ずいぶん寒くなって師走のなかばになりました。
長崎の心田菴の苔もよかったけれど、何気ない小道の苔が美しい。
ひんやりした朝。苔のみどり、枯葉がぽとり、さわやかです。

心田菴は人があつまり過ぎて苔が踏まれたとか、ざんねんです。
ちかくに目を向けるとこんな美しい苔がありますね。
長崎のわらべうたをご紹介に長崎楽会に伺いました。
東京と長崎で開かれている長崎楽会は、東京80名、長崎40名ぐらいの会員がいらっしゃるそうです。
長崎大好き派で郷土のこと、歴史、文化を学習する方々が会員だそうです。

当日は、長崎駅前の交通会館に29名がお集まり下さいました。
長崎のわらべうたを中心に餅つきのうた、お正月うたなどをご紹介。
プログラム
羅漢(らかん)さんがそろたら (五島)
イキナガ ショウモン (佐世保)
もぐらうちゃ (島原)
町で饅頭(まんじゅう)こうて (長崎)
十月よ 十月よ (南島原)
ともさん ともさん (長崎)
酒屋ごご (佐世保)
オモヤノ モチツキ
しょうがつさん (佐賀)
*赤字をクリックするとわらべうたが動画で見れます。

せっかく、プロジェクターも用意してもらったのに、Windowsとの相性がダメでDVDもUSBも使えなかったのです。
映像なしの講座になりましたが、皆さん、てらわずにわらべうたを楽しんで下さいました。
しょうがつさんのうたは、ご実家が佐賀の方がいらして、昔、うたのようにお正月の準備をされていたそうです。
それを思い出され、懐かしいと教えて下さいました。うれしかった!!
佐賀にも面白いわらべうたがたくさんあります。よかったです。
先日、ゆうこう(柑橘)をもらいました。
外海町にわらべうた取材に行っていたころ、日宇さんからよく聞いてはいても食べたことがなかった。
長崎市の土井首地区と外海地区を中心に自生していた長崎独自の香酸柑橘みかんで、産地化を進めているそうです。

ミカンのようにむいて食べるのかとカン違いしていました。皮は固いです。
さっそく、ゆうこうティーにしてみました。
味は、レモンに似ていて酸っぱさ、香りももっとマイルドでした。

ゆうこうティーもいいけれど、焼き魚やフライに絞って美味しいかも。
他に、外海で日宇さんがゆうこうパンを焼いていらっしゃるらしい。
今度、久しぶりに日宇さんともお会いしたいです。
12月のわらべうたワークショップのようすです。
暮れは、保育園で餅つきもあるそうです。まずは餅つきのわらべうた、オモヤノ モチツキからです。
餅つきのベテラン先生から美味しい餅の食べ方や保存のしかたを教わりました。
クリスマスのうたや、お正月のうた、ジャグリングもあそびました。

プログラム
たなわたし
かごかご十六文
オモヤノ モチツキ
キツネヲ クッタラ
イギリス イギリス
しょうがつさん
がんがん島
銀のそり
*赤字をクリックするとわらべうたが動画で見れます

年の終わりで先生方は、クルスマス会や発表会の準備でおおわらわだそうです。
ほんとに、師走なんんですね。良い年がきますように!!
前回11月はここです。
次回は、2013年1月20日(日)です。
大人むけのイベント「ゆかいな日々」12月を開きます。
飲んで、食べて、わらべうたから元気をもらいましょう。
わらべうたとお酒・軽食付きで冬の夜をお楽しみください。
ーご案内ー
日時:2012年12月23日(日)午後6時半〜8時
場所:長崎おばんざい・紫織庵 Tel 095-820-5113
長崎市銀屋町1-1-2F(ふくろ橋たもと)
会費:2000円 (3品・1ドリンク)
定員:15名 (要予約です)
連絡:Tel 095-846-1642 携 090-9797-3709 山田ゆかり

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長崎のいこいの里・あぐりの丘に14年ぶりに行ってみました。
冬だからでしょうが、さびしく活気がなくなっていました。
オープン当時、子どもとバター作りなどに遊びに行った記憶があります。

人もいなければ店も開いていず閑散とした丘が広がっています。
14年の年月で、むかしの農業公園型レジャー施設は静まり返っていました。
時はうつりかわり、物も人も老いていくのを見るとわびしいです。仕方ない。

