長崎県立美術館で、本木昌造の起こした「長崎 活版 巡礼展」を12月3日~11日までしています。
なんと、無料。 五島から来ているトモちゃんと出かけました。
子どものワークショップ中で、クリスマスの図柄や、名前、いろいろ活版印刷が体験出来ます。
服が汚れないようにと、子どもにブルーのだぶだぶエプロンがかわいい。手にインクをつけながらです。
アシスタントに手伝ってもらって、クリスマスツリーの文様やメッセージカードをカッタン、カッタンと押して、おもしろそう!!
10、11日は大人向け、親子のワークショップもあります。詳しくは、教育プログラムをご覧くださいね。
トモちゃんから、大阪では、阪神淡路大震災で大阪の活版道具が全滅してもう出来ないと聞いて残念です。
今の世の中は、いっぺんに大量に印刷する方向に変わった。活版印刷はとてつもなく手間がかかる零細の手仕事です。
一旦、手仕事の道具が無くなれば、伝えたい人がいても無理な世の中になってしまった。
手間を惜しまず伝える人。道具。それをやってみたい若者。三つをつなぐネットワークはできないのかと思います。 続く。