黒の裾引きに高島田の姿は21歳には見えませんね。 まるでお人形さんみたいです。

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ひょんなことでblogの話になりipadをとり出すと「私もblogしてるんですよ」って仲間ですよ。
早速、ipadを手に取り「geko 美代菊」を紹介してくれました。

芸妓さんとipad from yamada yukari on Vimeo.


カピタン部屋でサササッてipadを使う芸妓さんって何だか面白い光景でしたよ。
ipadを持って行っててほんに良かったとですよ!!


「出島大宴会」の前には見学の一般人たちにプレ・イベントがありました。
ヴァイオリン、フルート演奏、オペラのお披露目でカピタンが日常に暮らしていた畳敷の
カピタン居間で演奏されたんですよ。

自然光が柔らかく落ち着いた室内で、お殿様も目をパチクリして観てただろう洋樂が目の前
で聴けて皆さんタイムスリップされたでしょう。

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その上、晩餐会の前に特別に長崎検番の芸妓踊りも披露されてプレ・イベントとしては豪華な
顔ぶれでびっくりでした。



今はクリスマスは当たり前の風潮ですが、江戸時代の長崎出島内でもご法度だったのです。
でも、出島内で暮らすオランダ人は食事も祭り事も大変苦心していましたね。

禁教のクリスマス祝いを「冬至会」「お正月会」とカモフラージュするとはみごとに
郷に入れば郷に従えっていう知恵でしょうか?
きっと、当時のオランダ通詞の計らいも多大なものだったんでしょう。

たまたまプレ・イベントに居合わせた見学の人たちは、わぁ〜、出島ではこんなのが
平常あるのだ!と勘違いしたかもしれませんね。


「出島大宴会」は全3回あったのですがその都度、検番にいる芸妓さんは替わりました。

最終回は、長崎検番・総芸者数21名の内から、鹿の子さん と美代菊さんの芸妓さんと 地方の(じかた:唄や三味線)るり羽さんが黒紋付の姿で登場。

鹿の子さん
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鹿の子さんは小柄で踊りがお上手でした。 前イベントのオペラをきちんと正座して聴いていらした姿は美しかったです。

鹿の子さんを写真に撮りたいと贔屓の方がいらしていましたよ。

美代菊さん
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検番に初ういしい風を吹き込んだ21歳の美代菊さんは黒紋付がピッタリと決まって まるでお人形さんみたいですね。 おちゃめで活発な芸妓さんです。

後方にスラリと立っている方は、地方のるり羽さんです。 美人で粋に三味線や唄をうたわれる姿はかっこいいんです。華がありました。

長崎の思案橋から山の手に入って行くと長崎検番や料亭花月などがある丸山があります。 そこの丸山音頭です。



長崎には、「くんち」という大きなお祭りがあります。 そのお祭りの時に「もう一度!・アンコール」という意味のかけ声「モッテコーイ」 を囃して再演をたのみます。この双方の掛け合いや引き具合いが面白いんですよ。

しかし、踊りの「モッテコーイ」は正しくは「ショモーヤレー」と囃します。 晩餐会では、「モッテコーイ」も「ショモーヤレー」、、、片や「モッテカエレー」なども でて賑やかな宴会でした。

長崎の南にある島原半島の中央に温泉で有名な雲仙があります。湯の街の手ぬぐいにみたてた布を粋に振りながら踊る雲仙音頭です。



晩餐会の踊りは、「長崎ぶらぶら節」「浜節」「丸山音頭」「雲仙音頭」「もみじの橋」と お座敷遊びの豪華版でしたよ。

カピタン部屋に「ショモーヤレー」、「ショモーヤレー」の声が響いていました。



出島阿蘭陀料理のことをターフル料理ともいい、ターフルとはテーブルというオランダ語です。

18日の晩餐会メニューは、当時のオランダ冬至(クリスマス)又は旧正月などに出されていた
料理を再現、アレンジしたものでした。

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料理は、ベストウェスタンプレミアホテル。料理長は吉川慈さんでした。

一言でいうと、みんな美味しかったでんすよ。
当時の事だからってあまり期待しないでいたら、、、、どれも美味しくて赤、白ワインを
グ〜っと飲みながら、全部ペロリって頂いてしましました。 満足しましたよ。

一品目:(ニシン)のマリネと鰻(ウナギ)の燻製
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当時オランダの料理にオードブルというのはなかったそうで吉川さんのイメージされた
アレンジ料理でした。
私は、鰊は新潟で身欠きニシンと大根煮でよく食べてたのですが長崎では珍しい魚です。
鰊は油がのってるのでマリネも、ウナギも燻製にするとオードブルになりますね。
珍しくどちら意外性があって美味。

二品目:鶏のスープとふかひれのスープ
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本来は、ツバメの巣とチキンのすり身らしいのですが、アレンジでチキンスープに野菜と
ツバメの巣→フカヒレにされたそうです。  暖かくてまろやかな味でしたよ。

三品目:鯛の赤ワイン煮、ほうれん草の炒め、じゃがいものバター煮
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これが、美味しかったぁ!!
最初、この大きさで肉厚な鯛!の赤ワイン煮であるとは思わずお肉だと勘違いしましたよ。
ワインの渋味や香りが鯛とよくあっててパクパク頂きました。さすが、料理長ですね。

甘酒パン
甘酒麹を使ったパンと天然酵母を使ったパン2種類でした。
イースト菌ではなくてもふわりとしているパンでバターをつけて頂きました。

四品目:牛肉とオニオンの酸味煮
すみません、食べる前に撮るはずが、、、、食欲に負けました。
牛肉はトロケるように柔らかく、ワインビネガーの酸味と玉ねぎの甘さとミックスされてて
良かったですね。

五品目:骨付きイベリコ豚のソテー、人参のバター醤油煮、カブのバター煮
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骨付きではなく、食べやすく柔らかい程よい油がのった高級ロースハムって味。
冬の季節、カブは美味しいのでバター煮でもgoodだなぁと家の献立に取り入れますね。

六品目:洋なしのワイン煮、シナモンケーキ、水出しコーヒー
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シフォンケーキを軽くした様なシナモンケーキ、ラ・フランスの白ワイン煮と水出しコーヒー
で締めくくりでした。
由緒正しいカピタン部屋の晩餐会は、どれも、どれも、美味しかったですよ。
行って、本当によかった、よかった。

会場準備や料理、給仕、接待して下さったお膳立てのみな様に感謝です。

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