寒空に2頭の馬が囲いのなかでポツリといます。まわりは誰ひとりいません。
おいで、おいでと馬にまねき手をすると、ノッソ、ノッソと歩いて近づいてきてくれました。
「さびしかね〜」というと「そうなんだよ〜」と馬の目が答えて。
長崎に住んでいながら、こんな茶室があったのがおどろきでした。
心田菴は、中学校の時に通っていた片渕の山際にありました。
庭園も広く紅葉の木々が夕日にはえ、茶室は美しかった。
江戸時代からの由緒ある日本庭園と茶室「心田菴」の由来
心田菴は、何兆晋(がちょうしん)が長崎片淵郷(現在の片渕二丁目)に建設したといわれる別荘である。何兆晋は、寛永五年(1628)長崎に来た住宅唐人・何高材(がこうざい)の長男であり、万治元年(1658)に唐小通事となった。父・高材とともに清水寺本堂(国指定重要文化財)の寄進を行ったことでも知られる。
長崎の茶道において重要視された由緒があり、天和二年(1682)の「心田菴記」や、文化十四年(1817)の「心田菴図」など、当地に関わる資料も残されている。長崎市にとって継承すべき歴史的、文化的な遺産である。
名称の由来は「心田菴記」に心田菴主である「何兆晋の心の田畑はとても広大である。まさに子が種をまき、孫が耕すごとく、心の宝である。」と記されている。
つまり、人は地位や名誉、財産などより、「心の田畑を耕すことが最も大切である」との意味から名付けられたものと察せられる。
今回は、期間限定の公開でした。庭園の奥はまだ整備中。
古い由緒ある茶室が京都ばかりではなく、長崎にもあったのがうれしいです。
長崎の名所になることを願っています。
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長崎市の情報より
江戸時代からの由緒がある、茶室と日本庭園「心田菴」を一般公開します。
入場無料。市街地の中心部で、紅葉の風情を楽しみませんか?
期間:11月17日(土)から12月9日(日) 9:00~17:00
場所:長崎市片淵2丁目18-18 心田菴
事前申込み不要
階段、飛び石があります。足元にご注意ください
駐車場なし。また、車道に面していません
公共交通機関のご利用をおすすめします
【長崎県営バス「経済学部前」バス停から徒歩約5分】
【問い合わせ】長崎市文化財課(電話 829-1193)
長崎市のはずれ、琴海にミカン狩りにいきました。
朝からお天気もよく、大村湾が眺められる形上にミカン畑はありました。
軽トラックの荷台に乗せてもらって山道を登るのも楽しい!! 右左にゆられて、ユッタラ、ユッタラ。

ミカン畑には一本の木にすずなりのミカンが実っています。チョキチョキ剪定バサミで切ってはガゴに。
無農薬のミカンを味見をしながらの収獲。甘くて酸っぱさもある濃い味です。
むいて食べて新鮮そのもの、ゼイタクです。たくさん食べてミカンでお腹イッパイになりました。

ミカンの収獲には裏年があるそうですが、米藁を木の下にひいて手をかけられているそうです。
この畑は裏も表もなく、どっさりのミカンが実るリッパな畑でしたよ。
ミカンも野菜もいっぱい頂けてウレシカッタ!! 楽しいミカン狩りでした。
ありがとうございました。
「TOMITALIA トミタリア展」ではソファー、器、テーブル、ティーポット、花器、タペストリーなど。
どれもこれも冨田デザインが、よく考えられてステキなものばかり。
とりかぶと岳の自然の中で、洗練された身近に使うものがあって心地よい空間をつくっていました。

「意匠二次元半」について
僕は外来語の「デザイン」を’意を匠らす’「意匠」とした明治の解釈に魅了されている。身近になりすぎた現代の「デザイン」の陰に隠れて、「意匠」は簡潔で美しい響きとニュアンスがあるように思われる。造形や図案に限らない、もっと本質的な生きているそのものの反映という意識からも、僕の考えている「what is design」には「意匠」がぴったりで具合がいい。
「二次元半」とは二次元と三次元の間すべてをアナログな「半」の一語に集約したのである。
四次元は三次元の向こう側でなく二次元と三次元の間にあると言う人もいる。
浮世絵にあるのは、光と陰の現象を写実的にとらえるリアリズムとは対照をなす、図と地のバランス、即ち疎密のリズムによってみせていく空間である。伝統的に日本人は、空間を一旦平面的な要素に還元してから認識するといわれている。
重ね並べ、折り曲げといった平面的であることの自由さをうまく活用すれば、量(MASS)から出発する西洋の造形には実現できない領域があるのではないだろうか。直感したのは1990年。ロンドン。
三次元空間であくまでも平面とその質にこだわり、そこから立体へと造形を展開していった場合、出来上がりはおのずと彫刻的な三次元のあり方とは違う。その違いの本質を称して「二次元半」ということにしたのである。三次元には未だたどり着かず、二次元との狭間をさまよっている……..いつもみる夢。
「一点」にこだわり、その情報価値を高め、他の「点」とを結んでいる「線」を増やし、それぞれを太くしていくこと。情報発信力のパワーアップこそが、デザイナーの仕事であると確信している。「点」は無数にあり、世界は宝の山である。
ローカルに徹し、グローバルに発信してゆく。グローバルに思考し、ローカルに行動してゆく。
デザイナーと職人集団との共生も、知恵と技のバランスは、図面に終わらず、工房での対話+職人たちのネットワークによってすべてが可能になり、すべてが不可能になると思う。
冨田一彦
「ローカルに徹し、グローバルに発信してゆく。グローバルに思考し、ローカルに行動してゆく。」いいことば!!ですね。
冨田一彦さんのコンセプトにフムフムと感じ入りましたよ。

大村市のとりかぶと自然学校・生活科学研究所で開催中でした。
そこは、大村の高速インターから降りて15分ほどで、 鳥甲岳(とりかぶとだけ)の山麓にありました。
蛇行した山道をのぼると数棟の建築が並んでいます。壁全面にポリカーボネートで覆われている八角形の建造物。
その会場で冨田一彦さんの展覧会が開かれていたのです。

私の部屋にあるお気に入りのソファ「FUKPUK」(フクプク)のデザイナー。
長崎出身で世界的に活躍されている方です。
イタリアから帰国されて初の「TOMITALIA トミタリア展」ワクワクでしたよ。

自然に囲まれた会場はよかった。作品もすばらしかった。
ザンネンなことに、撮影OKをもらえたのにGoProがカメラモードのままで動画をとりそこなったのです。
最終日だったのに、しまったぁ!!
お正月に向けてのわらべうたワークショップです。
2012年12月9日(日)の参加者を募集をします。
ワークショップのコンセプトは、わらべうたを楽しくしましょう!!
子どもの年齢、イベントに合わせて実習です。どうぞご参加下さい。


ワークショップの内容
1)長崎のわらべうた 0才からのあそび 季節のあそびなど
2)カリンバ(アフリカ生まれの民族楽器)にチャレンジ
3)伝承のお手玉芸
4)ジャグリングもやってみよう
第12回わらべうたワークショップ 参加者募集
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日時:2012年12月9日(日)
AM 14:30~16:00
対象:保育士(子連れ可) わらべうたに興味のある一般方
会費:1500円
場所:リトム音楽教室 *茂里町のココウォークから歩6分
〒851-1132長崎県長崎市銭座町5-12 2F
連絡先:Tel:095-846-1642 携:090-9797-3709 山田ゆかり
e-mail:

締切:12月6日まで要予約
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前回、第11回わらべうたワークショップ(2012年11月)はここです。
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でかしたぞ!! 毎朝ショアジギングに励んだ釣果です。
モチロン、息子ですよ。ジグでこんなのを釣るなんて私には無理。
4キロのヤズ(ブリ)を筆頭にドド〜ンと5本ならびました。
ヤズ、ヤズ、ヤズ、サワラ、サワラ。出世魚です !!
刺身にしてあげたりしたのですが、後は塩麹漬けにしました。

今回の帰省中に息子は、海に、山に狩りをするハードな体験でたくさんの人に助けられました。
田舎ならではの縁のつながりで多くの収獲ができたようです。
そのお礼にお世話になった家をヤズ、サワラの塩麹漬けとやぶれ饅頭を持って伺いました。
すると、帰りにお土産に頂いたのがすごかったぁ。

田舎まんじゅう20個、赤かぶ大4個 里芋、サツマイモもどっさり。
なんだか恐縮してしまいました。ありがとうございます!!
さっそく、東京に送ろう。
長崎も秋が深まり冷え込みがきびしくなりました。
今朝は、霜がおりたそうで遠くにみえる雲仙の普賢岳にももうすぐ雪が降るでしょう。
諫早平野はすべて収獲がおわりました。刈り上げ畑がすがすがしい。

実が落ちた栗の木には、まだ葉があって秋色になっていました。
栗の木の下には、まるい綿毛のタンポポがあちこちにみえます。
のどか、のどか〜。農家の方々は慰労の温泉にいくのでしょうね。

でも、みかん農家、柿農家の方々は今からが忙しいのかもしれない。
なにげにスーパーでお米、野菜、果物を買うけれど、一つとして自分で実らせた作物はありません。自給自足からほど遠い。
畑を耕すことはできないなら、しっかり釣りをしなくちゃかなぁ、、と。
長崎市の中心街・浜の町で月1回、わらべうたをしています。
2回目参加のタッくん、馬はとしとしがお気に入りだったそうです。
ひざのせあそびから、カゴをつかったうた、餅つきうたなどであそびました。

プログラム
あかちゃんクラスのわらべうた
1)うまはととしとし
2)チュチ チュチ (長崎)
3)ボウズ ボウズ
5)こりゃどこのじぞうさん
6)がごがご十六文
7)コーコハ トウチャン
8)ねったかねらんかと (長崎)
9)おもやのもちつき
*赤字をクリックするとわらべうたが動画で見れます

やっぱり、最後におっぱいをもらったらコトンと寝んねです。
寝顔が満足で安心しきっていてる。 かわいいですね!!
長崎の中心街ある気楽家さんは、いつ行ってもゆったり。
お店は、中通商店街、寺町、浜の町もすぐ近くで便利な東古川町です。
東古川町は京都みたいな町並びがにあって、ししとき川の近くにあります。

そこをお借りして、今夏からわらべうたをしています。
わらべうたが終わるとホッと一息。お店でくつろぐコーヒーはおいしい!!
ラムネもコーヒーも200円なんて、浜の町には無い。ありがたいくつろぎスペースですよ。

だんだん、長崎でも古い家が建て替わってザンネンなこのごろ。
でも、東古川町は気づかない明治、大正、昭和の風情があります。
気楽家
住所 長崎市東古川町4-15
Tel: 095-826-0625